杜の都・仙台にあるインドカレー屋さんが、店先にスパイス自販機を設置している。クミン、ターメリック、コリアンダー、クローブなどの単品や、キーマカレー用、タンドリーチキン用などのミックススパイスも。当初は外国人留学生の利用を期待していたらしいが、最近は日本人客も目立つという。 twitter.com/santa_indian/s…
メソポタミアの大河にすむコイやソウギョの焼魚マズグーフ。店の敷地内にある大きな囲炉裏でじっくりと1時間ほどかけて焼き上げた白身は、ほくほくと柔らかく絶品。日本の食習慣からすると醤油が欲しくなる味。イラク・バグダッド、チグリス川沿いアブ・ヌワース通りの専門レストランにて。
ロシアに紅茶がもたらされたのは意外に新しい。17世紀、モンゴルのハーンがロマノフ王朝初代皇帝に献上。また、ジャムを入れた「ロシアンティー」なるものはロシアに存在しない。日本側がおかした誤解という。東京外大の沼野恭子教授「露の紅茶文化とサモワール」についての夜話。とても勉強になった。
中東の料理でも、イランのポテトサラダの「オリビエサラダ」はロシアが起源。トルコのヨーグルトスープ餃子の「マントゥ」はロシアの「ペリメニ」と共通の歴史背景を持つ料理。ロシアの伝統菓子「スィローク」は、チーズケーキバーともいえるもので、世界各地で隠れた人気。
群馬、栃木、茨城3県に広がるパキスタン人コミュニティ。現地そのままを味わえるパキスタン料理店を3か月半かけて回った映像作家ヒロケイさんの渾身レポート。これは行くしかない/北関東で食べておきたいパキスタン料理を知るための10皿|Hiro Kay @hirokay|note(ノート) note.mu/ethnicneighbor…
地中海マグロを豪快に焼いて、レモンをギュッと絞って食べる。完熟トマトをくり抜いてサラダを詰める。ひきわり小麦のクスクスに羊肉を乗せて熱々スープをかける。北アフリカ・アルジェリアで味わった至福の料理。時々、夢にみて、口に入れようとしたところ、はっと目が覚めたりすることがある。
大阪・ミナミにあるウイグル料理レストラン「ムカーム」。手延べ汁なし麺のラグメンや、羊の腎臓の串焼き、甘辛い寒天サラダなど。値段もお手頃。店名の「ムカーム」は、アラブ音楽とも共通するウイグル人の音楽体系のこと。店内で流れていたビデオクリップは、まさに、あの懐かしい音色だった。
岩手で初めて冬を越すエジプト猫、防寒の支度をおこたりない。本州最寒の地で暮らす元捨て猫ヨシミ。冬用の毛を着々と増やしているようすで、こころ持ち体がふわふわしてきた。
夏のエジプト。厳しい暑さはしんどいが、マンゴーやスイカなど果物のおいしさは格別。首都カイロの果物屋の店頭にもたくさん並べられる。陳列方法もユニークで眺めているだけで少しは気が紛れる。
松屋銀座にできた #バクラヴァ 店「 #ナーディルギュル 」の出店が「アジア初」という表現に引っかかる人もいると思う。トルコもアジアじゃないのかと。ただ、同店の国内店舗「カラキョイ・ギュルオール」は、イスタンブールのいわゆるヨーロッパ側にしかないから、「アジア初」でよいということかも。
東京・南青山で開催の「中東のカワイイ雑貨と食べもの」展。カフェ営業と物販で、計2万2600円のお買い上げをいただきました。全額を、地震被災地でもあるシリア北西部支援を行う日本の国際NGO「SSJ」 @SSJ__official と、日本クルド文化協会 @nipponkurd に寄付します。本日も正午からオープンします。
東京・上野の寺院「宋雲院」で開かれた #シルクロードバザール で、サバサンドが売られていた。パンは固めのバゲットタイプ。意外に相性良さそう。サバがパンからあふれるほどの大きさ。イスタンブールなら、もっと大きくソフトなエキメッキが一般的だが、パン・サバ比率はこのぐらいが丁度いいかも。
東洋一の硫黄鉱山と言われ、最盛期には、鉱山のまわりに数千人が生活する小都市が出現。岩手県の今は高原リゾートの八幡平のふもとにあった松尾鉱山。最新のアパート群が出現し「雲上の楽園」とまで呼ばれたが、硫黄の代替生産法の出現など時代の変化の波をかぶって閉山、街も消滅、廃墟に変わった。
