「国民から『国葬はいかがなものか』との指摘があるとは、私は認識していない」と茂木氏。認識していない、というよりも、聞くつもりがない、ということでは。国葬反対の声をあげる人は「国民」扱いしないのか。 mainichi.jp/articles/20220…
「日本において国葬というものは民主主義と相いれないもの。戦前、戦中に行われてきた国葬は、皆の意見を封じ込め、同じ方向を向かせるために行なわれてきた儀式。(故人に対する)評価は国が決め、反対意見は聞かないという姿勢を示すことにつながる」と宮間純一さん。 tbsradio.jp/articles/56932/
ウィシュマ・サンダマリさんのご遺族が国を提訴し、明日は二度目の期日。亡くなってから1年4カ月あまり。「あの日」、何が起きたのか。ウィシュマさんと面会を重ねてきた方の言葉と共に。 《人間に生まれてきて、よかったです》――ウィシュマ・サンダマリさんが生前綴った言葉 d4p.world/news/15543/
《(大久保利通の国葬に準ずる葬儀は)反対派の動きを封じ込めるという政治的な目的がありました》 《国葬の実施と民主主義を守ることがどうつながるのか理解できませんが、この発言はまさに大久保を国葬した際の明治政府の意図に通じるもの》 huffingtonpost.jp/entry/story_jp…
第一次・二次安倍政権下、入管収容施設で亡くなった被収容者は10人にのぼる。十分な検証はなされず、入管行政の透明化も進まなかった。むしろ昨年廃案になった入管法政府案は、その入管の権限を実質より強めるものだった。法案が審議入りしたのは菅政権下だったけれど、土台ができたのは安倍政権下。
映画「教育と愛国」監督、斉加尚代さんへのインタビュー。軍国主義への反省から、戦後の教育と政治は一線を画してきたはずだった。ところが第一次安倍内閣で教育基本法が"改正"され、加害の歴史に触れる文言は教科書から次々消え…教育現場に何が起きてきたのか▶ youtube.com/watch?v=a3qqT2… #d4p
選挙期間中、どれほど聞こえのいいことを掲げようとも、その土台に差別と排除が根深く内包されている限り、「持続可能な社会」を築くことはできない。選挙を「抜け道」扱いするヘイトへの対策が急務。沖縄タイムス連載です。 okinawatimes.co.jp/articles/-/993…
先日、兄の小学校の同級生の集まりに招いてもらった。私が生まれる前のことなのに、皆生き生きと兄のことを語ってくれた。自分のことはあまり話さず、人のことを気にかける人柄、苦手だった食べ物、どんな遊びをしたか、そして、見送った日のこと。その全てが、兄の命だった。 d4p.world/news/4297/
ここにも書きましたが、名古屋入管窓口の呼び出しアナウンス、なぜ日本語のみなのかと問い合わせると、「以前から日本語と英語でやっている」と返答。驚いてもう一度確かめに行くと、やはり日本語のみ。文書改ざんのみならず、事実とは違う説明を組織として平然と行ってきた。 bunshun.jp/articles/-/557…
名古屋入管といえば、ウィシュマさんに関わる書類等を遺族代理人が求めた際、「法にのっとって行政文書開示請求するように」と言われ、その通り開示請求をしたところ、16万円近い「開示実施手数料」の請求とともに送られてきた1万5千枚以上の書類は、ほぼ黒塗りだった。 comemo.nikkei.com/n/nc5aaa8a95c68
この名古屋入管での文書改ざんは、不起訴(起訴猶予)、そして一カ月の停職。誤った医療措置を隠蔽するための改ざんで、この処分は軽すぎる。そして、ウィシュマ・サンダマリさんが亡くなった後、当時の名古屋入管局長は訓告(口頭又は文書で注意)を受けたのみ。関係者も全員不起訴(嫌疑なし)。命とは。
名古屋入管警備官が収容者に対し、鎮痛薬を決められた間隔より短く投与。発覚を免れるため投与記録を廃棄、部下に虚偽書類を作成させる。別の警備官も睡眠薬投与とカテーテル挿入順序を間違えた上、記録改ざん。停職1カ月。つまり、一か月後には戻ってくるのか。 nagoyatv.com/news/?id=014074
