万城目学(@maqime)さんの人気ツイート(新しい順)

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台風がごうごう騒ぐのを聞きながら、深夜、嵐で孤立した山奥の洋館で凄惨な連続殺人が起こる小説を読むと、それはもう雰囲気ありまくりだったのですが、翌日の実感として嵐の次の日に殺人はない。孤立するぐらいの嵐なら、いがみ合うよりまず洋館に住む全員で掃除。掃除に参加しなかった奴が犯人。
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2年ぶりの単行本の新刊告知になります。来月12日、『べらぼうくん』(文藝春秋)が発売されます。おたのしみに!
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薬局で順番を待つ間、何となく置いてあった「VERY」をめくっていたら、「息子と恐竜博に行くとき着るべきオシャレ」という想像を超えた切り口で1ページ攻めていて(もちろん化石の前で撮影)、自分の名前を呼ばれても、すぐに立ち上がれませんでした。
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数年前、ジブリの方にお会いしたとき「宮崎駿はいっさいネットとかいったものを見ない」とおっしゃるので、「じゃあ、ラピュタ放映のときにみんなしてバルスとつぶやく遊びをしていることを知らないのですか」と訊ねると「間違いなく」と自信満々の返答をいただいたのだが、今もそうなのだろうか。
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ステージがある程度出来上がったとき、機材を運ぶついでのフリして、お二人の立ち位置に止まって、一瞬客席に向かって両手を広げたんです。こんな大きな場所に向かって歌うのか、とただただ圧倒されました。やはり、もう一度、二人並んであの大きな景色を見てほしかった、見せてほしかったなあ、と。
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大学3回生のときでした。大阪城ホールのチャゲアスライブの設営バイトに申し込み、お二人のリハーサルの姿をちらりとでも見れないかと目論んだのですが、巨大セットの設営に3日要し、私が入った初日はひたすらパイプ運びで終了でした。それでも運よくChageさんのギターを運べたのは一生の思い出です。
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伝説のクソゲーとして名高い『たけしの挑戦状』が舞台化と聞き、また無茶なことを! と思っていたら、演出がヨーロッパ企画の上田誠氏でありました。カラオケするのかなあ。するしかないよなあ。たのしみです!
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韓国で日本の歌を歌うということ自体、解禁されたのは1999年。まだ、たったの20年です。片や揺り戻しもありましょう。片や10代の女の子が韓国でアイドルデビューするという20年前は誰一人想像できなかった扉も開きましょう。もちろん、私もその開いた扉の向こうの景色を見続けたいわけです。
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『ベスト・エッセイ2019』が届きまして(私もエントリーしてます)、何となく眺めていたら「彬子女王」という名前が。「また、おもしろいペンネームつけたもんやな」と掲載エッセイを読んでみたら、実に真面目な内容、かつどうも本名ぽい所属。はて? とgoogle先生に訊ねてみたら、完全に女王でした。
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坂元裕二氏、ついにレモン問題について重い口を開く。 「もはや記憶の奥に追いやったあの忌まわしき時期、わたしにつきまとったこの事象についてお話ししておくべき時が訪れたようです。」 instagram.com/p/Byu1VkRF3nk/
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ちなみに私は、とてもいい具合にフリットがカラッと揚がっていたので、どちらかというとレモンをかけたくなかったのですが、『カルテット』の十字架を背負った坂元氏のレモン先制攻撃に何も言えなくて、梅雨・・・でした。
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すると坂元氏、やおらレモンを手に取り「こういうときは率先してさっさと絞ってしまうことにしてるんです」とレモンをまんべんなく絞ってしまいました。なるほど、面倒な展開になる前のライフハック! 「(高橋)一生くんとかもっと面倒くさいことなってると思います」という言葉に重みがありました。
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1、坂元さんは揚げ物にレモンをかけたい人 2、坂元さんは揚げ物にレモンをかけたくない人 3、坂元さんは揚げ物にレモンをかけることをネタにする人を支持する人 4、坂元さんは揚げ物にレモンをかけることをネタにする人を鬱陶しいと感じる人 さあ、どれだ。ちくしょう、なんて面倒なんだ坂元氏!