イランやイラクでは、ニンジンはキュウリと並んでフルーツのカテゴリーにはいる。もちろん生食専用というわけでもなく、中東でも幅広く料理に使われる。チュニジアには、ゆでたニンジンペースト状にしてオリーブオイルやニンニクなどを加えた家庭料理「ウンマク・フーリーヤ」があり、これは絶品。
東京・武蔵関にオープンしたシリア式バクラヴァの店「アル・ナブルシ」。バクラヴァガイド本「Baklava BANZAI deluxe」で店を紹介したので、本を謹呈。バクラヴァやクッキーがずらりと並んでいた。関西や名古屋から買いに来た人もいるそう。シリアのハーブティーも売られていた。
餅をもっと斬新な味付けで食べてみたいという人には、「もちデータベース」という便利なものもある。「一関もち食推進会議」が作成さた。例えば、ギリシャヨーグルト&香草ディル、ピスタチオなどのタレをかけたものも紹介されていて、日本の伝統食の枠を飛び越えている。 ichitabi.jp/feature/specia…
今回のトルコ東南部地震では、隣国シリア北部も大きな被害が出ている。特に北西部イドリブ県は、シリア・アサド政権と対立する反体制派の支配地域で、「政権が海外からの救助隊の入国をほぼ認めていない」。政治混乱によって、人間の生命がないがしろにされるケースの典型だ。 chunichi.co.jp/article/632094
バクラヴァにアイスクリームを乗せて食べるのは、バクラヴァの「本場」のトルコでもよくみられるが、中央アジアにもあるんだそう。カザフスタンの最大都市アルマトイのチェーンレストラン「NAVAT」の「パフラヴァ」。退廃放浪&旧共産遺産を撮影する星野藍さん @satian39 から写真を提供いただいた。
ちなみにイランでは紅茶をいれる時、ロシアなどと同様、「サモワール」という金属製の湯沸かし器を使う。上段がティーポットになっている。蛇口付きの下段タンクのお湯をグラスにつぎ足すことで、濃さを自在に調節できるという優れもの。紅茶大国ならではの便利な生活必需品。
チーズケーキで知られる岩手県北上市の「トロイカ」は、ロシア料理レストランでもある。肉と野菜がたっぷりのボルシチスープは、真冬の北国で食べるのにぴったり。チキンキエフ(キエフ風チキンカツレツ)は、ナイフを入れるとバターがジュワッとあふれでる。ロシア並みに風雪が吹き荒れる中、大満足。
瀬戸内海の小豆島で獣害対策により捕獲された猪や鹿は、ほとんどが埋められてしまう。その数、年2000頭。有効活用を目指して生肉パックを販売する「小豆島ももんじ組合」は、「世界屠畜紀行」「飼い喰い」で知られる作家・内澤旬子さんの実践。東京・新高円寺の「なるお食堂」さんで実食。脂がうまい。
読んでいて、まるでベトナムを旅している気分になった。以前サイゴンで食べたブンチャーの味を思い出した。香草ディルが入った卵焼きは、よくよく考えるとベトナムっぽい料理。卵入りコーヒーは、練乳入りコーヒーの国にはそれほど違和感がないのかも。#世界を知るための10皿 note.com/kelly_nz/n/n4d…
牡蠣を原料にしたビール「オイスタースタウト」というのはアイルランドなどに結構あるみたいだが、柿の入った「パーシモンスタウト」は、かなり珍しいかも。岩手県一関市の「いわて蔵ビール」の醸造。ラベルには「工場長がなぜか仕込んでしまった」とあるが、さすがに会社ぐるみの「確信犯」だろう。
1年近く前、東京・新宿の自宅から逃げて行方不明になっていたオカメインコが、無事飼い主のフランス出身男性のもとに戻ったようです。東京の西の外れに住む、闘病中の女性が保護していたそうです。 twitter.com/sikllindil/sta… twitter.com/cafebaghdad/st…
なんとなく、モロッコに行ったときのことを思い出し、どんなものを食べていたかを調べ直してみる。朝食は、炭水化物の応酬。晩飯は、上手につかったオリーブでモロッコワイン。おやつには、緑茶で作る甘いミントティーとクッキー。サッカーW杯のこともあるし、しばらくモロッコが頭から離れそうもない