#キュレーターバトル に参戦中。今回ご紹介する #イチ推し生きもの は歌川国芳が描く、加藤清正と戦う虎たち(画中の文章では豹ですが)。その仕草は虎というより、完全にネコ。しかも清正に襲いかかることなく、かなりリラックスしています。国芳らしい愛らしい描写です。※現在展示していません
虎と石が合体した虎子石も7/30より開催「浮世絵動物園」(前期:~8/28)に登場いたします。太田記念美術館のTwitterアイコンを務め、ポーチやクッション、LINEスタンプともなった虎子石に是非会いに来てください。虎子石について詳しくはこちらから→otakinen-museum.note.jp/n/n528cf1ecd945
太田記念美術館で開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋」展。鏑木清方と同様、月岡芳年の系譜を受け継ぐ鰭崎英朋(ひれざき・えいほう)の名前をぜひこの機会に覚えて下さい。この女性の美しい横顔。木版画とは思えない緻密な彫りと摺りに注目です。大正6年(1917)の刊行。
鰭崎英朋の木版口絵をご紹介。離縁を決意した女性が、涙ぐみながら家を立ち去るシーン。髪の毛の部分、単に黒一色に見えますが、斜めから光を当てると線が浮かび上がるという、木版画ならではのテクニックが用いられています。太田記念美術館の「鏑木清方と鰭崎英朋」展にて6/20まで展示中。
月岡芳年の「月百姿」より新田義貞を描いた作品。鎌倉幕府を倒すため、稲村ヶ崎から鎌倉に攻め入ろうとしていた新田義貞。黄金造りの太刀を海に投じることで、潮が引くように竜神に祈願している場面です。この後、潮が引き、強行突破に成功。鎌倉幕府を滅亡に導きます。※現在展示していません。
【他館展示情報】川崎浮世絵ギャラリー@Kawasaki_ukiyoeでは6/11(土)より「月岡芳年 新形三十六怪撰」展を開催。芳年の晩年の画業に注目し、「新形三十六怪撰」を前期・後期で一挙公開するほか、「月百姿」など選りすぐった作品を紹介。詳しくは美術館公式サイト→ukiyo-e.gallery
明治時代のアイヌの暮らしを描いた浮世絵を紹介します|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nf2a7ce42fe62
猫に置き換えた「仮名手本忠臣蔵」の世界。高師直のご機嫌を取ろうと、加古川本蔵が賄賂の進物を贈る場面です。かつおぶしや結蛸、またたびなど猫が好きなものが並びます。太田記念美術館で4-5月開催「#江戸にゃんこ  浮世絵ネコづくし」後期(4/29~5/28)にて展示予定です。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya…
鰭崎英朋(ひれざき・えいほう)が描く、大正時代の女性たちの指輪。原宿の太田記念美術館で開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵」展。女性たちのオシャレなファッションやアクセサリーも展覧会の見どころのひとつです。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kiy…
来年2023年は卯年ということで、ウサギを描いた浮世絵をご紹介。歌川広重による『かちかち山』の最後の場面。ウサギとタヌキが舟を漕いでいますが、タヌキが乗るのはもちろん泥舟。こちらに背中を向けたウサギ、はたしてどんな表情をしているのでしょうか。太田記念美術館は来年1/4まで休館中。
#今日の推しおじ 本日紹介するのは、「東都名所高輪廿六夜待遊興之図」より、タコの着ぐるみのおじさん。二十六夜待ちの賑わいの中で、まわりにもお芝居の扮装をする人たちの姿が。太田記念美術館で開催中の 「#広重おじさん図譜」 展にて~2/26まで展示中。
太田記念美術館では「浮世絵と中国」展を1/29まで開催中。鈴木春信「猫に蝶」、歌川国芳「水滸伝豪傑百八人 天罡星三十六員」は展示期間が1月17日(火)までと短くなっておりますのでご注意ください。展示リストは→ukiyoe-ota-muse.jp/wp-content/upl…
月岡芳年に関するコラムをまとめました。オンライン展覧会以外は無料でご覧いただけます。芳年の世界をもっと知りたいという方はぜひご覧ください。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/m/mc34ba3ca7f2c
