【八橋蒔絵螺鈿硯箱】 主題は『伊勢物語』第九段「八橋」です。「光悦蒔絵」と同じく鉛板を効果的に用い、平蒔絵と螺鈿を併用して全面を律動的に構成しています。明治11年(1878)のパリ万国博覧会出品作です。翌年から管理を博物館が引き継ぎました。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【埴輪 挂甲の武人】 左手は大刀を持ち、右手は弓を執り、背中には靫を背負っています。胴回りを守る挂甲を中心に、頭から足先まで完全武装した、写実性の高い武人埴輪です。近年修理が完了しました。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展 #埴輪の日 #ハニワの日 #はにわの日
【聖徳太子絵伝】 聖徳太子の生涯を絵画化した絵伝の現存最古かつ最大規模の最高傑作です。もと法隆寺東院の絵殿内壁に嵌められていた障子絵で、建築と一体化した、実際の地理関係と呼応する雄大な画面空間が特徴です。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【納涼図屛風】 晩夏の夕べ、一日の労働を終えた三人の家族が、涼みながら無言で満月をみつめています。三人の輪郭線や月などのモチーフがすべて異なる筆法で描き分けられて、守景の卓抜した画力が遺憾なく発揮されています。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展 #大暑
【片輪車螺鈿手箱】 甲盛が強く、胴も張り、丈の高い鎌倉時代特有の力強い姿。全面に金粉が蒔き詰められ、螺鈿は輪郭線のみを切り透かす高い技術を見せています。江戸時代には雲州松平家が所有し、のち文化庁を経て東博に管理換となりました。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【孔雀明王像】 仁和寺に伝わった弘法大師空海ゆかりの作例に基づきます。細やかな截金文様が見所で、優美な画風に当時の貴族の美意識がうかがえます。若き原三溪が一万円という破格の値段で井上馨から購入し話題となりました。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【古今和歌集(元永本)上帖】 孔雀唐草文ほか多様な文様の雲母摺りや、金銀箔が施された日本製の唐紙が使われています。原装幀のまま『古今和歌集』を完存する現存最古の遺品です。巧みな連綿を駆使して料紙に合わせた流麗な仮名が見事です。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【平治物語絵巻 六波羅行幸巻】 平安時代末に起こった平治の乱を描く絵巻です。松江藩主・松平家に伝来し、1938年、松平直亮氏より寄贈されました。同氏による寄贈は国宝の東洋書跡を含み、東博のコレクション充実に大きな役割を果たしました。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【紅白芙蓉図】 一日で白から紅へと変化する酔芙蓉を描いています。二図の間で、朝から夕方への時間の経過があるのに加え、一図の中でも、蕾からそれがほころんで満開になるまでの花の一生が展開します。南宋の宮廷画家、李迪の代表作です。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【地獄草紙】 八大地獄の一つ、叫喚地獄での責め苦を描く絵巻です。平安時代末に作られ、制作当初は後白河天皇の蓮華王院宝蔵に納められていたと考えられています。江戸時代には岡山の安住院に伝来し、1950年東博に収蔵されました。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【舟橋蒔絵硯箱】 「光悦蒔絵」を代表する特異な形状の硯箱です。源等の和歌を主題とし、金地の蓋表を大胆に横断する鉛板の存在感は、山形の器形とともに本作の主要な特徴となります。文部省博物館が購入した初期の収蔵品の一つです。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【東大寺山古墳出土品(金象嵌銘花形飾環頭大刀ほか)】 日本国内で出土した最も古い象嵌銘文大刀として著名です。刀身部は紀年に吉祥句と常套句を連ねる銘文の内容から中国製とみられます。ただし大刀に付属する環頭柄頭はいずれも文様からみて日本で製作されたと考えられます。 #東博の国宝 #国宝展
