クーデター後も防衛省は国軍からの「留学生」を受け入れ、安倍晋三元首相の国葬も、国軍側に「通報」している。「自己責任」と切り捨てるのではなく、こうした現状を「知る責任」にこそ、今向き合う必要があるのでは。沖縄タイムス連載です。 okinawatimes.co.jp/articles/-/100…
こちらは今年7月、第二回期日の記事です。 「飢餓状態」の数値を見過ごしたこと、救急車を呼ばなかったこと、それは「やむを得ない」ことなのか ――ウィシュマ・サンダマリさん遺族に、国は何を主張したのか d4p.world/news/17843/
名古屋入管で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんについて、入管庁が公表した「最終報告書」と遺族が一部確認した監視カメラの映像に乖離があることを、昨年の今日、サンデーモーニングで黒板解説しました。あれから1年経っても、入管庁は根本問題に踏み込もうとしません。 youtube.com/watch?v=GpDsDv…
アウシュビッツでの収容を生き延び、35年間アウシュビッツ・ミュージアムの館長を務めたカジミエシュ・スモレンさんは生前、今を生きる若い世代にこう、語りかけていたそう。 「君たちに戦争責任はない。でも、それを繰り返さない責任はある」 d4p.world/news/6349/
この遺骨の問題について、明日15日も朝から夕方までシール投票の呼びかけが行われるそうです。今日は東京のご遺族もこの場に駆けつけ、「遺骨は遺族のもの、国のものではないし、ましてゴミではない」と語っていました。
激戦地だった沖縄本島南部の土砂が米軍基地建設の埋立に使われようとしている問題を、靖国神社前で訴える具志堅隆松さん。沖縄戦の遺族は全国にいます。そして、ここに悼みに来る人たちなら、遺骨が海に沈められようとしていることにも問題意識を持つのではないか、と。(続
「またこの人か」と放置すれば、問題は益々、根深くなるばかりです。大切なのは、杉田氏の差別発言を「またか」と受け流さず、投げ出さず、その都度、何が問題なのかを具体的にあぶり出し、党の側にも投げかけていくことではないでしょうか。 d4p.world/news/18141/
「内閣改造」により、杉田水脈衆氏が総務政務官に起用されました。これまでの発言を改めて振り返るため、過去の記事を再掲します。「女性はいくらでもうそをつけますから」とし、その後「ブログで説明する」に終始した態度の何が問題だったのか。 d4p.world/news/18141/
ヘイトや差別を吐き散らしてきた人物を政権の要職に起用することは、差別問題など考慮するに値しない、というメッセージになってしまうし、もっといえば、その差別やヘイトの矛先を向けられている人たちの命を「二の次」扱いするようなこと。「杉田氏でなければならない」理由は何なのか。
杉田水脈氏が問題なのはもちろん、気がかりなのは防衛副大臣の井野俊郎氏。法務政務官時代、「難民認定をちょっとだけかじった程度(本人談)」で、難民認定すべきと法務省職員から報告されたケースにサインを拒否した、と公言する人物。人の命を、人生を何だと思っているのか。 mainichi.jp/articles/20210…
小学校で憲法を学び、信教の自由を知り、教義を強いる父の暴力、罵倒を受けながらも、憲法の存在を主張して少しずつ教団から離れることができた、という体験談に色んな意味で衝撃を受けている。それまで死にたいと思っていた、でも自殺は地獄行きと教え込まれていた、と。 tbsradio.jp/articles/57566/
爆心地から12キロ圏内でも国指定の地域外にいたため、被爆者認定されない「被爆体験者」。国は精神疾患や合併症などには医療費を一部支援。岸田首相はそこに"がんの一部"を追加する意向を示したものの、詳細ははっきりしとしない。なぜ"小手先"だけで解決を図ろうとするのか。 digital.asahi.com/articles/ASQ89…
