【科学館のお宝の蔵出し!】日本天文学会編集の「星座早見」です。初版は1907年発行で、科学館にあるのは1942年の第67版ですが、デザインは初版と同じまま。つまり、宮沢賢治が使用していたものと同型なんです!厚紙に布張りのカッコいい一品です。(嘉数)  #エア大阪市立科学館 #エア科学館
大阪市立科学館では 感染対策休館中 #エア科学館 やります。館長の斎藤からのご挨拶。
自宅待機になっている中学生の皆さん、国立天文台が本日14時より中学生向けのネット授業「中学生のための最新天文学講座」をライブ配信するそうです。youtu.be/gUvS3nr7qUA また、こんな時期だからこそ視聴してほしい科学コンテンツのリストも公開されています。sites.google.com/view/jacst-for… 石坂
暗いままのベテルギウス ですが、表面の変動の様子が、ヨーロッパ南天文台(チリ)の世界最大の望遠鏡VLTでとらえられました。 eso.org/public/news/es… 太陽系外惑星を直接撮影するために開発された、超高分解能観測装置SPHEREを活用してのものです。 ・・・すげえ。(渡部)
ベテルギウスの明るさが暗くなっているのは、星が膨張して、表面温度が下がったためです。ただ、通常よりもさらに低いのは、表面温度が域値を下回ったため、星の表面で可視光を強く吸収する酸化チタンの分子が作られた効果が加わっているという説明がされています。(渡部)
オリオン座のベテルギウスが暗いです。元々約425日周期で明るさが変わる変光星ですが、現在明るさが「6割引」で過去最低。専門家の見立てはもう一つの5.9年周期の変光の「底」と重なったため。まもなく増光に転じるはずとのこと。今なら珍しいオリオン座の姿が見られます。(写真を探す 渡部)
まもなく2019年も終わりです。明日、1月1日の初日の出の時刻を地図に表示しました。太陽が昇ってくる方向に相当して、この時期は真東よりやや南寄りの地域の方が日の出の時刻が早くなります。日本で一番初日の出が早いのは南鳥島の5:27、一番遅いのは与那国島の7:32です。大阪は7:05です。(江越)
ちなみに、来年2020年、一番大きく見える(最も近い)満月は4月8日、一番小さく見える(最も遠い)満月は10月31日です。また6月21日の新月には、日食が起こります(大阪では部分日食)。今、発行準備中の「こよみハンドブック2020-2022」で「月」のページを担当する石坂
今日は満月、今年最後の満月ということになります。1年を振り返って、今年一年間の満月ころの月の写真を並べてみました。 同じ満月といいながら、少しずつ表情が違います。また大きさも少しずつ変化します。2019年、一番大きく見えたのは2月、一番小さく見えたのは9月の満月でした。(江越)
さらに5惑星が近づいて見える日となるとなかなか機会がありませんが、2040年9月9日には、見事な風景を見ることができます。この日の夕方、火・金・土・水・木星の5惑星が10度の範囲内に集合し、そばに月も並んでいる様子を見ることができます。今から20年以上先の話になります。(江越)
最近、夕方の空に3惑星が並んで見えますが、先月末には4惑星が並んで見えてました。次に4惑星が近づく日をPythonで計算してみました。近々ですと、来年3/19の明け方の空に、水星・土星・木星・火星と月が約40度の範囲に見えます。特に水星以外の3惑星と月は、約10度の範囲に並んでいます。(江越)
太陽系外惑星を1995年に最初に見つけたマイヨールさんは、ずっと下馬評には上がっていたけどようやく。しかも、その惑星べレロフォン(ペガスス座51b)は、たった今、東の空から昇ってきていますよ。何しろ「望遠鏡を使った天体観測でノーベル賞」ってのが嬉しいねえ。(渡部)
今日2019年9月「13日の金曜日」は旧暦八月十五日にあたり、“中秋の名月”「十五夜」です。十五夜は満月でないことの方が多いですが、今年も満月の1日前です。残念ながら天気が悪そうなので、プラネタリウムでお月見はいかがでしょうか…?ちなみに明日は、今年一番小さい満月となります。石坂
