4月から、NASAが所蔵する膨大な画像を検索できるサイトが公開されています。images.nasa.gov/#/ 最新のものから歴史的なものまで、14万点にもおよぶ画像・動画・音声をダウンロードできるそうです。一度のぞいてみてはいかがでしょうか。石坂
NASAの<重大発表>は「土星の衛星、エンセラドゥスから吹き出しているものから水素『分子H2』を発見」でした。水素『原子H』は宇宙にいくらでもありますが、それがくっついた分子となると「なんでできた」「なんでばらけてHにならない」となり「なんかあるんじゃ?」となるわけです。(渡部)
#学芸員のおしごと 名古屋市科学館で天文系の学芸員を募集しています(それも正規職員!)。city.nagoya.jp/shisei/categor… 今のご時世、学芸員の正規採用は滅多にないことなので、他館のことではありますが、ご紹介しました。〆切間近だそうです!石坂
はやぶさ帰還から7年経ちました。打上げから帰還までの7年間は長かったように思いますが、帰還から今日までの7年はあっという間のような気がします。来年は、はやぶさ2、リュウグウへ到着。のはず。(飯山)
週末は科学館スペシャルナイト「ほし×こえ」に、多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。声優さんの演技は、感情表現豊かで心に訴えるものでした。私も皆さんに天文学の話をする機会をいただきました。当館について、科学について、興味を持っていただけるきっかけになれば幸いです(江越
ドイツ博物館と言えば、初代プラネタリウムZeiss I型。ケースにがっちり入っていて、直には見えませんでした…石坂
実はアルテ・ピナコテークで一番気になったのがElsheimerのこの絵です。星と月と天の川…天の川は、なんと星の集まりとして描かれています。当たり前?とんでもない!この絵が描かれたのは1609年…そう、この絵はガリレオ・ガリレイの最新の観測結果をもとに描かれたのです!すごい!石坂
「8月8日に月食が起こります。」間違っていないんですが、これだけの情報だと、8日の夜に夜更かしして、あれ?となる人がたくさんいるはず。月食は8日の3時頃、つまり、7日の27時頃です。台風が気になります。(飯山)
ペルセウス座流星群は、今夜の遅い時間が狙い目です。昨日までは雲が多かったですが、今夜は雲が少なそうです。日本でのペルセウス座流星群は、日没後は少なく、夜明けに向けて増えていきます。午前4時頃には夜明けが始まるので、オススメは3時~4時とか2時~4時とかで起きて下さい。(飯山)
カッシーニ探査機、土星突入はこれからですが、写真撮影は終了しました。これがほとんど最後の画像だそうです(画像処理前の生画像)。ほぼわかりませんが、土星本体となんとかわかる環の画像ですね。土星におかえり、カッシーニ!(渡部)
サイエンスガイドの皆さんに、展示ガイドで使ってもらっている古い計算機。数字のところにペン先を刺して一番下まで動かすと足し算ができます。ただし、ペン先を刺したところが赤く塗ってあるときは、一番上まで動かしてクルッと左下へ。1〜20まで足すと、ちゃんと210になりました。(長谷川)
月と地球の間の距離はだいたい38万kmですが、正確には月の軌道は楕円のため、±2万kmほど地球に近づいたり遠ざかったりします。下のグラフの青線は、その距離の変化を示しています。今回は2017年の中では、月が地球に一番近い時に満月になります。つまり今年一番大きく見える満月という訳です。(江越)
来月は満月が2回ある、いわゆる「ブルームーン」ですが、もとは誤用で、月が青くなるわけではありません。それどころか、来月1月31日の満月は皆既月食で、赤くなります(NASAは「ブラッドムーン」と命名)。“ブルームーン”に皆既月食が起きるのは1982年12月30日以来、次回は2029年1月1日です。石坂
新しい展示装置の試作。名付けて「ゆらゆら磁石」 来月末にいよいよ完成。磁石同士が作用しあって、生きてるみたい。物理を専攻した人はもっとエキサイティングのはず!鉄が熱くなった原子はこんなのかな?斎藤
皆既月食が赤く見えるのはよく知られていますが、皆既前後の欠け際に近い所は、オゾン層によって赤い光が吸収され、やや青く見える「ターコイズフリンジ」という現象があるそうです。過去の月食の写真を見ると青というか紫っぽいような…。明日の皆既月食で確かめてみてはいかがでしょうか。(長谷川)
今夜の皆既月食は残念ながら雲隠れしそうですが、一縷の望みをかけて、時間をおさらいしておきましょう(図はnasa.gov/feature/super-…から日本時間に変換)。部分食開始20:48、皆既開始21:51、皆既終了23:07、部分食終24:12です。少しでも晴れ間がありますように…石坂
そこらじゅうで、空を見上げてる人がいます。そしていま、太平洋周辺のあらゆる場所で、世界の人がおなじ月食をみてるんですね。(渡部)
本日、国立天文台より暦要項(れきようこう)が発表されました。ここには天文台で推算した平成31年の暦が掲載されており、春分の日は3/21、秋分の日は9/23になります。12/23は祝日でなくなります。この暦要項は官報にも掲載され、これで(現在制定の法令の範囲で)平成31年の祝日が確定します(江越)
この「暦要項」は例年、2月1日付の官報で公示されます。むかしは暦要項を手に入れるために、官報を扱っている代理店まで、寒い2月1日に自転車を走らせていましたが、今はネット上で閲覧可能です。kanpou.npb.go.jp/20180201/20180… 便利な世の中になったものです…石坂
みなさん! いま! 空をみてください! #にじのせかい 本物や! 環天頂アークといいます ◾️岳川
英紙ガーディアンによると、現代宇宙論の巨星スティーヴン・ホーキング博士が亡くなったそうです。theguardian.com/science/2018/m… 今日、3月14日はアインシュタインの誕生日ですが、偉大な理論物理学者の命日にもなりました…。さようなら、博士…石坂
明日は春分の日です。春分の日は年によって3/20になったり3/21になったりしますが、これは天文学的に太陽が春分点を通過する日だからです。下のグラフはここ100年前後の、春分点の通過時刻を示したものです。実は1923年は3/22が春分の日でした。一方2092年には3/19が春分の日になる見込みです(江越)
ちなみに、春分のマークというのがあって、γと書きます。何でガンマ? というと、これは♈の代用で、おひつじ座マークなんですね。(渡部)
展示場4階の「原子体重計」に乗ると、体がどれだけの数の原子でできているか表示されます。私は水素原子がおよそ4310𥝱個、酸素原子がおよそ1660𥝱個…等でできています。「𥝱」は「じょ」と読んで、1兆の1兆倍です。みなさんの体がどれだけの原子でてきているか、ぜひ乗ってみてください。(長谷川)
星の和名研究家の北尾浩一さん(当財団の中之島科学研究所研究員)から、新刊の著書『日本の星名事典』をご寄贈いただきました。すごく充実した内容で、北尾さんご自身が長年収集した和名を中心に、先行研究も交え、豊富な情報が収録されています。手元に置きたい一冊です。ありがとうございました(嘉数)