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【婆羅陀魏山神】 本当に突然のことでした。 それは音もなく現れて、俺の目の前にいた鬼を一口で噛みつぶすと、湖へ消えていったんです。 岩谷村の人たちの言う「神」は本当にいたんです。 ……神というには少々怖すぎる見た目でしたけど……。 ―――竈門炭治郎より #鬼滅の刃 #ゴジラ #鬼殺隊異聞録
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【最珠羅】 とても大きな蝶でしょうか。蛾の方が近いかもしれません。金色の鱗粉を散らすだけで一面の鬼を焼き尽くしたその獰猛さに比べて、穏やかな青い目と透き通ったその声は、慈愛に満ちていながら邪悪を振り払う勇ましさがありました。 ―――胡蝶しのぶより #鬼滅の刃 #ゴジラ #鬼殺隊異聞録
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【メガヌロン】 地下で水が出てからというもの、殺された仲間は十を超えた。 けど仲間たちを八つ裂きにしたのは鬼じゃなかったんだ……。 ―――刀鍛冶の里の坑夫より #鬼滅の刃 #ゴジラ #鬼殺隊異聞録
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【ビオランテ】 光の雪の中で、花が見えました。鬼を攫って、取り込んで、暴れ回る、とても怖い顔なのに、その声はとても悲しそうでした。日が昇る頃に、花は光に包まれて幻のように消えました。 ―――栗花落カナヲより #鬼滅の刃 #ゴジラ #鬼殺隊異聞録
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【妟巍羅蘇】 陽の光から逃れるために廃鉱山を利用する鬼は多いですが、狭い坑内では対処は難しいため捜索は推奨されません。 ですから日中に起きた山崩れで鬼は楽に倒せましたし一石二鳥でした。 怪物が出てくるまでは、ですけどね……。 ―――名もなき鬼殺隊士より #鬼滅の刃 #ゴジラ #鬼殺隊異聞録
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じいちゃんが言っていたんだ。俺の頭上に雷が落ちたあの日、三ツ首の龍を見たって。縁起者だって言われたけど、俺は違うと思う。 だってあの化け物から、気が狂いそうになるほどの悪意と傲慢、この世の全てを嘲る声が聞こえてきたんだから……。 ―――我妻善逸より #鬼滅の刃 #ゴジラ #鬼殺隊異聞録
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【婆羅護吽】 だから俺ぁ本当のことしか言ってねえって!!! この目で全部見たんだぞ!! 俺様にビビって逃げ出した弱味噌をあと一歩のところまで追い詰めたと思ったら、目の前であンのもぐらの親玉が全て掻っ攫ってったところをよォ!!! ―――嘴平伊之助より #鬼滅の刃 #ゴジラ #鬼殺隊異聞録