首都テヘランのとあるイラン人家庭を訪ねたときに出てきたフルーツバスケット。日常生活でアートとポエムを楽しんで生きているのがイラン人。客を喜ばせようというサービス精神も旺盛。ペルシャ文明3000年で培われたもの、日本人が見習うべきことは多い。ちなみにキュウリは果物のカテゴリーに入る。
イラン人の「アートごころ」は、街の小さなパティスリーが作る写実的なケーキなくしては語れない。現在はイスラム体制ではあるものの、古代ペルシャから連綿と連なる、芸術や詩文学を愛する精神が、イラン人の血肉になっている/ #世界を知るための10皿 @cafebaghdad #note note.com/cafebaghdad/n/…
エジプトなどで多用される、手の甲を下に指をすぼめるポーズ。「待て」とか「落ち着け」の意味で、かなり多用される。先月末に絵文字になったということで、アラブ圏が沸いている。ちなみにイタリアにも同じ仕草はあるが、疑問をぶつけるときの所作らしい。地中海渡ると全然違う意味に。気をつけよう。 twitter.com/Emojipedia/sta…
アラブ人は、ケバブとか肉ばかり食べているんじゃないか、と思っているなら大いなる誤解。むしろ概して野菜をよく食べる人たちで、サラダのバリエーションも豊富。揚げたパン、ひき割り小麦のブルグル、チーズなどがその引き立て役になる。チュニジアには「焼きサラダ」というユニークなものある。
イラン人がすっぱい味を好むのは歴史的なことのよう。ササン朝ペルシャの王の大好物はシクバージという「甘酸っぱい牛肉の煮込み」だったらしい。その後、魚のシクバージが登場し、地中海を経由して欧州に伝わり、魚のマリネ「エスカベシュ」になったらしい。かなり壮大な話。note.com/cafebaghdad/n/…
世界の隅々まで広がった調味料ケチャップの起源は、中国福建省の魚醤。イギリス人が欧州にもたらし、19世紀、トマトが原料に加えられた。さらに米国に渡って砂糖と酢が増量され現在の味に。米国に対し愛憎半ばする国イランでも、今や味つけのセンターを占めつつあり、こんな容器に入って売られていた。
国産羊肉を使ったソーセージを岩手の高校生が開発。もう少し羊の味わいを強調してもいいと思ったが、ぷりっとした食感で完成度が高い。作ったのは宮沢賢治が教鞭をとった稗貫農学校の後身、花巻農高の生徒たち。地域活性化が狙いだそうで、農民の生活向上のため献身した賢治の伝統が受け継がれている。
西洋船の底に付いていたか何かで日本にやってきたムール貝。三陸地方ではシュウリ貝と呼ばれ、味噌汁の具になる日常食材。地元の人から「少量の水を入れて蒸す」と教えられ試したら、確かに美味しかった。「土産土法」はやはり真理。とはいえ、ワイン蒸しやトルコ式のライス詰めや串揚げも捨てがたい。
ブドウなどで作る蒸留酒アラクを生み出したのは、アラブ人が洗練させた蒸留技術。これが伝わり、トルコではラクと呼ばれ、バルカン半島ではプラム製のラキヤに。中国の福建人は赤米製のアラックを作る。それを見つけたイギリス人がカリブ産のサトウキビで作ったのがラム酒。世界は酒でも繋がっている。
東京・高田馬場の中央アジア料理店「ヴァタニム」が、4月半ばに中野に移転するようです。中央線沿線の食がさらに多様化することになりそうです。 twitter.com/cafebaghdad/st…
新型コロナによる休校で、学校給食用牛乳の需要大幅減。日本の酪農家を長期的に応援するためにも、中東のヨーグルトチーズ「ラバネ」を日本の食文化に根付かせたい。いわゆる水切りヨーグルトのことで作るのは簡単。洋朝食のお供に。 @cafebaghdad #note #買ってよかったもの note.com/cafebaghdad/n/…
ISに占領・破壊され、今は復興を目指すイラク北部の歴史都市モスルで作られた伝統菓子バクラヴァ。一般的なものより甘さが控えめらしい。東京・荻窪の中東ワインショップ「エインシャント・ワールド」に再入荷。現地は1キロ単位だが、日本ではハーフに加えて1/4サイズを提供するとのこと。 twitter.com/ancient_w/stat…