【グッズ紹介】歌川広重のネコを配した可愛らしい一筆箋。広重の『浮世画譜』を元にしています。税込440円。太田記念美術館の受付にて販売中です。現在開催中の「はこぶ浮世絵」展にお越しの際、是非ご覧ください。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
【新着記事】北斎は「画狂老人卍」というやんちゃな画号をどのようにして思い付いたのかという話。noteのフォローも是非よろしくお願いします。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n8f52405b52d1
雨があがったばかりのようで、空には虹がかかります。虹を見上げる武士は長合羽を着ていますから、屋敷を出る時はまだ雨が降っていたのでしょう。太田記念美術館「江戸の天気」にて8/29まで展示中。
桃太郎を描いた浮世絵をご紹介。歌川広重「童戯武者尽」。犬、猿、キジを引き連れて正月のお祭りにやってきた桃太郎。繭玉(まゆだま)という縁起物を吊るした飾り物を、鬼から購入するところ。鬼退治をするはずの桃太郎のパロディとなっています。※現在展示していません。
【他館展示情報】神奈川県の川崎浮世絵ギャラリー @Kawasaki_ukiyoeでは「国芳×芳幾×芳年」展を開催中。歌川国芳とその門下で双璧をなした落合芳幾と月岡芳年。さらに芳艶、芳員、芳虎など、国芳一門の絵師たちを紹介。前期は7/9まで。後期は7/15~8/20。詳しくはHP→ukiyo-e.gallery/current_event/
【他館展示情報】両国のすみだ北斎美術館@HokusaiMuseumでは「北斎花らんまん」展を5/22まで開催中。北斎や門人たちが描いた、桜をはじめとするさまざまな花の浮世絵約100点を紹介。詳しくは→hokusai-museum.jp/hanaranman/
小林清親「池の端花火」。上野の不忍池に打ち上げられた花火。見物客たちは真っ黒なシルエットに。対岸の建物の灯りが池の水面に反射しています。江戸時代の浮世絵にはなかった、明治の浮世絵ならではの光と闇の表現です。太田記念美術館で11/1より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展で展示します。
夫の荷物の中から出てきた女性物の指輪を見つけ、夫が殺人事件を犯したのではと不安がよぎる妻。鰭崎英朋(ひれざき・えいほう)による柳川春葉の小説の口絵。大正時代になるといろいろな物語が執筆されます。太田記念美術館にて6/20まで開催の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵」展で展示中。
#今日の推しおじ 本日紹介するのは、「隷書東海道」の石薬師のおじさん。長旅を終えて宿場に到着、ほっとして笠の紐を解いています。少しほほえんでいるような表情が印象的です。太田記念美術館で2/3から開催の #広重おじさん図譜 展にて後期3/3~26に展示。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。水野年方による小説『寂光院』の口絵。平清盛の娘であり、安徳天皇の母である徳子です。左奥には、壇ノ浦の戦いで生き残り、尼となって京都の寂光院で余生を過ごす姿が描かれています。7/1より開催の「源平合戦から鎌倉へ」展に展示予定。
歌川広重の「牡丹に孔雀」。浮世絵版画では墨の輪郭線を用いるの一般的ですが、牡丹の花のふんわりとした柔らかさを表現するため、花の輪郭線をあえて省いています。オンライン展覧会「赤ー色が語る浮世絵の歴史」では、赤い絵具が印象的な浮世絵の画像を有料配信しています→otakinen-museum.note.jp/n/n2d04b4c77d5…
今日は節分の日ということで、浮世絵に描かれた節分の様子を紹介。武家のお屋敷で金太郎が豆まきをしています。豆を投げられた鬼たちはほうほうの体で逃げ出しているようです。太田記念美術館で明日2/4(金)より開催の「信じるココロー信仰・迷信・噂話」展で出品。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…