《(参政党は)「外国人労働者の増加を抑制し、外国人参政権を認めない」を掲げています。国家主義・排外主義の色彩が極めて濃い政党です》 《有機農業運動はこれまで一貫して国際交流を大事にし、海外の実践に学び、日本の経験を分かち合いながらその思想や技術を発展させてきました》
《私たちは、農民、消費者生活者が取り組む農業生産活動、有機農業や食の安全をめざす運動が、国家主義・排外主義の枠内で語られることを拒否します》 参政党の掲げる政策に対しての、農業関係者からの声明。こういう意思表示、応答、とても大切。 note.com/starvalley/n/n…
日本政府は安倍元首相の国葬に、ミャンマー国軍関係者を事実上「招待」した。「自分たちが何をしても、日本政府は支援してくれる、非難声明以上のことはしない、と国軍になめられているのではないかとすら感じます」と笠井さん。背後にある根深い結びつきとは▶youtube.com/watch?v=O3ui_I… #d4p
長崎の爆心地から12キロ圏内であっても、国の指定する援護区域外にいたために、被爆者と認められない人たちがいる。広島では「黒い雨」を浴びた人々を認定する新基準運用がはじまったものの、長崎の被爆体験者は対象外。原告の一人、岩倉千代子さんは当時9歳、今は86歳。詳細はまた追って。
ミャンマーでは、取材中だった久保田徹さんや多くの市民が拘束され、重大な人権侵害が続いていますが、防衛省はミャンマー国軍からの「留学生」を受け入れ、安倍元首相の国葬も「通報」。この国軍と日本政府の関係について、笠井哲平さんと考えます。8/10(水)21時より▶ youtube.com/watch?v=O3ui_I… #d4p
「何も話せなかった自分が、人前でこうして証言を重ねてきて10年近く。それまでは電話がかかってきても、“江川です”と名乗っていたのが、最近では“李です”と答える。それが、私にとっては人生最大の贈り物」 なぜ李さんの言葉までも「切り捨てる」ようなことをしたのか。 d4p.world/news/11909/
広島で被爆し、93歳で亡くなった李鐘根さんは、出自と、被爆者であることと、何重もの差別に直面してきた。平和記念式典での李さんのメッセージ映像からは、李さんが入れたかった「切り捨てられ」が削除された。市側の説明は不自然。宮崎園子さんの報告、全文読んで下さい。 buzzfeed.com/jp/bfjapannews…
8月9日。ロシアによるウクライナへの侵攻直後に書いた記事ですが、被爆者の和田征子さんの言葉を改めて。 「被爆者一人ひとりが語り続けてきた小さな声は、プーチン大統領には届いていないのか、あまりにもか細い声だったのか」 この世界を絶望で覆わないために。 d4p.world/news/15432/
世界猫の日。ウクライナでは、家族として犬猫たちと共に生きている方たちにたくさん出会った。キーウ郊外、ブチャのこの猫さんも、とても人懐っこかった。どうしてるかな。
吉川氏のように、公権力にありながら「今後の裁判との関連も含めてコメントは差し控える」等、訴訟を盾にして説明責任から逃れようとする側は、大抵、裁判後にもまともな説明をしようとしない。「議員の身分は重い」の意味をはき違えていないだろうか。 newsdig.tbs.co.jp/articles/-/116…
昨年のガザ空爆時、幼い赤ちゃんを育てる友人がくれたメッセージ。当時、入管法政府案が審議入していた。 《日本で、「難民」に対する扱いが変わるかもしれないと聞きました》 《日本が難民を受け入れず、私たちと「希望」の間に立ちはだかる“壁”とならないことを望みます》 d4p.world/news/10415/
例え空爆が止んだとしても、物資や人の往来を止められ続け、真夏に電気が途絶えることがあれば、ここに暮らす人々の命に関わる。そんな非人道的なことを国家が堂々とやってのける。やり続けている。
パレスチナ、ガザ地区に暮らす友人から、「ウクライナでロシア軍に抗う人々は、世界から称賛されるけれど、自分たちは占領や抑圧に抵抗すると犯罪者、テロリスト扱い」というメッセージが届いたことがある。その言葉の重みを改めて、思い返す。