中東各地で食べられる伝統菓子バクラヴァ。トルコでは夏、アイスクリームをのせて食べたりもする。甘味の二重奏はしつこいと思いきや、バクラヴァが甘さか勝るからか、アイスクリームの甘さはそれほど感じなかった。トルコ南東部のクルディスタンの中心都市ディヤルバクルのカフェ「レバント」にて。
岩手県花巻市の中心部、旧マルカンデパートビルにある「マルカン大食堂」が、耐震工事を終えて約1か月ぶりに営業再開。名物の10段巻きソフトクリームや、こくうまカツカレーも健在。600席の展望大食堂ということもあって、テーブル・イスの消毒など、新型コロナウイルス対策を講じての営業。
ふと見上げると、高さ約2メートルのケージの上から見つめられていた。エジプトから日本にやってきてはや4年の元捨て猫。古代エジプトのバステト神のようないでたち。春は間近。
春分の日のきょう、イラン暦では1年が始まる新年「ノウルーズ」。クルディスタンや中央アジアなどイラン的文化を共有する「イラン・ザミーン」(イランの地)に共通する暦。イランでは、「ハフト・スィーン」と呼ばれるペルシア語のس(s)で始まる7つの食物などを飾る。 twitter.com/ntabrizy/statu…
岩手の湯治場にも春がやってきたようだ。宮沢賢治も訪れた、豊沢川上流の花巻市大沢温泉。川の流れを聞きながら、ひと気のない静かな露天風呂。木造の湯治棟も風情がある。この時期はかなりおすすめかもしれない。立ち寄り湯600円。
エジプトなどで多用される、手の甲を下に指をすぼめるポーズ。「落ち着け」の意味。イタリアにも同じ仕草はあるが、疑問をぶつけるときの所作らしい。添付のエジプトの雑誌広告によると、ギリシャでは、「すごい、完璧」の意味だそう。同じ地中海に面した3か国。意思疎通で混乱が生じないものなのか。
東京・十条にあるクルド料理店「メソポタミア」は、まるでクルディスタンに迷い込んだかのような現地感のある料理が特徴。埼玉にある極東最大のクルド人コミュニティ「ワラビスタン」から荒川を渡ったところにある。店で食べられる10皿を紹介。/ @cafebaghdad #note #とは note.com/cafebaghdad/n/…
東京から岩手に移住して、ちょっと驚いたのが食材の素晴らしさ。特に野菜。写真は北上市の気鋭の農家が作る色彩豊かな「7色人参」。フライパンで焼いて軽く塩胡椒して食べたところ、その柔らかな甘さと旨味に驚いた。農産物を生み出す、土と水と太陽の価値を改めて実感する。
サハラ砂漠の北、北アフリカの真ん中にあるアルジェリア。フランスに130年間植民地支配され、街を歩くと、一見フランスの影響が色濃い感じもする。だが、陶芸、お菓子、民族衣装などに、先住民族ベルベル人の美意識が投影されている。東からイスラム教とともにアラブ人がやってくる前からいた人々。
うわさに聞いていた、東京・清瀬市にあるエジプト料理店「スフィンクス 」。空豆コロッケ「ターメイヤ」やヒヨコ豆ペースト「ホンモス」(フムス)はもちろん、もっとも日本人受けするエジプト料理こと「モロヘイヤかけごはん」もあるようだ。最寄りは西武池袋線秋津駅。これはぜひとも行ってみたい店。 twitter.com/hirokay/status…
日本で暮らすパキスタン人たちは、東日本大震災の時には、いち早く被災地へ行き炊き出しをした。「日本が困っているときに自分たちができることをしたい」と思う人が多いからだろう。今回のマスク配布に秘められた厚情をちゃんと受け止めることが、多様化社会の成熟には必要だ。 twitter.com/hirokay/status…
イランの忘れがたい風景。「世界の半分」といわれた古都イスファハン「イマーム広場」、ドーム天井が美しい世界遺産、タブリーズのバザール、1000年の時を経たと思えないほど透明なガラス器を展示するテヘランの博物館、精緻なエナメル細工の数々。 #コロナで気が滅入るからみんなの写真で旅行しようぜ
外国からやって来て、日本で苦労してレストランを開いた人たち。日本の食文化の多様化に大きな貢献をしている店も今、新型コロナ危機と苦闘していることだろう。なんとか生き残ってほしい。その存在は日本の将来像に大きな影響をあたえるだろうから/@cafebaghdad #note #とは note.com/cafebaghdad/n/…