切削工具にも3Dプリントの波が来ています。今までもツールをプラスチックで3DPして動作確認することが行われていましたが、今回はツール自体をダイス鋼で造形しています。3DPすることで、リードタイム・コスト・重量を各60%以上軽減が可能に。また、クーラントの回路を自在に作れるメリットも。
3Dプリント製のトラックレース用バイクが開発されました。特殊合金の金属焼結でフレームを5分割で製造し、それを組み合わせています。クジラからインスパイアを受けた空力デザインなど複雑な形状のフレームを理想通りに再現でき、小ロットで生産できる点で3DPが効果的に活用されています。
無人航空機MQ-9Bの燃料油用熱交換器が3Dプリントで開発中です。熱交換器は金属焼結3DPの普及で急速に進化しており、サイズが90%ダウンで性能が50%UPになるともいわれています。無人航空機は性能を上げるためにも熱交換器の小型・軽量化が必須とされており、3DPにより進化が後押しされています。 twitter.com/namchan_koushi…
事故シュミレーションに使用される人体ダミーが進化してるのを知りませんでした。このダミーは骨格をアルミ粉末を練りこんだエポキシ樹脂で作られており、人骨の折れやすさが再現されています。事故シュミレーションや航空機開発などで実際に使われています。370万円/体で購入可能です。
宇宙で船外活動を行う面白いロボットが開発されています。移動方法が面白く、しゃくとり虫のように宇宙船の周りを動きます。アームの先端に様々なツールを取り付けることも可能で、ソーラーパネルの組立作業や試料採取だけでなく、ローバーへの移動も可能です。 日本 GITAI gitai.tech
自動運転の大型トラックが約400kmを走破しました。実際に貨物を積載してダラスからヒューストンまで無事故で走行しています。人手不足問題は米でも同じですが、テクノロジーの進化で乗り越えていきそうです。日本の距離感だと東京~名古屋のイメージです。数年後に日本でも走行しているかもしれません
38トンの耐荷重がある吊りジグが3Dプリンターで製作されています。ジグは炭素繊維が10%含有されたナイロン製で、FFF(FDM)式で造形されています。動画では12トンある装甲車を吊り上げて走行しても、壊れない様子が確認できます。3Dプリントでとりあえず何でもやってみる精神は見習わないとです!
大型セラミック3DプリンターがKickstarterで約2千万円集めています。セラミックやモルタルなど高粘度の材質で3Dプリントが可能です。過去の同様機種よりも大きく、ビルドサイズが500×500×700mmあるため、今まで以上に使える場面が増えそうです。約12万円 Kickstarter Matrix kickstarter.com/projects/ceram…
5軸3Dプリンターのオープンソースプロジェクトがスタートしています。現状では数千万円の機種しか5軸を扱えませんでしたが、これで身近になるかもしれません。Gitからハードとソフトをダウンロード可能です。今はGCODEをGrasshopperで作成しますが、将来的にはスライサーを作る計画とのこと。
犬ロボのゴールキーパーが研究されています。カメラで認識したボールを軌道計算し、自動でセーブします(成功率87.5%)。ジャンプなどの基本動作をシュミレーターで強化学習したあと、軌道計算と組み合わせてロボに転送しています。強化学習で複雑な制御を行う手法は応用範囲が広く、今後が楽しみです。
アメリカでついにロケットの3Dプリント工場が建設され始めました。規模は約9万平米で東京ドーム約2つ分。ロケットエンジンだけでなく外郭であるボディなども3Dプリントされます。パーツ点数は1/100になり、1基の製造期間はなんと60日未満です...!!進化速度早すぎないですかね。。
3Dプリント使うと話題になるから、やってみた。とかそんなレベルではありません。コストと生産時間の削減に効果があるため、本格的に3Dプリントが活用されています。最大1.25トンを積載可能で18億円で打ち上げ可能です。工場が稼働すれば更に低コストになるかもしれません。