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先日、脚本家の坂元裕二氏とスペイン料理をつついていましたら、そこにフリット(揚げ物)ミックスが運ばれてきて、皿の隅にはレモン片が! にわかに緊張感漂うテーブル、もちろん脳裏に去来するのは伝説の『カルテット』唐揚げレモン問答。そこで私が咄嗟に考えたのは以下の4パターンでした。
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そして来るべき下半期には『DEATH STRANDING』。どえらい令和元年であります。分断に対し、手を繋ぐ、橋を架ける。シンプルなれど大事なメッセージ、これをどうゲームで表現するのか。そもそも、できるのか? 小島秀夫監督の、いつだって今とこれからを見据えている志高きチャレンジがたまらないです。
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本来明日締め切りの原稿を引き延ばしてもらわんと担当編集者にメールし、その理由を「御社社長のことで全然原稿に手がつかない日が発生してしまったため」と付記してみた。完全無抵抗で締め切りが延びた。私も大人げなかったかもしれない。締め切り攻防戦、それは作家と編集者のだましだまされの戦い。
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「なぜかじゃないでしょ、ちゃんと理由あるでしょ」とMyojo前編集長に言われましたが、何かおもしろいのでなぜかにしておきます。そして「SixTONES」で「ストーンズ」と読みます。失礼しました!
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私の仕事場になぜか毎月送られてくる「Myojo」。そして、なぜか前編集長と焼き鳥を頬張り、なぜかKis-My-Ft2の御本をいただく。しっくすとーんずという新しいグループの存在を教えてもらい、「みんな太り気味なのですか(6tonsと誤翻訳)」と訊ねたところ「SixTONESです」とやんわり修正されました。
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わざわざ世間に部数をさらすとか、何て野暮なことをするんだろうと嘆息する毎日ですが、城崎でしか販売していない『城崎裁判』が7刷となりまして、ナント累計17,000部。あり得ない二度目の大台が本当に見えてきました。
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昨日のツイート、見城徹さんまで届いたらしい。でも、いまひとつピンと来なかったらしい。会社のことを考え、「ツイッターをやめてください」と社長に直談判した幻冬舎の私の担当編集者は立派です。もし、来週ハローワーク通いすることになったら、たこ焼きでもおごらせてください。
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頼みます、幻冬舎。そこで連載し、出版することに作家が自信を持てる、日々原稿を書くことに納得ができる出版社でいてください。世間を狭く、息苦しくするのではなく、社会を広く、風通しのよいものにするために出版社はあるはずです。
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武道館へ「Made in ASKA」ライブに行ってきました。常々「人格を含めた天才はいない、作品こそが天才」を持論としているのですが、まぎれもない天才の姿でした。それをライブで聴ける、この無上のよろこび。古い話を語るとき、自然と「僕たちは」と二人称になるのが、やはりうれしかったです。
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山Pの13歳からの恋愛相談も、「実はこの人、小学生くらいの子どもがいるんじゃないのか」という地に足着いた、完全に親視点の回答で、何だかイメージが変わりますね。
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特にいいなと思ったのが「友達から女子力がない、上げ方がわからない」と相談する13歳に「女子力という言葉はもう古い。男子も女子も関係ない」と返すマリウス葉氏。「自分の好きな人を必ず取ろうとする友人がいる」という相談への、カミソリの如き伊野尾慧氏のキレキレ回答もよかったですね。
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隔世の感はなはだしいそれらお悩みに、ジャニーズの若い68人が回答するのですが、みなさん、他人の目を気にせず自分の個性を伸ばす方向で、まず背中を押す発言を返すのが好感度大。また、大人は必ずしも絶対じゃない、先生もあやしいのはいる、という前提で彼らが回答するのも時代の変化を感じます。