【白氏詩巻】 藤原行成(972~1028)が、中国・白楽天(白居易)の詩集『白氏文集』から8篇の詩を揮毫したものです。転折の部分が柔らかく端正でありながら軽快な和様の書は、「三跡」の一人と称される行成の代表作といえます。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【松林図屛風】 等伯(1539~1610)は豊臣秀吉が天下を統一したころ、この松林を描きました。伝統的な主題である松林を墨一色で描き、湿った空気に包まれる大気さえ感じさせます。日本の水墨画の最高峰ともいわれています。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【海磯鏡】 非常に大型の鏡で、背面に波の文様を施し、波間に鳥や動物が遊ぶ山岳や舟に乗る人物などを表わしています。奈良・法隆寺伝来で、奈良時代の記録から、光明皇后が聖徳太子の冥福を祈って奉納した品であることがわかっています。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【江田船山古墳出土品】 鏡は中国南朝、頭を飾る冠帽と亡くなった被葬者の足を飾った沓は朝鮮半島南西部の百済、耳飾は朝鮮半島南部の大伽耶に由来します。被葬者の国際的豊かさを示し、地域の王にふさわしい豪華さをあわせもっています。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
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【コンプリートには最低3回】 「国宝 東京国立博物館のすべて」で国宝89件すべてを見るために3期間行くと「東博国宝博士認定書」がもらえるスタンプラリーを実施中。非売品の国宝カード89種すべてを入手するチャンスも! 詳しくはこちらの記事で👇 artexhibition.jp/topics/news/20… #東博の国宝 #国宝展
【延喜式 巻第四】 延喜5年(905)に編纂が開始された全50巻の行政マニュアルです。藤原摂関家の周囲で書写され、九条家に伝わった28巻のうち、多くが平安時代中期の最古写本で、当時の行政文書や書状の裏面を利用しています。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【賢愚経残巻(大聖武)】 聖武天皇筆と伝えられる雄渾な大字の経文から「大聖武」と呼ばれる写経の名品です。賢者と愚者の果報を説く『賢愚経』を書写していて、もとは東大寺に収蔵され、加賀前田家に伝わった残巻のうちの一巻です。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【洛中洛外図屛風(舟木本)】 京の東寺から河原町方向を眺め、右の東山あたりから左の二条城までが描かれています。祇園祭の神輿渡御は熱気にあふれ、六条三筋町の花街や四条河原の歌舞伎小屋などでは、人々の喧騒が聞こえてくるようです。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【秋冬山水図】 歴史の教科書や切手などにも使用される著名な山水図です。力強くも荒っぽい筆使いや、構築的な画面構成などに雪舟らしさが見て取れます。明治期には「夏冬山水図」と呼ばれるなど、性格付けが難しい作品でもあります。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
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今回のグッズで特に気に入ったもの。 国宝刀剣てぬぐいと、国宝刀剣全部乗せの風呂敷。 手ぬぐいは等身大!つまりあの迫力ある大包平の刀身が我が家に!!!やだ素敵😍 あと例の鬼畜な国宝カード。スタンプラリーで更に頂けるらしいので通わねば! #国宝展 #東博の国宝
【扇面法華経冊子】 扇紙に法華経を書写した珍しい装飾経です。下絵には多様な主題のやまと絵が描かれています。東京美術学校助教授、帝室技芸員などを務めた小堀鞆音(1864~1931)の旧蔵品で、1886年に購入された最初期の収蔵品の一つです。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【扁平鈕式銅鐸】 銅鐸は弥生時代の青銅祭器で、ベルのように鳴らし豊穣を祈ったとされています。身の区画には、狩猟や脱穀の様子に加え、稲作を営む弥生時代の人々に身近であった水田に集う生き物の姿が描かれています。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展
【法華経方便品(竹生島経)】 蝶・鳥・草花の下絵を金銀泥で描いた料紙に、繊細な和様の書で経文を書写した装飾経です。『法華経』巻第一の後半にあたる残巻で、前半が琵琶湖の竹生島宝厳寺に伝わることから「竹生島経」と呼ばれています。 #東博の国宝 #東博創立150年 #国宝展