#新規刀剣紹介 第5弾は、幕末に名人とうたわれた刀工・藤江清次郎清光が、明治2年(1869)に打った刀です。清光の代数については不明な点もあり、実際に清次郎清光が何代目に当たるのかは諸説ありますが、指し表の銘により、当人は自身を11代目と考えていたことがわかります。#大加州刀展
#新規刀剣紹介 第3弾は、7代藤嶋友重が貞享元年(1684)に打った太刀です。刃長88.1㎝と長大で、身幅も広く、豪快な作りに圧倒されます。注目すべきは茎の銘文で、加賀藩の重臣・奥村庸禮(やすひろ)の依頼で打たれたと刻まれています。注文主のわかる貴重な刀剣です。#大加州刀展
#新規刀剣紹介 第2弾は、初代兼若が慶長12年(1607)に打った脇指。ポスター・チラシにも採用しました。特殊な形状をしており、刀身の山形に高くなっている部分(鎬)の位置が、指し表は棟に近い鎬造、指し裏は刃に近い切刃造と、表裏で異なります。全国的にも希な例です。画像は指し表。#大加州刀展
#新規刀剣紹介 】令和4年度展では、新たに12振りの刀剣を追加しました。本日よりいくつかご紹介していきます。第1弾は、江戸時代初期の名工・初代兼若が慶長9年(1604)に打った刀。「野分」という号を持っています。大鋒幅広で、桃山期の刀剣の典型的な姿をしています。#大加州刀展