【花と雪】 卯月の空を見渡して 薄紅色の 花が揺れ 高き山には 残雪が 名残の春を見つめてる 桜は白き雪をみて 私もひらりと 降り積り あの嶺薄紅 染めたいと 雪は薄紅桜みて 私もひらりと 舞い降りて 綺麗に飾り 咲きたいと 桜と雪の恋心 卯月の空に 咲く 花と雪 #詩ゆきか #写真Hisaさん提供
【春色の風】 冬と春の間を 吹き抜ける風色… 窓を叩いて 木々を揺らして 吹き抜けてゆく 名残り雪が 舞う風と 春を知らせて 舞う風と あなたの頬には どちらの風色 吹き抜けてますか… 冬色の風が 今 春色に変わる… 春を知らせる 風が吹き抜けてゆく 春色の風が 今… 空に舞う… #詩ゆきか
【君は秋の華】 北から南へ旅をする 君はひらひら風に揺れ 何を想って飛んでるの 秋の七草フジバカマ 君の命の蜜を吸い 我が身を守るその姿 年に1度の長き旅 風に流されひらひらと 何を求めて飛んでるの とても可憐なその姿 心は強き信念の 旅する蝶は軽やかに 君は可憐な秋の華 #詩ゆきか
「夢の欠片」 夢の欠片拾い集めて 君ともう一度 夢の中へ… 何故 夢は覚めたら 悲しみだけが 瞳の中に きらきら揺れるの… ずっと覚めない夢 何時までも 君とみたかった 夢の欠片拾い集めて 覚めない夢を ずっと君とみたかった… 夢の欠片拾い集めて 君と夢を 最初からもう一度… #詩ゆきか
【 恋願う 】 愛しすぎて切なくて 愛しすぎて悲しくて 星の雫が天空かけて 夏の星座をかたどって 神話の世界を織りなして だけれど 私の恋は涙の雫 儚く消える流れ星 愛しすぎて苦しくて 愛しすぎて淋しくて それでも星が瞬けば あなたを思って 涙を溜めて 夏の夜空に恋願う #詩ゆきか
【恋一夜 】 七月七日の恋一夜 星屑織り成す 天の川 夜空に魅せる 恋のいろ 今宵は二人の再開祝い 七夕飾りて 願い込め… 雨に流され消えぬよに 織姫彦星 きらきらと 輝き増して 恋一夜 地上を見上げる恋人達も 短冊結び 愛誓う… 七月七日の恋一夜 笹の葉揺れて 夜空彩る恋一夜… #詩ゆきか
【貴方の言の葉】 貴方が綴る言の葉は 見上げる空の 星屑のよに 私の心に幾億の 紡ぐ光を 注いでくれる 貴方が綴る言の葉は 四季吹き渡る 風色のよに 私の心に幾億の 紡ぐ想いを 描いてくれる 星が巡る風が渡る 心が語る詩ウタが綴る 貴方が綴る言の葉は 私の紡ぐ光 #詩ゆきか
【薄紅色の涙】 貴方が愛した 桜の花が 今年も町並み 薄紅染めて ひらりひらりと 風に舞う いつしか褪せる 記憶なら どんなに私 幸せでしょう 今年も桜は 涙を連れて 貴方の記憶を よみがえさせる 薄紅色の涙のように 桜舞い 桜散り 私の頬に 薄紅色の涙の… 涙の…桜が舞うの… #詩ゆきか
【雪が舞う】 雪が舞う 空に舞う ちらちらと 風に流され 雪が舞う 空に舞う ふわふわと なごり雪が 空に舞う 私の好きな 雪が舞う 恋しき貴方の 住む町へ 風に流され 飛んでゆき 私の切ない 胸の内 貴方の頬に さらさらと 触れて届けて 恋しいと 雪が舞う 空に舞う ちらちらと #詩ゆきか
【君は氷上の華】 君が廻る 君が飛ぶ 君が走る 氷上の華 軽やかに 清らかに 優雅に リンクの上 光の渦纏いて 君の姿は 氷上の華 誰よりも 輝いて 誰よりも 凛として 君は永遠に 語り継がれる 君は永遠に 心に刻まれる 君は永遠に 氷上の華 君に幸あれ 君に栄光あれ #詩ゆきか
【君 ひとひら】 春に花舞い ひとひら ひとひら 風に靡いて 魅せた花 初夏に緑の ひとひら ひとひら 若葉繁り 朝露に濡れ 秋の訪れ ひとひら ひとひら 彩り重ねて 黄葉に煌めき 春夏秋と 姿変えて ひとひら ひとひら 君 舞う 春 君 繁る 夏 君 彩る 秋 今 君に 秋を見ゆ #詩ゆきか
【凛と咲く】 彼岸花が 紅く紅く 高き空を 仰ぐように 凛と咲く 天に召された 人達に 私の姿を 見てくれと 秋の中に 乱れ咲く 紅く燃えて あなたへの 思ひ消えぬと 叫ぶよに 彼岸花が 紅く 紅く 乱れ咲く 愁い侘しく 花 鮮やかに 彼岸花が 紅く 紅く 高き空を 仰ぎて 凛と咲く #詩ゆきか
【 星が誘う 】 星が誘う 二人の恋よ 夏の夜空が 織り成すは 一夜限りの恋なれど 焦がれ 焦がれて 逢瀬が叶う 七月七日の七夕に 連なる星屑 二人の心 紡いで流れる天の川 雨よ降るなと 七夕飾り 二人の恋に胸躍り 星に祈りて 短冊揺れる 星が誘う 二人の恋よ 七月七日の七夕の夜 #詩ゆきか
【一片の心】 水無月の空から 零れる雨 水面に揺れて 一片の花びら クルクルと 水面をまわる 君の心が映る 水面に 君の好きな 花 一片 切ない心が クルクルとまわる 水無月の空が 映りし水面に まわる一片 紫陽花の花が まわる まわる 君の心を 描きながら 水面に まわる #詩ゆきか