一般的な3Dプリンターで金属部品を製造する研究が行われています。造形を含めて4つの工程を経ることで達成されています。焼結などを行うため、最終品は造形時から約60~70%収縮します。硬度や組織構造も通常製法とほぼ変わらないとのこと。複雑で微細な金属部品を製造しやすい環境が整ってきました。
年間約20万トン廃棄されるホタテ貝殻でプラスチック成形できるようになりました。ホタテが石のような風合いを見せてくれる、面白いテクスチャの素材です。現在ビッグサイトで開催中のエコプロで展示をしていますので、ご興味ある方はぜひ!開発中の商品や活用事例もご紹介しています。
人形ロボットがついにドラム演奏できるようになりました(♫音出ます♫)音楽のMIDIファイルを元にエンドエフェクタ動作を調整して制御されています。複雑な動作を連続して同時に動かす目的で、ドラムを選んだとのこと。このXiaomiのCyberOneは数ヶ月前の発表時点から進化しており、今後が楽しみです。
現時点の価格は数百万円ですが、企業と提携して安価に量産を目指しています。 Utah Bionic Leg ユタ大学 Tommaso Lenzi coe.utah.edu/2022/10/05/uta….
電動義足が本当の足のように進化しています。この義足には各種センサと電動モータが組み込まれており、義足の姿勢をリアルタイムで把握し、歩行動作を制御しています。重さは約2.7kgとモータが入っている割に軽量です。つま先の関節も再現されており、安定性が高いとのこと。
モジュール化したドローンを荷物に取り付けて、荷物ごとドローンにする研究が面白いです。このカーゴドローンは荷物の形状・重さに合わせて、ドローンユニットを1個ずつ取り付けると、その構成にあったフライトパラーメータを自動生成してくれます。ドローン輸送の新しいアプローチで面白いです。
月面基地を3Dプリントで建設する計画が具体化してきました。放射線や微小隕石から守るための建築物を月面の素材(レゴリス・水分)を用いて造形する計画です。NASAと国防総省がICONと約80億円で開発していきます。3DP技術の活用で、宇宙基地が本当に実現できるフェーズに入ってきました。
マッハ5の飛行機を開発するHermeusがエンジンテストを成功させています。パーツの約15%が3Dプリントされており、開発スピードの短縮に貢献しています。ここまでの開発期間は21か月で費用は約25億円。来年末には飛行試験を行う予定です。飛行機を短期間・低予算で開発できる驚きの時代がきました。 twitter.com/namchan_koushi…
1年も経たずに勝手に壊れたGalaxy Flipですが、色々と最悪でした...もう二度とSamsung製品は買わないかな!初めSamusungに電話すると、メーカーとして保証責任が無いから、購入元のauに掛けてと指示が。そこでauに聞くと、破損責任の所在は不明だが、顧客が費用を払う責任があるとの回答の一点張り。
FDM式のアルミ金属3Dプリンターが開発されています!800℃に加熱したノズルの先端から溶けたアルミを押し出し、それを積層していくことで造形していきます。現在は1mmピッチの積層ですが、将来的には0.1mmピッチになるとのこと。他金属3DPと比較して後工程が減るため造形コストは1/10になります。
ボクセルを足場にしながら構造物を作るロボットの研究が進んでいます。前回はボクセルがただ足場として利用されてましたが、今回は機構ユニットをボクセルに組み込み、大型ロボを構築出来るように進化しています。護岸構造物や宇宙構造物への適用で検討されています。マイクラみたいな世界観です。 twitter.com/namchan_koushi…
面白い3Dプリントが開発されていました。この3DPはガスや微粉末を使用しないため、大気中で容易に扱うことが可能な金属3DPです。鉄やアルミ、チタンなどのあらゆる金属で造形が可能で、AMや硬化肉盛、補修などに利用可能です。ロボットアームの先端に搭載して、重機や船の補修に使えそうです。
火星の砂を地球に持ち帰るプロジェクトがスタートしています。火星の探査ローバーが採取したサンプルをサンプル回収船が回収し、小型ロケットで宇宙に打ち上げた後、サンプルが入ったユニットを衛星が捕獲し、地球に射出します。ロケットの打ち上げは2027年で、2033年に火星サンプルが届く予定です。
