江戸時代、すでにカットスイカはあったようです。染付の大きなお皿に、カットされたスイカが山のように積まれていて美味しそうです。ちゃんと楊枝も刺さっています。(現在、作品は展示しておりません。)
緊急事態宣言の発令により、4/25(日)から太田記念美術館は臨時休館いたします。その間、心がなごむ浮世絵を随時ご紹介。まずは昨年人気となった歌川芳虎の「家内安全ヲ守十二支之図」。家の安全を守るため、何と十二支が合体しました。この頼もしい?姿をご覧下さい! #おうちで浮世絵
先日ツイートした江戸時代のカットスイカ。思いも寄らないことに、これまで約8年間の太田記念美術館のツイートの中で、歴代1位の「いいね」の数を獲得しました。そこで特別企画として、江戸時代のスイカは、他の浮世絵ではどのように切られているか調べてみました。→note.com/ukiyoeota/n/n3…
地味な絵ではあるのですが、現代の絵師さんたちに見てもらいたい河鍋暁斎の絵をご紹介。「真」がリアルに描いた手、「画」が絵として描いた手。リアルの観察を基礎としながらも、絵にする時はアレンジを加えて生動感を出しています。『暁斎画談 内篇』の「手足真図及ヒ画図」より。#おうちで浮世絵
スサノオの履いている靴がまるでスニーカーのようというコメントを多くいただきましたので、拡大図を紹介しておきます。確かにオシャレな色と形をしていますね。「太田記念美術館コレクション展」にて7/26まで展示中。館内は混雑しておらず、ごゆっくりご鑑賞できます。
ヤマタノオロチがスサノオにさばかれ、蒲焼屋で販売されています。関東だからなのか背開き。さばいている刀のは天羽々斬で、調理しているところに天叢雲剣が出てくるのでしょうか。後ろでヤマタノオロチを焼いているのはクシナダヒメ。(※現在展示されておりません。)
安政の大地震で、崩れた家の下敷きになった人々を助けているナマズたち。ナマズが地震を起こしたとされていましたが、ナマズは、地震を起こしたのは自分たちではない、ナマズのことを悪く言わない人ばかりを助けてやったと、絵の中で語っています。「太田記念美術館コクレション展」にて7/26まで展示。
ここは「またたび湯」。猫たちが気持ちよさそうに体を洗い、湯につかっています。門前では飴細屋さんに子どもたちが大はしゃぎ。歌川芳藤「新板猫の温泉」は、4-5月開催の太田記念美術館「江戸にゃんこー浮世絵ネコづくし」にて展示予定。※前後期で全点展示替えを行います。
2人の子どもを残して亡くなった母親の亡霊が、子どもたちを抱きしめるという逸話を描いた浮世絵です。母親は大事そうに子どもを抱えていますが、子どもたちはそれに気が付かずぐっすりと眠っています。落合芳幾の作品。原宿の太田記念美術館で開催中の「信じるココロ」展にて2/27まで展示。
東京では雪が降っています。足元がすべらないよう、どうぞご注意ください。転んだ拍子に、履いていた下駄を目の前の人にぶつけてしまうかもしれません。※この作品は現在展示していません
河鍋暁斎は、リアルに描いた「真図」の手と、絵にするためにややデフォルメした「画図」の手の違いが分かるよう、並べて描いています。地味な絵ですが、現代の絵師さんたちに見てもらいたい作品です。原宿の太田記念美術館で開催の「河鍋暁斎 躍動する絵本」展の前期(10/29~11/23)に展示予定。
もうすぐハロウィンということで、今年も江戸時代版ジャック・オー・ランタンをご紹介。歌川芳員が描いた「砂村の怨霊」というカボチャの妖怪です。砂村は現在の東京都江東区。カボチャの産地として知られていました。顔がカボチャの実。手足が葉と蔓でできているのにご注目。※現在展示していません。
洋装を取り入れた紳士・・・かと思いきや、頭が鳥、体が人間の鳥人間を描いています。呼びとめる鳥に振り向く鳥。見つめ合う様子も不思議な本図は、三代目歌川広重作と伝わる画稿です。7/30より開催「浮世絵動物園」(前期:~8/29)にて展示いたします。
家内安全を守るため、十二支の動物たちはこのように合体したようです。
【他館展示情報】「考古資料とマンガで見る呪術ー魔界都市京都ー展」が、京都国際マンガミュージアム@kyotommと京都市考古資料館の2館で開催中。呪術をテーマにしたマンガや呪いと関わる考古資料を展示。詳しくは→kyotomm.jp/event_exhibiti…
東京ヤクルトスワローズ、20年ぶりの日本一おめでとうございます。便乗して、浮世絵に描かれた #つば九郎 のご先祖様を紹介します→otakinen-museum.note.jp/n/n36e3bbdead8… なお、この作品は現在展示しておりません。
ハロウィンも近いということで、江戸時代版ジャック・オー・ランタンをご紹介。歌川芳員が描いた「砂村の怨霊」というカボチャの妖怪です。砂村は現在の東京都江東区。カボチャの産地として知られていました。顔がカボチャの実、手足が葉と蔓でできています。(※現在展示していません)
太田記念美術館のtwitterアイコンとして9年以上頑張ってきた虎子石が、ついにフェリシモミュージアム部@f_museumbuのご協力を得て、手のひらサイズのぬいぐるみになることができました。詳しくはこちら→felissimo.co.jp/kraso/gcd30990…
人間たちも踊ろう。河鍋暁斎がさまざまな流派の筆法を伝授してくれる『暁斎画談 内篇』より。人間の裸体を墨の線で、まとっている和服を朱の線で示しています。裸体の動きを把握することで、より躍動感ある人間の動きを表現できるという暁斎の教え。絵を学ぶ人、必見です。 #おうちで浮世絵
おうちの安全を守るために合体した十二支が、フェリシモミュージアム部@f_museumbuさんとのタッグにより、ぬいぐるみになりました。いったいこのポケモンのような動物はなに?という方はこちらの記事をご覧下さい→otakinen-museum.note.jp/n/n170d02cc374d
【新グッズ紹介】蕎麦をかぶった猫がアクリルスタンドになりました。店員に蕎麦の入った蒸籠を頭から落とされてしまったお客の猫。「たいへん、たいへん」と慌てている姿です。明日4/1より開催の「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展に合わせ、太田記念美術館の受付にて販売です。税込600円。
来年2023年は卯年ということで、ウサギを描いた浮世絵をご紹介。歌川芳藤の「兎の相撲」より、土俵の外で取組を見守っているウサギの力士たち。みな殺気立っていて、目つきがちょっと怖いです…。※太田記念美術館は来年1/4まで休館中。
猫が大好き過ぎる花魁、薄雲。仕事の最中でも可愛がるので、妓楼の主人が見かねて猫を遠ざけると、病気になって寝込んでしまうほど。簪や着物の柄、紋まで猫柄になっているところにご注目。原宿の太田記念美術館で開催中の「月岡芳年-血と妖艶」展にて8/30まで展示。(本日8/17は休館日です)
女性の顏も美しいですが、白い指にはめられた指輪も素敵です。鰭崎英朋による木版画。明治末から大正初期の女性たちはお洒落な指輪をしていることが多いので、お見逃しなく。原宿の太田記念美術館にて開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵 朝日智雄コレクション」展で展示中。
江戸時代のスイカはどのようにカットしていたのかというお話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n32d9eefff4df