今日3月13日は(勝手に)「日本プラネタリウムの日」です。1937年3月13日、日本初のプラネタリウム館である大阪市立電気科学館が開館しました。本日、現役最長老のツァイス投影機をお使いの明石市立天文科学館より井上館長が来館され、日本最古のツァイスII型投影機を拝んでいかれました。石坂
プラネタリウム・リニューアル記念作品「宇宙ヒストリア-138億年、原子の旅-」の制作が佳境です。先日、ナレ録に立ち会ってきました。声を担当してくださるのは河西健吾さんと宮下早紀さんです(写真は収録中の河西健吾さん)。お二人とも、とても素敵な声でした…。3月30日、公開開始です!石坂
鮮やに写るように露出も少し変えましたが、先程よりもだいぶ鮮やかになってきました。関東でよく撮影されている花粉光環ですが、大阪でこのくらいよく見えるのは、年に1回あるかないかくらいかと思います。今年はかなり花粉が多いようで、私もつらいのですが…。(長谷川)
中学生が自由研究で「西から太陽が昇りうる」状況を研究。すばらしい! 中学生なので三平方の定理を使っていますが、高校1年で習う三角関数を使えばさらに簡単。高校生以上の科学好きのみなさん、チャレンジ。記事中に必要な数字はすべてあります。(渡部)。headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190120-…
明日は冬至、大阪での日の入りは16:51と随分早くなりました。ただ実は一番日の入りが早かったのは12/5頃の16:47で、今より4分ほど早かったのです。注意深いと時々感づく人もおられます。日の出が遅い日と日の入りが早い日には下図のようにずれがあり、結果冬至に一番昼間の時間が短くなります(江越)
燃料切れのため10月末に運用を停止したNASAの宇宙望遠鏡ケプラーに、11月15日、最後のコマンド"goodnight"が送られ、地球との通信を終了しました。nasa.gov/feature/ames/k… くしくもこの日は名前の由来となったヨハネス・ケプラーの命日でした。おやすみ、ケプラー…。そして、ありがとう…。石坂
上弦の月では「月面X」だけじゃなくて「月面LOVE」も見えるかもしれないんだそうです。11月3日付NASAの「今日の1枚」で紹介されていました。apod.nasa.gov/apod/ap181103.… 言われてみれば、あるような…でも私の写真では「E」がよく分かりません。11月15日に見えはるかな…?石坂
「上弦の月」というと話題になるのが「月面X」です。欠け際の下(南)4分の1くらいのところにある3つのクレータの縁が重なってできる模様です。今度の上弦11月15日も好条件です(写真は、2005年12月8日の上弦の月)。石坂
プラネタリウムで「ゴジラ座が見つかったのに、見せてもらえなかった」というお客様のコメントがありました。ゴジラ座はシャレで適当に作られたものだし、目で見えないガンマ線の強い場所をたどった形なので、形が追えません。さらにM82の近所ということなので、春の星空です。困った(渡部)
ボイジャー2号がまもなく太陽系の果てに辿り着く見込みのようです。太陽風が届く領域を太陽圏と呼びますが、そこを超えると星間空間からの宇宙線が強くなります。ボイジャー搭載の検出器が宇宙線の増加をとらえているとのことです。打ち上げから41年、今も遥か遠くを旅していることに感動です(江越)
科学館は現在、プラネタリウムのみの開館になっています。天井落下防止のための半年かけての大規模工事に入り、正面玄関や展示場に入る通路が封鎖されているからです。来館してから「え? 展示ないの?」と驚かれる方がめだちます。告知なかなか難しいです。すみません。(渡部)
今日は旧暦の三日、つまり今日の月は「三日月」です。天気が良ければ夕方の西空で金星の右側に並ぶ細い月が見えるはずです。半月よりも欠けた月を一くくりに「三日月」と呼ぶことがありますが、本当は月齢2前後の、とても細い月です。ちなみに今日はイスラム暦(ヒジュラ暦)1440年1月1日です。石坂