万城目学(@maqime)さんの人気ツイート(リツイート順)

451
本日、四年ぶりの小説の新刊になります『ヒトコブラクダ層ぜっと』が上下巻で発売。今回はついに舞台を海外に移し、主人公の三つ子たちが歴史的な大冒険を繰り広げます。銀座の中華料理屋から物語はスタートし、やがてその道はメソポタミアまで続くという、謎が謎を呼ぶ大長編、出来上がりました。
452
打ち合わせや会食予定がすべて消え、毎日パソコンの前に座ることで、原稿がそのぶん進むのかと言えば、これがそうでもない。「この日の夜はつぶれるから、それまでにここまで進める」という小さな締め切りが、存外有効だったのだなと気づく。何かしら、日々のメリハリを加える工夫が必要そうです。
453
みなさん、お待たせしました。過去最大ボリュームでお届けする、歴史的大冒険小説が完成しました。四年ぶりの新作長編『ヒトコブラクダ層ぜっと』は上下巻で6月23日に発売です!  (下記リンクから、毎度のことながら何もわからないあらすじチェックや予約ができます) gentosha.jp/article/18751/
454
若者は夏休みには長めの旅に出ることをオススメします。できるなら、男はひとりで海の向こうの言葉の通じない国へ。視野がこじ開けられるのはもちろん、その後の人生における生存力が格段にアップしますから。しかも、最初のトライが若ければ若いほど、効果はデカいと思います。
455
日本選手目当てでスポンサー契約した途端、当の相手が移籍してしまい、にっちもさっちもいかぬ状況をあますことなく表したパッケージが何とも不憫で、つい買ってしまいました。いったい、左の選手の名前を知っている人がどれくらいいるのでしょう。
456
リツイート内容について、細かいところですが、九朔満大という主人公の名前は単行本バージョンに登場します。なぜ大九朔に力があるのか、という部分を過去の著作から引っ張ってきたのですが(「さんずい」に注目)、文庫本改稿の際にごっそりその由来を削ったので、名前もついでに失ったのでした。
457
【三文人やわらか問答】開催のお知らせ。京都橘大学にて、万城目学×綿矢りさ×森見登美彦の3人で講演をします。たぶん、最初で最後のこの顔合わせ。12月19日(水)15:00~16:30。参加費無料。先着100名。詳細はこちらtachibana-u.ac.jp/events/2012/12…
458
恵方巻を買ってしまいました。それこそ大阪にいた頃は、全然気にしてなかったのに、売り場の行列を見てつい。おそらく21世紀になって最も大きな規模で全国へ広がった、地方発の新たな食文化・習慣ではなかろうか。もとは船場あたりの、単なる一商家のけったいな風習ですのに(と言われている)。
459
いよいよ本日発売『パーマネント神喜劇』。きっと、これまでみなさまが目にしたことがない、実に不思議な装幀になっています。一見、上下が帯で挟まれていると思いきや、実は上の部分が・・・おっと、これから先は言えませんな。ぜひ書店で手に取って、げに神妙なるからくりをごろうじろ。
460
このあたりは佐々木実著『市場と権力』を読むと、成功した小泉郵政選挙と、失敗した大阪都構想住民投票との違いがよくわかります。言いたいことは、二者択一で実現する、簡単な徳政令的未来など、ないということです。
461
そして本日、ヤフートップにて宇治原氏の結婚報道に遭遇。宇治原氏に「あのときの方か」とメールで確認。「あのときの方である」と本人承認。「むちゃ、かわいくてええ人やった!」と妹証言。何なのか、この妙にローカルな受け止め方は。とにもかくにも、宇治原くん、ご結婚おめでとうございます!