膨らむ3Dプリント「FreeFoam」ですが、米 退役軍人管理局がヘルスケア製品開発で採用します。初回の契約金額は約3億円で、上手く進めば約10億円に増額されるとのこと。これだけお金が集まれば更に進化しそうです。日と米ではお金の流れ方が全く違うため、革新速度にも差が生まれてるのかな。。 twitter.com/namchan_koushi…
PC上で4,000台の犬ロボをトレーニングさせることで、1日で6年間分の経験を積むことができます。機械学習により得られたその経験をロボにコピーすることで制御します。経験に基づいて動作するため、研究者でさえ次の動作が読めません。 カルフォルニア大学 Jitendra Malik scs.cmu.edu/news/2022/visu…
人間と同じように経験で動作を制御する犬ロボが研究されています。従来は周囲を細かくセンシングして動作を計算していましたが、この犬ロボは過去に学習した経験で動くため、僅かなセンサで素早く・安く制御が可能に。私たちが階段を見ただけで、意識せずに登れるような感覚に近く,非常に面白いです。
新しい3Dプリント方式[APS]が開発されています。4本のフィラメントをレーザーで溶かして1本の太いフィラメントにした後、積層する接合面をレーザーで溶かしながら造形していきます。単純な形状しか造形できませんが、大型の造形には適しています。力技のような3DPですが、これまた進化が楽しみです。
ウクライナが被害状況を3Dスキャンで保存しようとしています。攻撃により破壊された都市の修復を始める前に、破壊された証拠を3Dデータとして保存することで、後の国際裁判などで活用される予定です。映画のように、事故状況を再現したデジタル空間内(VR)で審議が進むような未来が近づいてきました。
写真をアップロードして文章を指定すると、動画を生成してくれるサービスが公開されています。口元や表情の動きなど若干の不自然さがありますが、想像以上のクオリティで驚きです。日本語にもしっかり対応しており、漢字を含んだ文章も読み方やイントネーションをちゃんと再現できています。
タイヤの破裂に対応可能なトラックの自動運転装置が開発されています。米のトラック衝突事故原因の15%を占めるバーストの対策は、自動運転化において大きな課題です。システムではタイヤの空気圧をセンシングし、異常が生じた際に緊急停止します。ゴムタイヤを外した金属ホイール状態でも制御可能です.
自律型自爆ドローン兵器が開発されています。親ドローンで戦場に輸送された小型ドローンにはマッピング、検出機能のセンシング機能だけでなく、爆弾が積まれています。遮蔽物に隠れても、走って逃げても、追いかけてきて遠隔で爆破されます。本当にターミネーターみたいな世界になってきました。。
3Dプリント製住宅の大量生産がついに始まりました。米ジョージア州で100軒の住宅街を3DPで建設する工事が始まっており、来年から予約受付予定です。延床200㎡でソーラーパネル付き、価格は5,500万円以上の住宅です。3DPは建築造形で有名なICONです。この取り組みが大きな転換点になるかもしれません.
自動収穫ロボが着実に進化しています。ドローンで果実を収穫するこのシステムは、現在カルフォルニアの大規模農園(約25k㎡ 東京の立川市面積)で試験運用されています。プラムの成熟度をカメラで自動認識し、自動で4時間稼働し続けてくれます。前回からの進化速度が早い...!数年後には当たり前かも。
数秒で造形を完了させるヤバイ3Dプリンターが開発されています。現段階で詳細情報がありませんが、医療目的に開発されたこの3Dプリンターは、手のひらサイズ程度なら数分で造形が可能なようです。昔ツイートした複数方向からレーザーを照射する技術が使われてるぽい(tw見つけれなかった..)。
この研究面白いです。エア回路で論理回路を作る研究が3Dプリンターを活用して行われています。空気の流れる流路を流体工学に基づいて設計することで、弁が不要ながら目的のエア動作が実現可能になります。AND,OR,XORなどの基本要素に加えて、センシングなどの回路も考案されています。