昨年の総裁選前、「パンケーキが好き」「令和おじさん」と、”親しみやすさ”を報じている場合ではなかったということが、早くも露呈したのが、日本学術会議への人事介入だったのだと思う。次の総裁選の報道はどうだろうか。
昨年の今頃、安倍首相はコロナ危機に言及しながら「憲法に緊急事態条項が必要」と訴えていた。やるべきことをやれていない政治責任の問題を、「今の憲法に欠陥があるからだ」とすり替えてはいけない。
「コロナ対策最優先」というけれど、国会はずっと閉じたまま。これだけの状況がありながら議論の場を狭めていること自体が命の軽視だと思う。 mainichi.jp/articles/20210…
「夫が改ざんをさせられたときも、亡くなったときも、財務大臣は麻生さんでした」「麻生さんは再調査される側の立場であって、再調査しないと言える立場ではないはずです」と強く訴える赤木雅子さん。そんな雅子さんが沖縄で目の当たりにした「不条理」についても書きました。 d4p.world/news/11554/
ウクライナから逃れてくる人々の受け皿を日本でも作ろうという動き、とても大切。同時に、命の危険がありながらもずっと難民認定が受けられずにいる方、あまりに低い難民認定率からはじかれてしまった方のこと含め、日本の難民受入のあり方そのものの問題点をしっかり伝えていきたいと思う。
高市早苗氏については、この停波についての言及も忘れたくないところ。 nikkei.com/article/DGXLAS…
今改めて、国の管理下、責任下であるはずの入管収容施設で亡くなり、まっとうな検証もなされず、責任ある立場の人々から顧みられることもなく、置き去りにされようとしてきた、たくさんの命のことを考えている。
収容されたカメルーン人男性が、床をのたうち回って苦しみ亡くなった事件。職員は監視カメラで観察し、日誌に「異常なし」と書き込んでいた。国は内輪の杜撰な報告書で済ませようとしていた。2007年以降、収容施設で17人が亡くなっているが、これが国の責任を認めた初の判決。 digital.asahi.com/articles/ASQ9J…
「黒い髪だろうが、赤い髪だろうが、見た目にとらわれて内面を無視し、“悪い生徒”とレッテルを貼るのは教育ではない」。カナダ人の先生がかけてくれた言葉を思い出す。身体的特徴の「証明書」を出させることは、人権侵害だと思う。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
それに加えて大学教授から「生殖可能性がない以上、国家が保護すべき利益が見当たらない」という発言まで飛び出してきたので、こちらも再度、シェア。 「婚姻の目的=生殖」であるかのような主張の暴力性。 【エッセイ】子どもを産まないことは“不完全”なのか d4p.world/news/17628/
2007年以降、入管収容施設では17人もが亡くなり、誰も刑事責任を問われていない。2014年、カメルーン人男性が、床をのたうち回って苦しみ亡くなった際も、職員は監視カメラで様子を観察し、日誌に「異常なし」と書き込んでいた。それでも、内輪のずさんな報告書を出したのみ。 digital.asahi.com/articles/ASQ6J…
パレスチナ・ガザ地区がなぜ「天井のない監獄」と呼ばれているかご存知でしょうか?あらゆる犠牲があってはならない、ということを前提にしながらも、圧倒的な力の不均衡、長年に渡る搾取の構造を無視し、「どっちもどっち」どころか力のある側を、政府関係者が一方的に擁護することは非常に深刻です。 twitter.com/iloveyatchan/s…
森喜朗氏の発言を批判後、ラグビー新リーグ法人準備室長から突然解任された谷口真由美さんが、今度はラグビー協会理事からも外されたと週刊新潮が報じています。協会関係者は「谷口外しではない」とコメントしながら「(新任の女性理事は)ちゃんとわきまえてくれる人になりそうです」と。矛盾している。
恣意的な人事が起きえてしまうような仕組みを作りながら、「自分たちはそれをやらないから安心して」と言われて、どれだけの人が本気で信用するだろう。「事由を事前に明確化」としているけれど、黒川氏定年延長の「事由」説明も「明確」ではない。 #検察庁法改正に抗議します www3.nhk.or.jp/news/html/2020…
市民に「賢さ」を説く前に、甘利さんには説明責任を果たすべきことがあるはず。 digital.asahi.com/articles/ASQDH…
不祥事や隠蔽、政治で同じような問題が繰り返されてきたのは、「どうせそのうち、ほとぼりが冷めるだろう」がまかり通ってきたから。「通ってきた」というよりも、「通らせてしまった」のだと思う。だから、うやむやにしてはいけない、という意思を込めて、私は投票に臨みたい。
入管内での凄まじい暴力の実態が、また。羽交い締めにされたアフリカ系男性が「痛い!」と悲鳴をあげ、大声で泣き叫ぶ。職員らは男性の膝と腿にのしかかり、「どこ痛いの?」と半笑い声で呼びかけ、「どこが痛い?」と執拗に繰り返した。緊急寄稿です。 d4p.world/news/21413/
「最優先は新型コロナウイルス対策」「いまのような厳しい状況では解散できる状況ではない」というのであれば、国会を開いて下さい。今の状況は憲法違反であり、人命軽視。 nikkei.com/article/DGXZQO…
菅首相が盛んに掲げていた「自助」という言葉は、コロナ禍で多くの人の生活が脅かされる中、「自己責任」と同義になり、もっといえば「自業自得」かのような意味合いを帯びてしまったように思う。
《被害届を出そうとした私に、捜査員が「君の人生が水の泡になってしまうからやめなさい」と言いました。どんな事件でも、「被害者側に沈黙させる方が、被害者のために良いのだ」とされてしまう社会の仕組みの下では、これからも誰かを苦しめてしまう》 伊藤詩織さんの陳述。 d4p.world/news/12635/
「自民党として(旧統一教会と)組織的な関係はない」「政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明をしていく」と言いながら、いざ、それぞれの政治家に尋ねると「個別の質問には回答を差し控える」とする議員も。発揮されているのは「聞く力」ではなく「聞き流す力」ばかり。
「菅首相が絶対に東京五輪開催と舵を切っている時、尾身先生は何を言うんだ。何のための分科会なんだ、という思いです」(自民党議員の発言) 少なくとも「五輪を開催するための」分科会ではないはず。 news.yahoo.co.jp/articles/64897…
「緊急時なのだから政府批判するな」ではなく、緊急時こそ批判しなければ、実態と政策がどんどん離れてしまう。もっといえば平時からしっかり批判しなければ、生活実感とは遠い政府になってしまうのだと思う。 digital.asahi.com/articles/ASN47…
つまり、結論ありきの政府方針にただ「お墨付き」を与えるのが「専門家」の役割だと思っているのでしょうか。 竹中平蔵氏 尾身会長の五輪発言を批判「明らかに越権」「ひどい」 news.yahoo.co.jp/articles/41766…
「子どもを産んだら奨学金返済額を減免」というのけぞるような提言が自民党調査会で固められたようなので、またシェアしておく。学ぶ権利を「産め」という圧と結びつけるのか。「子どもがいなければ負担はそのまま」なんて、「産まないペナルティー」のよう。 d4p.world/news/17628/