青薔薇の剣を通して、キリトに語りかけた四人目の声は…もちろんユージオです。死後のベルクーリにアドミニストレータが語りかけてきたシーンの解説でも触れましたが、《オブジェクトデータにフラクトライトの断片が保存される》現象がここでも起きています。 #WoUcom
しかしガブリエルは、作中で対峙するキリトたちだけでなく、読者さんが心を覗いても何も見えない、まったく理解も共感もできない、異質さだけしか感じられないキャラクターにするべくあれこれ工夫しました。キリトと因縁を作らない=キリトに理解の機会を与えないというのもその一環です。 #WoUcom
崩壊しかけてしまった黒ユナのコアプログラムを、旧SAOサーバー内で白ユナ=ユウナが自分を犠牲にする形で修復し、融合したから…と思っておいて下さいませ。このあたりのお話(コーディアル・コードの続編)を、マテリアル・エディションで何回かに分けて連載するつもりだったのですが、 #WoUcom
腹違いのお兄さん、かなりキリトに似ていますが別に血縁関係があるというわけではないです。しかし兄の容貌が、ヴァサゴの人格の深いところに影響を与えたということはあるでしょうね。 ヤングヴァサゴは岡本信彦さんが演じて下さいました! #WoUcom
詩乃、直葉、明日奈のSTLがキリトのSTLに接続され、《セルフイメージの補完》が始まります。 さらに、折れた青薔薇の剣を通してキリトに呼びかける四人目の声が…! #WoUcom
振り向いたアスナの眼前で、ついに立ち上がるキリト。ここ、web連載の時も文庫化した時もどう描写するか散々悩んだんですよね…。webの時は垂直ハイジャンプから連続宙返りを決めてザシャッと着地するという超カッコイイ立ち方だったんですが、 #WoUcom
その記憶がユージオの最後の言葉になったのだとすれば、ギガスシダー(=夜空の剣)にもまた、ユージオと一緒に星を見上げていた時の記憶が残っていて、この記憶解放術を発現させる一助となっているのだと思います。 #WoUcom
青薔薇の剣の武装完全支配術によって、殺戮に駆り立てられていた赤騎士たちとヴァサゴは完全に凍結させられます。もしユージオが編み出したこの技が、対象に苦痛を与えるものだったら、闘争を収めることはできなかったでしょう。 #WoUcom
「僕は…やるべきことを、やれたかな…」と呟くエイジに、「頑張ったね、エーくん」と声を掛けるユウナ。融合したと言っても黒ユナは自在にユウナの姿に変身できるわけではなく、これもアンダーワールドという特殊な環境が起こした例外的事象でしょう。 #WoUcom
その後のキリトとアスナ、ロニエとティーゼ、そしてイスカーンとシェータの様子は原作20・21巻の『ムーン・クレイドル編』で、200年間のほんとに初期だけですが語られているのでご興味おありの方はぜひお手に取って頂ければ嬉しいです! #WoUcom
ついに復活したキリトさん! インサートつきパンアップで主人公らしさを見せつけております。このシーン、原作ではアスナ視点で描写されているのでキリトが何を考えているかは不明なんですが、仲間たちに感謝しつつも、ユージオの死を改めて受け止める痛みに耐えているのではないでしょうか。 #WoUcom
ついに対面するPoHとキリト。「It's show time!!」の決め台詞でEDへ。そしてED後でブイーンと起動していた、SAOのプレートがついたメインフレームは…!? というところで17話『悪魔の子』に続きます! お付き合いありがとうございました! #WoUcom
ガブリエルはキリトの心臓を抉り、喰らおうとします。激痛に耐えながら、「そんな所に心も記憶もあるものか」と言い放つキリト。これまで繰り返されてきた、「思い出はここにある」という言葉の「ここ」が指しているのは魂そのものであり、肉体はただの器です。アンダーワールドでは特に。 #WoUcom
《全ての理解を拒むキャラクター》にしようと思ったからです。SAOの歴代の敵役…オベイロン、新川兄弟、エイジや重村、アドミニストレータ、ヴァサゴ、そして茅場ですらもどこかに共感…まで行かずとも理解できる部分はあったと思うんですよね。心の裡を、程度に差はあれ想像できる。 #WoUcom
YUNA(黒ユナ)をOSで動かすために旧SAOサーバーを稼働状態のままOSサーバーに接続させていました。OS事件後、YUNAの運営権はカムラ社とアリオルームという芸能事務所に引き継がれましたが、その後あれこれありまして、 #WoUcom
前半24話のラストで過電流によりフラクトライトを損傷した時、キリトはひたすら「ユージオではなく俺が死ぬべきだった」と自分を責めていました。セルフイメージが修復される過程で、その悔恨が真っ先に再生されてしまいます。 #WoUcom
Aパートの解説はここまでです。Bパートの解説は、明日の同じ時間くらいにする予定です! お付き合いありがとうございました! #WoUcom
エイジの猛攻に押されるヴァサゴ。ザコ扱いしていたのに、思わず「てめえ、何モンだ」と誰何します。それに対するエイジの答えは…! #WoUcom
倒れたエイジに駆け寄る黒ユナが、ユウナ/悠那の姿に! 黒ユナの中にユウナの記憶が存在する理由は、オーディナル・スケールのパッケージ特典だった短編『コーディアル・コード』にほんのり書いてありますのでここで詳しく説明はしませんが、OS事件後、アリオルームの無茶な運用によって、 #WoUcom
それを回避するために、クリッターはオーシャン・タートルからとあるデータを持ち出しました。何のデータなのかはいずれ原作本編で明らかになる予定です。 #WoUcom
PKerに堕として自分の《殺しの相棒》とすることを欲していたのではないでしょうか。しかし望みを果たす前にSAOは75層でクリアされ、ヴァサゴはアメリカに戻ってグロージェン・ディフェンス・システムズのサイバー・オペレーション部門(クライアントにVR戦闘訓練を施す部門)に職を得ます。 #WoUcom
代わりにシノンとの因縁を作りましたが、あれだけでもだいぶ人間味が出てしまった感があるのでキャラ造形は難しいですね…。しかしアニメスタッフさんの繊細な技と、石田彰さんの完璧に掴んだ演技のおかげで、アニメのガブリエルは期待以上の虚無虚無人間になってくれたと思います! #WoUcom
クラインが「三倍返し……いや、千倍返しだこの野郎ども!!」とweb版で言ったの、某沢某樹さんのドラマが流行る前ですからね!(笑) と思いましたが原作刊行は某沢さんのほうが早かった…。 #WoUcom
自らの肉体を枷としてガブリエルを捕らえ、記憶解放術を発動させるキリト。瞳の色が…! というところでAパートのプチ解説を終わります! Bパートはたぶん明日やりますのでしばしお待ち下さいませ! お付き合いありがとうございました! #WoUcom
2026年8月現在、旧SAOサーバーは港区元赤坂にあるアーガス本社のマシンルームに存置されています。法的な所有権はアーガスの清算手続きを行ったレクトにありますが、SAO事件の最重要証拠物件なのでレクトも売り払ったりはできません。 #WoUcom