アレクサが誕生するよりはるか前母は家電に話しかけてた #短歌 #深水短歌 #tanka
この駅で降りればありふれた日々がドアが閉まれば旅がはじまる #短歌 #深水短歌 #tanka
「振ってからお飲みください」振ってたらどんなおいしさだったんだろう #短歌 #深水短歌 #tanka
会うことはないのでしょうがこの星で80億の他人と生きる 深水英一郎 #短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka
給食でたまに出てくる磯辺揚げ喜びすぎてあだ名にされる 深水英一郎 #短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka
ゲーマーのすべての機器は光るのにゲーマーだけは発光しない 深水英一郎 #短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka
水たまり歩く時だけ感謝する靴底の厚み十分なこと #短歌 #深水短歌 #tanka
音だけで推しはかるなら歯科院の壁の向こうは地獄でしょうか 深水英一郎 #短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka
壊れずにいてほしいなら花束を抱きしめたまま寝てはならない 深水英一郎 #短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka
昨日 今日 明日と時間は名を変える変われないままの二人乗せて 深水英一郎 #短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka
傘立ての最後の傘で店を出る折れてた骨が完治している 深水英一郎 #短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka
ふたりが手を強くつなげばつなぐほど手のひらのなか育つ暗闇 深水英一郎 #短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka
エンドロール出たが涙は出てこない泣ける理由をネットで探す 深水英一郎 #短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka
ぼくたちに言葉がいらなくなったときスマートフォンは役目を終える #短歌 #深水短歌 #tanka
他のビル見下ろせるほど高いビルその目線からチャットで謝罪 #短歌 #深水短歌 #tanka
いや違う出かけたくないのではなくここが世界の入口なのだ #短歌 #深水短歌 #tanka
帰宅部は最大派閥誰だって帰宅するから では帰ります 深水英一郎 #短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka
右向きに視界から出た文字列がマリオのように左から来る #短歌 #深水短歌 #tanka
恋とは死を忘れ去ること。愛とは死をだんだん思い出していくこと。 深水英一郎 #短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka
世の中を子猫目線で見直せば飛びつきたくなることであふれる 深水英一郎 #ねこの短歌 #深水短歌 #ネットバース #tanka