ラテン語の「緑」 #ビリジアン ヒ素を含み猛毒だった人工エメラルドグリーンに代わる色として1838年にパリのPannetierとその後継者であるBinetにより開発されました。紫に並び緑も顔料がほとんど無かったため、単一の顔料で美しい緑を彩るビリジアンの登場は極めて画期的でした。 #絵具の物語
母なる大地の緑 #テールベルト 「terre = 大地、verte= 緑」和名にすると「緑土」の名前を持つこの絵具の顔料は、柔らかい緑色で淡い色合いを混色するのに完璧なやや低い着色力を持つ半透明な顔料です。イタリアの画家たちは肌色の下塗りによく用いていました。 #絵具の物語