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#宝石言葉 もう少しこの話題を。  王侯貴族がぶっとい指にルビーやエメラルドの指輪をはめるのは、護符的意味合いが強いとのこと。毒物の具体的接触は金銀の変色で察知し、将来的な暗殺や凶事はルビーの輝き方で判断するという伝承があります。悪霊、生霊の類はサファイアで撃退とのこと。
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#宝石言葉  先程紹介した『タリスマンの書』の著者パヴィットは20世紀前半に活躍したロンドンのオカルト宝飾店の経営者でもありました。照応論に則った護符系宝飾や結社の徽章などを作製して評判を博しておったのです。図はオークション等に登場したパヴィット作の逸品たち。
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#宝石言葉 関連でゾディアックストーンも出しておきましょう。以前紹介したパヴィット『タリスマンの書』(1922)から。  もうすぐカニ乗りおやじの巨蟹宮が到来しますので、対応宝石であるムーンストーンやキャッツアイが力を帯びるのであります。誕生石とは少し発想が異なるところが面白いのです。
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#宝石言葉 がトレンドにあるので。 とりあえず調べますと1846年のオズグッド詩集にそれらしきものがありました。花言葉が流行るなか宝石がすねてるぞ、「宝石は決して枯れない花」だぞ、と。そしていろいろな宝石の特徴を宝石言葉として述べていくという趣向。興味深し。