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SEED期に栄華を誇っていたとされる「アストレイ属」のMSですが、ある時一つのアストレイ属の化石の近くから150mもある武器が発掘されました。 学者たちはこぞって、天敵となる超巨大MSの存在を提唱しましたが、ついぞその武器を持てるようなMSは発掘されなかったのです。 #化石から復元したMS図鑑
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「当初、左の装甲の一部だけ化石が見つかってロディ種に分類されるところだったんですがようやく抽出できたDNAがガンダム種のものだと判明しまして…まさか右と生育環境が違う同一種だったとは…」#化石から復元したMS図鑑
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「ゲルズゲーは骨格の完全標本が発掘されるまでは下部のみが全体図だと思われていました。これはザムザザーが先に完全な状態で発掘された経緯もあったためです」 「まさかMSの上半身がくっついていたなんて!(笑)発表した当時は悪戯だと思われたそうですよ」 #化石から復元したMS図鑑
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「これらの機体は出土地域が全く異なるにも関わらず、太陽光発電受信機能や自律変形機構、ディフェンスロッド、をはじめとした共有装備が多く、同一種と判断されていた二種です」 「遺伝子型番照合で全く別の種がたまたま似ているだけだと分かったときの騒ぎたるや!」 #化石から復元したMS図鑑
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「ドラゴンガンダム、もっともMS考古学者を苦しめ続けた機体です」 「発掘状態が非常に良かったものの、全く別の種類に類似点が広く分布し、どの種かが学会の長い争点だったのです」 「最終的にはどれとも関係ない固有種だったというのですからたまりません(笑)」 #化石から復元したMS図鑑
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「MSの化石だけで実際どんな性能をしていたかを予測することは、非常に難しいことです」 「たとえばこのプロヴィデンスガンダム、遺伝子型番の照合がされるまでは【アトミックシザースが見つかっていないだけのアシュタロンの近縁種】だと長年信じられていたのです」 #化石から復元したMS図鑑