本州最北のパキスタン料理店「シャハジー」の店長、太田さんはかなりのやり手。この手の店では前代未聞の「インスタばえラッシー」を開発。パキスタンの場所、食文化についてのパンフをさりげなくテーブルに配置。店内で売っている調味料の使用法を説明したレシピも掲示。かゆいところに実に手が届く。
父がガザ出身のパレスチナ人という男性が営むアラブ料理店「ざいとぅーん」。シリア・アレッポ風ケバブにはニンニククリームの「トウム」が添えられていたり、中東のハンバーグ「コフタ」のトマト煮込みにはフレッシュトマトを使ったりと、これまでの日本のアラブ飯とは違う。杜の都仙台に現れた名店。
父祖の地レバノン・ベイルートに逃れたカルロス・ゴーン氏、自らがオーナーのレバノンワイン、イクシール(IXSIR)をあけ、ラグビーボール形の肉コロッケのケッベや、小さなピザのようなエスフィーハといったレバノン料理を堪能しているのだろうか。
近ごろよく耳にする「レバノン」という国で食べられる料理は、いわゆるシリア料理。レバノンは「大シリア」の一部。生肉、生野菜など新鮮な食材を使っていて、これが驚くほど洗練されている。/優雅で繊細なシリア料理を知るための10皿|カフェバグダッド @cafebaghdad #note note.com/cafebaghdad/n/…
イラン人の心の有り様を知る手がかりは、イランの街の至る所にある。特に街の洋菓子店が、商品の外見に傾ける情熱は尋常でない。これを鑑賞するためにイランに行くのもアリと思うほど/OLD and NEW、驚きのイラン菓子を知るための10皿|カフェバグダッド @cafebaghdad #note note.com/cafebaghdad/n/…
イランのソレイマニ司令官殺害が、日本とイランの関係にどんな影響を与えるかは現時点では見通せない。だが、両国間の文化を通じた交流が連綿と続いていることは知っておいて欲しい/ペルシャの彩陶を復活させた日本人|カフェバグダッド @cafebaghdad #note #好きな日本文化 note.com/cafebaghdad/n/…
「イランの文化遺産への攻撃も辞さず」とトランプ米大統領。何言ってんだか、という感じだが、写真をあげておく。かつて「世界の半分」とうたわれた古都イスファハンの「イマームの広場」。イスラム革命以前は「シャー(王)の広場」。これを破壊できる人間はいない、と信じたい。#IranianCulturalSites
古代ペルシャ帝国の首都だったペルセポリスの遺跡。ここは2000年以上前にアレキサンダー大王軍の攻撃で廃墟になった。わずかに残った遺構や壁画などが後世の人々にとっての貴重な財産になっている。一度失われたものは、未来永劫もとには戻らない。写真を見返してそう思う。#IranianCulturalSites
イランの首都テヘランにあるガラス・陶器博物館に展示されるガラス器の美しさは印象的だ。奈良の正倉院の宝物、白瑠璃椀と似たものもあるし、戦争に行った夫の帰りを待つ妻が使ったとされる「涙壺」もある。一度、壊れてしまったガラス器は元に戻ることはないだろう。 #IranianCulturalSites
酸っぱさがキーワード。レモンを多用するから。イラン料理は、最初はちょっと戸惑ってしまうかも知れないが、一度ハマると抜けられない魅力がある/「辛くはなく、酸っぱさが際立つ」イラン料理を知るための10皿|カフェバグダッド @cafebaghdad #note #ヨーグルトのある食卓 note.com/cafebaghdad/n/…
古代ヒッタイト帝国が滅亡した後、製鉄技術がどのように伝わっていったかを探るNHKスペシャル「アイアンロード」。古代エジプトや中国史も視野に、製鉄技術を切り口にして人類史を新たな視点で見直そうとする意欲的な番組。最古とみられる鉄塊を発見したアナトリア考古学研究所の大村幸弘所長も登場。
ナショナルジオグラフィック誌が、今年訪れたい世界の25か所の1つに日本の東北地方を選定した。「手つかずの森、峡谷、火口湖、千年の歴史を持つ神社仏閣、地域の由緒ある祭りといった見どころがありながら、外国人旅行者の2%未満しか訪れていない」と指摘している。 headlines.yahoo.co.jp/article?a=2019…
