万城目学(@maqime)さんの人気ツイート(古い順)

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地震が起きる2日前でした。最後のタイミングだったのだと。この雄姿を次に見られるのは、10年後になるか、20年後になるか。まずは生活している人の日常が戻ることが最優先ですが、熊本のシンボルが一年でも早く復活しますように。
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すっかりきれいになった福井駅前。以前訪れたとき、「あれが時効寸前の福田和子がビール瓶に指紋取られた店」と教えてもらったおでん屋も、今や跡形もなく再開発され、現在「恐竜王国福井」を掲げ、激しく恐竜プッシュ中です。
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この大仏、大阪のタクシー会社社長の手により、バブル絶頂期に総工費380億円かけ建立が果たされるも、その後税金滞納・差し押さえと、それしかないという道をたどり、現在は勝山市が管理。35億円で競売しても買い手つかず、だそうです。南無三。
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図書館の新作の貸し出しについては、寛容であろうと思っています。文化の多様性を支える一翼でありたいからです。でも、これをやられると、やはり心が冷えます。もしも、すべての図書館がこのやり方で本を集め、タダで貸し続けたら、作家は死にます。city.takaoka.toyama.jp/library/riyo/k…
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冷えますなあ。ご不要のものて。city.habikino.lg.jp/18toshokan/yoy…
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あてどない思索の話し相手として、これ以上大きな父であり、母である存在はなかったです、鴨川。中川学さんにいただいたイラストとともに。
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小学2年生の今日の日記を発掘しました。「小牧長久手の戦い」。いったい私は何歳のときから、ひょうたんを描いていたのか(自著にサインするとき、いつもひょうたんの絵を添えるのです)。
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熊本から帰ってきました。前回、訪れたのは前震の二日前でした。あれから四カ月、すっかり変わってしまった熊本城天守閣です。城内にある加藤神社から。
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石垣の被害も甚大です。しかも、範囲は広く、そこかしこで崩れています。いまだ手つかずのところも多いです。
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益城町にて。ぺしゃんこ、という言葉をこれほど頭に浮かべたことはなかったです。まだ、たくさんの家が壊れたまま、車がいくらでも通る道沿いに残っています。
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大変長らくお待たせいたしました。文庫版『とっぴんぱらりの風太郎』(上)(下)いよいよ来週9月2日発売です。辞書と見間違うとの声多数の単行本からドロンと変化し、洒脱なデザインの上下巻&小型化により劇的に持ち運びやすくなっての見参です。
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いよいよ明日、文庫版『とっぴんぱらりの風太郎』(上)(下)が発売になります。小さくなって参上、ニンニン!(登場人物がニンニンとか、絶対に言いませんけど)
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綿矢りさ氏の新刊『手のひらの京』が今月末に出るということで、綿矢さんと鼎談してきました。鼎談ということはそこにもう一人、森見登美彦氏がのっそり座っているわけで、「おやおや奇遇ですな」とたまさか持っていた文庫本にサインいただきました。
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作家として、いちばんしてはいけないのは「たくさんの人に楽しんでもらえるものを作ったのに、それを誰にも見せることができない」であり、そんな不毛な結果を導く相手と仕事してしまったことをこの半年ずっと後悔しているわけですが、次善の策も潰されたみたいで、何やら呆然としていますわ・・・。
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さあ、神無月だ――出番だよ、先生。
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しばらく黙ったのちに、急に声を出したときの滑舌の悪さについては、大いに自認するところがあるのですが、「持ち帰りの弁当いいですか」とトンカツ屋に入って告げたら、「お待ち合わせの土浦様ですか?」と聞き返されました。もう、何がどうなったのか、わからないです。
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宝物を奪われ、それは僕のものだから返してくださいとお願いしたら、お前に返さなくてはいけないリストには載ってないから返さない、あきらめろ、と言われました。その宝物には、はっきりと万城目学という名前が書いてあるのに。そして、彼らは宝物を宝物と気づかず、砕いて簡単に使ってしまいました。
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私は宝物を失い、その宝物をもとに書こうと思っていた、たくさんの人を楽しませることができたであろうストーリー、タイトル、すべてのプランを捨てさせられることになりました。つまり、私は未来の著作一冊を失った。すべての感情を飲みこみ、ただひと言、無念とつぶやきます。この件、終わり。
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行ってきました。
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人類の進歩と調和。
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8年ぶりに復活です。マンガ版『鹿男あをによし』(梶原にき作画・バーズコミックス)(1)~(3)の電子配信が始まりました。やたらダンディーなリチャードが、いい味出しています。 amazon.co.jp/%E9%B9%BF%E7%9…
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次回ブラタモリは、禁断の大阪城スペシャル。大阪城の地下に、もう一つの国会議事堂が!? キーマンは日本近代建築の父・辰野金吾。大阪の地に400年間、受け継がれてきた秘密をタモさんが解き明かします。お楽しみに!
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「新潮」12月号にて綿矢りさ氏と森見登美彦氏と鼎談しています。綿矢さん新刊『手のひらの京』を真ん中に置き、京都について語り合ったわけですが、初の「新潮」登場だしノウブルに攻めるで!という初志はいずこへ、「ゴジラが京都に来たらどうなるか」という恒例のグダグダ模様でフィニッシュです。
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まったく期待せずに観にいった『ローグ・ワン』、まさかの『スター・ウォーズ7』よりおもしろかったデス・スターの巻。
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『ローグ・ワン』が成功しているいちばんの理由は、フォースをただの空念仏に押しやり、新たな飛翔力を一気に獲得したところではないか。フォースと共にありすぎて、重量オーバーで自沈していった1・2・3と好対照。ルーカスの映画内概念に自縄自縛に陥っていたSWを見事解放したように感じました。