安田浩一さんとの共著、『外国人差別の現場』一部を公開。 2007年以降だけで17人も死亡…外国人の病死・餓死・自殺が多発する「日本の入管」で何が起きているのか《公的機関の闇》 bunshun.jp/articles/-/557…
「赤木ファイル」の時は「存否を含めて答えない」⇒「一部黒塗りで開示」だったけれど、今回は「不存在」⇒「やっぱりありました」。何も進歩していない。 digital.asahi.com/articles/ASQ7G…
国がそれでも「大きな声」をさらに轟かせることに徹しようとするとき、メディアは何をすべきか。先日再会したウィシュマさんの妹さんは、「姉が好きだった食べ物、好きだった服、その”小さなこと”すべてが命」と語っていた。その”小さなこと”を大切に発信し続けたい。
収容施設で亡くなったのは2007年以降17人。それ以前からも含めればもっと。ウィシュマさんの妹さんたちは何度も入管に「なぜそんな態度をとるのですか?スリランカが貧しい国だからですか?」と訴えかけてきた。政府や政治家は本来、理不尽な命の格差を生まないために、力を尽くすことが役割のはずだ。
今改めて、国の管理下、責任下であるはずの入管収容施設で亡くなり、まっとうな検証もなされず、責任ある立場の人々から顧みられることもなく、置き去りにされようとしてきた、たくさんの命のことを考えている。
悪質な宗教勧誘とネットワークビジネスは構造的に重なるところがある、と思う。大学時代に友人から「面白い集まりがある」と言われ行ってみたらその勧誘だった。「これだけ稼いだ人がいる」と人前で表彰し、自己肯定感や競争心を刺激する場。彼女は金稼ぎの道具として私を見ているんだ、と悲しかった。
大切なので再掲します。この記事に掲載した同じ「識者」が「ヘイトスピーチ」についてメディアで語っていましたが、この言葉の意味を恣意的に捻じ曲げるような動きには注意が必要です。差別被害の深刻さを益々見えづらくしてしまうからです。 d4p.world/news/14956/
広河隆一氏の性暴力告発後、フォトジャーナリストの男性に、何か意思表明しないのかと尋ねると、「これから考えていくし、それが写真にも表れる」という答えが返ってきた。その考えを決して否定しない。でも、危機感の差は、痛感した。「そのうちに」と言える余裕は、切実な問題を抱える側にはない。
悪質な宗教勧誘は思っていたよりずっと身近で根深いことをこの数日感じている。しんどい時に道で声をかけられ、「信仰心が足りない」と引っ張られそうになった、など。しんどさの社会的要因に目を向けさせず、自分の足りなさだ、と視野を狭められ、"ここに救いがある"と言われ拒めなかったという声も。
日本維新の会は、選択的夫婦別姓に「賛成」としながら、公約に「戸籍制度及び同一戸籍・同一氏の原則を維持」と書いてあり、実質、通称使用拡大のみで、すり替えだと思う。 藤田幹事長は、導入賛成の声が「イデオロギー」であるかのように語っていましたが、生活/人権の問題。 youtube.com/watch?v=jK8NNT…
ちなみに公明党・石井幹事長に「性交同意年齢の引き上げについて、明確な年齢を示していない」と問うと、「私は詳しくない、党の中でどういう議論をしているかよく承知をしていないが、議論していきます」と。自分自身の考えを問われても、曖昧に返答するだけでした。
「主要政党の中で、女性候補者の割合が最低ですね」と公明党・山口代表に問うのはこれで3度目でした。党の役員もほぼ全員男性。「現職優先にしている。定年はあります」と高木選対委員長はいうけれど、「男性の定年まで待て」となると、あと何年先延ばしになるのだろう。 youtube.com/watch?v=jK8NNT…
ちなみに法務省は過去、裁判で勝訴した難民申請者さえ、判決後にもう一度、不認定にしたことが複数回ある。法務省自ら司法を軽視してきた責任とも向き合う必要があるはず。