東北地方の冬の伝統食の一端を紹介。「くじら汁」という、塩蔵の鯨の脂身「塩くじら」を大根などの野菜と煮込んだ、あったまる味噌汁。鯨脂の旨味が野菜に染み込んでいる。塩くじらは、青森県八戸市の市営魚菜小売市場で見つけた。東北各地で食べられていたようだが、秋田や新潟では夏の料理らしい。
エジプト人のアラビア語学者を父に、日本人を母に持ち、日本で日本語で文筆活動を続けるエッセイストの師岡カリーマさんの言葉だからこそ説得力がある。「『単一民族』の何がそんなに自慢なのか」という問いかけ。日本は中東と同様、民族が交錯してきた歴史があるし、これからも交錯し続けるだろう。 twitter.com/danketsu_renta…
東京・亀戸に新年早々、羊肉専門の中華(内蒙古)料理店がオープンして、羊肉シューマイなるものを出しているらしい。昨年末には、サイゼリヤが羊肉の串焼きをメニューに導入したし、最近の羊肉食のすそ野拡大には驚くばかり。日本が、羊肉ファンに優しい国に? だとしたらうれしい限り。 twitter.com/80Cjp/status/1…
シリア・レバノンの名物、パセリ主体のみじん切り野菜にひきわり小麦ブルグルをあえた「タッブーレサラダ」。日本ではあまり手に入らないブルグルの代わりに、秋田県特産の「畑のキャビア」とんぶりを使ってみる。色彩的にはパセリの緑色に埋没するが、プチプチ感はブルグル以上。かなりいけると思う。
パレスチナの伝統刺繍の幾何学模様と和服の花鳥風月とを組み合わせる、という発想がとても斬新。抽象的なものと具象的なものは実は相性がいい、ということなのかも知れない。日本とアラブ(人)との関係も、そんな視点から見直してみたい/カフェバグダッド @cafebaghdad #note note.com/cafebaghdad/n/…
パレスチナの難民キャンプの女性たちの手作り刺しゅうを見せてもらう。今後、日本で和服の帯に加工される。中東らしい伝統的な幾何学模様が、花鳥風月の和服に合うのは不思議だと思ったが、実は日本と中東の文化がつながっているからなのかも。パレスチナ女性たちの自立を支援する企業ICEJの取り組み。
パレスチナ刺繍を和服帯に加工しているICEJの山本真希さん。刺繍を依頼しているパレスチナ難民女性2人を日本に招待しようとしていたが、昨日、日本政府が2人のビザを発給したらしい。2人は、2月28、29日に東京で開催されるイベント「伝統工芸が結ぶシルクロードの美」で刺繍の実演をするとのことだ。
ISの侵攻で廃墟になったイラク北部モスルで作られた中東の菓子「バクラヴァ 」が日本国内でも入手できるようになった。東京・荻窪の中東ワインショップ「エインシャント・ワールド」が輸入。甘さは比較的控えめらしいけど、しっかり蜜の味がするだろう。ブラックのトルココーヒーとともに味わいたい。 twitter.com/ancient_w/stat…
岩手で羊を特産にしようという動きがある。県産羊肉のタタキを寿司ネタにするシェフがいたり、県産羊毛で立派なカーディガンを編む手作り毛織物ホームスパンの作家がいたり。山また山の地形で、昔「日本のチベット」と言われた岩手県。羊つながりでいっそ「日本のクルディスタン」として売り出したら?
岩手の濃厚なプレーンヨーグルトで、アラブのヨーグルトチーズ(水切りヨーグルト)の「ラバネ」を作ると、かなり美味しいものができる。遠野の多田自然農場と岩泉ヨーグルトを食べ比べた。そのまま食べても、パンなどに塗っても。オリーブオイルや香草ディルのトッピングで、さらに味は変わる。
世界の発酵食品の雄、ヨーグルトの力に改めて驚く。スーパーで買った豪州産ラム肉と国産チキンで、イラン風ケバブを焼いた。ヨーグルト+タマネギジュースに漬け込むのがミソ。すっぱいもの好きのイランではレモン汁だが、代わりにつぶしたコリアンダーとクミンをいれてみた。肉の柔らさにびっくり。
小学6年生が自由研究で、近所のインドカレー店について取材した詳細なレポート。テーブル横にさりげなくかかっていたが、これって最強の宣材では。日本のカレーとインドのカレーの違いから説きおこし、インド出身のイスラム教徒のシェフのインタビューまで。岩手・盛岡の「タージインドカレー」にて。
年初から、イランのニュースが多く報道されているけれど、そのイラン人たちがどんなものを食べているか、イメージできない人もいるのではないかと思う。イラン料理を特徴づけるのは、酸っぱさだと思う。/ #世界を知るための10皿 カフェバグダッド @cafebaghdad #note note.com/cafebaghdad/n/…