#正倉院展#第69回正倉院展の主な出陳宝物 中倉 碧地金銀絵箱 (献物箱) 1合 ヒノキ製の美しく彩られた箱。仏・菩薩への献げ物を納めたと考えられる。外側は青緑色で、金銀を用いて草花や鳥の文様が描かれている。底裏の墨書から、かつて東大寺にあった千手堂に伝えられたとわかる。
#正倉院展#第69回正倉院展の主な出陳宝物 中倉 緑瑠璃十二曲長坏 (ガラスのさかづき) 1口 口縁に十二の屈曲を持つ酒坏。外面に植物と兎の文様を線刻する。鉛を多く含み、銅の成分で緑に発色する。ササン朝ペルシアの金銀坏に祖形が求められる。シルクロードの文化交流を象徴する品。