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#ガルリト [敗北の味]
あれから3日。クーンが意識を取り戻す。
徐々に視界が開けてくるその目に映ったものは、心配そうに自分を見つめるハチの顔であった
全てを理解した。そして…
馴染みの顔を見たクーンの心の梁は折れた
『ハチぃ…あたし…負けちゃった』
ハチの胸に顔を埋め泣き出すクーン
↓続
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#ガルリト [クーンの過去]
ハチが探した廃屋で戦いの傷を癒すクーン。だが休息時間を持て余すようで…
『ハチはまだ知らないよね?あたしの生い立ちや、旅に出た理由や目的を。暇つぶしに話そうか?』
※少し長いですが💦よろしければ皆さんもハチになったおつもりで↓をタップしてお聞きください😊 twitter.com/toyou_andforme…
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#ガルリト [happy day's①]
-何度同じ事を言わせる気じゃ竜頭姫。
『お願いですツクヨミ』
-フゥ…
お嬢〜さん❗️おめかしして何処行くのー?
『お友達の家に遊びに行くんですよ❣️』
-い〜な〜💦
『うふ!いってきまーす❣️』
-(やっと出かけた💧朝から何度目じゃ。友の家…余程嬉しいのじゃな)
↓続
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#ガルリト [happy days②]
イルマの家にお呼ばれされたリューズ。
賑やかな食事、お喋りに花咲く縫い物タイム。
夢じゃありませんように…何度も頬をつねるリューズ。微笑むイルマ。
あっという間におやつの時間。
……
大きなパイを丸かじりするリューズ。驚くイルマ。
「ちょっと待ったあ‼️」
↓続
6
#ガルリト [逃げちゃだめ②イルマのケープ]
リューズ
『こんな素敵なケープをわたしに⁉️どうですか?似合ってますか?💕』
↓続
7
#ガルリト
[兄として②完結編]
(いつだって僕はそうだ…別れの時がきて初めて気がつくなんて。リューズ…いつの間に君はこんな美しい少女に)
ビュート「それは…5年前のあの日、僕が君に贈ったイヤリングだね」
↓続
8
#ガルリト
“地図にない街”へ。旅の途上のクーン達一行。
クーン『なあにハチ?ダニエルから何を預かってきたの?』
『⁉️これ…あたしの故郷の、草原の短弓だよ‼️』
ハチ「へい。姉御が喜ぶだろうって団長が」
『喜ぶよ❗️❗️嬉しいよ‼️うわあ✨ハチーッ❗️ダニエルーッ❗️大好き❣️』
(?この矢筒…)
↓続
9
#ガルリト [逃げちゃだめ③]
イルマと別れビュートの市長官舎を訪れたリューズ。
ビュート「この前までは“おかっぱ頭”だったのに、少しの間にちょっとお姉さんに…きれいになったねリューズ///」
『なにをドギマギしてるんです?そんな事よりまずお菓子をくださいビュートさん💕』
↓続
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#ガルリト [少女は静かに闘う-終章-]
涙を浮かべツクヨミ杖にすがるリューズ
『これを口にしたら、わたしはまた記憶を奪われてしまうでしょう。でもツクヨミ、貴方にさえ伝える事ができれば…助けて…ツクヨミ』
『わたしの中に…
もう一人います❗️』
↓続
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#ガルリト
[厄災編 完][兄として①]
(もうすぐ夜が明ける…旅立ちの朝、か)
ベットの中からぼんやりと、カーテン越しにバルコニーを見やるビュート。
そこには…
月の光がそのまま朝の露になったかのような少女-リューズ-が立っていた。
↓続
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#ガルリト [厄災②]
リューズ(150年前…わたしが街の外に出た事で大勢の人が亡くなったなんて…思い出さなきゃ…何が起こったのか)
…
……
…
『リューズわかんなぁい💕』
ビュート「そ、それは…」(꒪ཀ꒪*)カハッ♡
ツクヨミ-で、伝説の…( ´͈ཀ`͈ )ゴフッ♡
「「らくあ姫のポーズ‼️」」
↓続
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#ガルリト [厄災③※重要]
街を散策するビュートとリューズ。
やがて、城門の前でビュートは足を止めた。
「あれが見えるかい?門の上に小さな石板が嵌め込んであるだろう?」
目を凝らすリューズ。
『文字みたいな模様が刻まれていますね』
「その文字の意味は分かる?僕らには読めないんだ」
↓続
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#ガルリト [厄災①]
ビュート「これをごらんリューズ。代々の市長、僕の先祖達はこの街300年の事柄を書き残していたんだ」
「それをね、僕とヤヤ姫様は“君に関する記述”だけを一冊にまとめたんだ。それがこの本さ」
リューズ『…厄災の事も?』
机で本を開くビュートの肩越しに覗きこむリューズ
↓続