462
ちなみに『プリンセス・トヨトミ』は中学生と会計検査院の調査官が主人公ですので、将来、会計検査院に就職したい中学生が読んだらどストライクです。たぶん。
463
明日7月8日のTBS系「王様のブランチ」ブックコーナー(午前11時20分頃〜)に『パーマネント神喜劇』を引っさげ登場予定です。はじめて食レポをしたのですが、気恥ずかしさも相まって最後に「いや、知らんけど」と完全に余計な関西人〆を入れてしまい、使われているのかどうか不明です。
464
このマンガがたいへんおもしろいのですよ。北海道のスープカレー屋で働く女の子がラジオDJになるんだか、ならないんだかというお話。何でしょう、このページから立ちこめる、野性的な魅力は。 『波よ聞いてくれ』(沙村広明)
465
高校時代現代文の先生が編み出した「上半分600字はあらすじ、下半分600字は感想、感想は何を書いてもよい、この課題自体、希望者のみ提出」というやり方は、不毛な「どこまであらすじで埋めるか」調整から生徒を解放し、かつ自主性とのバランスも取れた非常に賢明な感想文スタイル【初級】だったなと。
466
むかし祖父から譲り受けた遠藤周作を読んでいたら、こんなしおりが。奈良の人にしかわからない、なつかしさです。
467
いや~、ひさびさひどい試合でござんした。それでもハリルホジッチがジーコもザックもW杯本番まで気づくことができなかった、準備段階では最高、世界を驚かす用意ありまくりの「私のチーム」が、本番になった途端力を発揮できなくなる恒例のひ弱さを、初戦で経験したのは大きいのではないでしょうか。
468
古い家屋が取り壊され、かなり古い電子レンジが捨てられていたのを見て、そう言えば祖母は電子レンジを「エレックチャン」と呼んでいたと思い出し、機種名だったのか調べたところ、ナショナル製品「エレック」(今も使われている)に「飴ちゃん」の「ちゃん」が添えられた関西用法だったことが判明する。
469
『三島由紀夫vs東大全共闘50年目の真実』を見る。三島の頭の回転の速さが衝撃的。こんなしゃべり言葉がそのまま文章として成り立つ人を初めて見たような。逆に言うと、原稿用紙5枚くらいのおもしろい文章を一瞬で頭で組み立て、リアルタイムで口から吐き出す超人的芸である。享年45歳。同い年の衝撃。
470
東京大学の学園祭でレゴ部の展示を見学しまして、あくまで市販のキットだけで作ったというターミネーター(ちゃんと首が左右に動く)にスゲーと感嘆しながら、何で隣にノートパソコン置いているのかな、と思いきや・・・「え?」
471
奈良クラブがたいへんユニークなのは、試合後の控室にサポーターを招いて、林舞輝GM(24歳!)自らが、ボードを使って終わったばかりの試合を解説してくれることです。開幕2連敗ということもあり、聞き手もそこまでやさしくなれず、意見が衝突する瞬間もあるのですが、それも含めいい時間だなと。
472
あてどない思索の話し相手として、これ以上大きな父であり、母である存在はなかったです、鴨川。中川学さんにいただいたイラストとともに。
473
「古畑任三郎」で特に好きなエピソードを3つ挙げるなら、今日の再放送「レッドか、ブルーか」のキムタク、DJおたかさんの桃井かおり、小暮警視の菅原文太です。これを書いていたときの三谷幸喜が33歳だったというのが、すごいなあ、のひと言で。
474
シリーズ何作目からメタルギアやってるのかという質問に、「2(にぃ)ですね」と答え、「普通は2(ツー)やけど、2(にぃ)て!」と小島秀夫さんにツッコまれた私でも、さすがに荒川静香氏の「1UP(いちアップ)キノコですね」発言には、「1UP(ワンナップ)やで!」とツッコまざるを得ない。
475
2月10日にエッセイ集『ザ・万字固め』(文春文庫)が発売になります。森見登美彦氏・綿矢りさ氏との鼎談「三文人やわらか問答」なども特別収録しまして、得も言われぬ、しどけない時間が流れる一冊となっています。