#書 #俳句   薔薇剪れば     夕日と花と         別れけり         加藤楸邨
#書 #俳句   歳月や     はびこるものに          雪の下         安住 敦
#書 #オダマキ   をだまきの      花に風吹く          陵の道         石原八束
#書 #俳句   花菖蒲     夕べの川の        にごりをり         桂 信子
#書 #すずらん    鈴蘭と      わかる蕾と         育ちたる         稲花汀子
#書 #河津桜   さびしさや      華のあたりの        あすならふ          芭蕉の句
#書 #俳句   三椏の花の      つめたき雫かな         島谷征良
#書 #俳句   潮騒に     たんぽぽの黄の        りんりんと        阿波野青畝
#書 #山吹   山吹の     一重の花の         重なりぬ         高野素十
#書 #与謝蕪村   桜より     桃にしたしき         小家かな         蕪村の句
#俳句 #書   寒鴉     ついばみながら        かあと鳴く         中村汀女
#書 #俳句   いかり草     むかしもいまも          水祀り         佐藤鬼房 祀り→まつり   イカリのような花びらから錨(イカリ)草と呼ばれる
#書 #俳句  紫蘭咲いて    いささかは岩も        あわれなり        北原白秋
#書 #荒磯温泉   姫女花     しろじろ暮れて         道とほき         伊藤草月
#書 #俳句 #正岡子規   草の中に     野菊咲くなり          一里塚         子規の句
#書 #俳句   花韮の    白さどきまぎ        嘘ばかり         小堤香珠
#書 #俳句    南天の      花の白さの         夕べかな         岡本尚枝
#書 #正岡子規   初旅や     木瓜もうれしき          物の数         子規の句 木瓜→ぼけ
#書 #山口市龍蔵寺   瀧おもて     雲おしうつる         立夏かな         飯田蛇笏
#書 #俳句   六月や     百草いよよ          所占め         あさみ岬 百草→いろいろの草、千種、ももくさ
#書 #三橋鷹女  黄梅に    佇ちては恃む       明日の日を        鷹女の句
#書 #俳句   森の奥に     日ざしうつらふ          二輪草        奥田とみ子
#書 #俳句   物干竿      雨の雫と          天道虫         永 六輔
#書 #小林一茶   我国は     草もさくらを        咲きにけり         一茶の句 さくら草↓
#書 #俳句   修羅なせり     花のをはりの          山法師         宮坂静生