この分野は日本が遅れてるというよりも、アメリカの独走状態という感じがします。 米 ロケットベンチャー Relativity relativityspace.com
自己修復機能をもつブロックが研究されています。ブロックの表面に異なった磁気パターンをそれぞれマークすることで、特定の位置・向きでしか接合されない仕組みです。無重力化などでランダムな外力が働くことで、細胞が自己修復されていくようにブロックが組み上がっていきます。
屋外警備の手法は今後大きく変わるかもしれません。定着率や人手不足が深刻な警備業界ですが、集中管理でロボを活用することで大幅な省人・省力化できる可能性があります。警報が作動してから警備員が駆け付ける今の手法から、常にロボが巡回するような警備モデルに変わるかもしれません。
クラゲやタコを模倣して研究されたロボハンドが面白いです。ゴム製中空チューブに空気で圧力をかけることで、絡み付くように物体を掴みます。物体の形状に沿って自然と巻き付くため、細かな制御が不要な点が特徴です。柔らかい果物や植物、人間の臓器などの把持を想定して研究されています。
永久磁石を3Dプリントで作る研究が進められています。現状では小型の磁石を作るには、大きな磁石から削り出していく必要がありますが、これにより安く早く作れるようになる可能性が高まります。また、今まで作れなかった複雑な磁力構成の磁石を製造できるようになります。製造はSLSで行われています。
ドローンで夜空に巨大カラオケを作る面白い取り組みが行われています!新作映画を広告するために行われたドローンショーですが、主題歌の歌詞を夜空に映してカラオケにして街中のみんながカラオケしたくなる体験型の広告になっています。歌い終わった後にはQRコードが表示され、そのままAmazonに直行。
本日から倉庫の在庫管理アプリを仮スタートさせました。商品を探す時間がゼロになったので革命的な変化が起こり、物流メンバーからとても好評です。アプリ製作者としてはかなり嬉しい。。運用は中古の1万円スマホを複数台使う方法なのでめちゃ安い。今後は別ソフトで管理してる在庫数も統合予定です。
最近ウチの子がサイバー上の犬と遊んでる。。これは枝を投げて犬に取りに行かせてるところ。電脳コイルの時代ってもう来てたのか。。
約400km離れたバックホウを遠隔操作する取り組みが凄いです。東京駅近くの会場から大阪にあるショベルを遠隔で操作して土砂の掘削・ダンプへの積込みを行っています。人手不足や生産性が低い(製造業の50%程度)とされる建設業において、とても期待される技術です。災害現場でも大きく活用しそうです。
空中で物体を補足する研究が行われています。研究では時速約10km/hで飛行するドローンを使い、空中で静止しているドローンを捕まえています。自然界で鳥が獲物を捕まえる動作を模倣し、0.012秒で把持できる23gの軽量なグリッパも開発されています。野良ドローンの捕獲などで活躍しそうです。
移動式の大型金属3Dプリンターが開発されました。20ftコンテナに収まる約10トンの3DPはトレーラーや大型ヘリで輸送可能です。現在は主に軍事面で前線のスペアパーツ製造に検討されています。洋上の船や施設・僻地の工事現場でも活用の余地はありそうで、今後は配備が当たり前になるかもしれません。
カブトムシからインスパイアされたドローンがめちゃ可愛いです。飛行しない際の翼の保護をカブトムシの格納翼を参考に研究されました。タイムボカンシリーズから飛び出てきたような愛くるしい感じがなんとも言えない。。重そうな機体をフラフラさせながら飛ぶところとかめちゃ良い。。
スプレー塗装がマイクロプラスチックによる土壌汚染の原因の一つであることが研究で分かってきましたた。グラフティアートが描かれた公園では、1kg当たり数十万個のマイクロプラスチックが含まれており、環境への影響が懸念されているとのこと。粒子が細かいため深さ30cmの地中でも発見されています。