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F-35戦闘機用シミュレータのコックピットが3Dプリントされています。従来は多くの金属部品で構成されていましたが、3DP化により金属部品点数を70%削減、部品調達時間を75%削減することに成功しています。そのうち本物の戦闘機も3DP化が進んでいくかもしれません。
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新しいコンセプトの惑星探査機が研究されています。先端にグリッパを搭載した伸縮アームを4つ用いて、移動や岩石の移動など様々な動きを実現します。研究では伸縮アームにコンベックスが活用されています。地球上ではすこし重たそうですが、微小重力化ではなかなか良い移動方法になるかもしれません。
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身体障害をテクノロジーで克服することを競う、興味深い大会が開催されています。義足や車いす、ロボスーツなど8つの競技が開催されます。全世界の15%は何かしらの身体障害があり、課題を抱えて生活していると言われています。この大会を通して資金や興味が集まり、福祉器具が進化すれば素敵です。
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凄いロボが研究されています。テンセグリティ構造を活用した、伸縮・曲げ、ねじりの動作が可能なソフトロボットです。エア駆動でモータやギアを組み込む必要がなく、柔軟性のある構造のため、狭い空間や人と接触するような場所で活用できます。モジュール式で様々な組み合わせも可能です。
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AIの進化によりロボ制御の在り方も大きく変わり始めています。工場の産業設備は人が細かく制御を行っていますが、将来は賢い学習モデルさえ入れれば生産性を上げることが出来るかもしれません。ウチの工場でいうと射出成形機のサイクル向上に使えそうです。
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犬ロボが転倒せずに砂浜を走れるようになりました。地表面の状態をカメラで把握せずに、脚の角度や速度などから地表面の状態を推察して歩行制御を行っています。人間が脚の感覚で歩き方を変えるのと同じです。制御は事前にソフト上で強化学習シュミレートしたものを利用しています。
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ドローンのギネス最高速度が更新されました。平均速度は時速360.5kmと、新幹線の約300km/hより速いです。重量は約490gで材料コストは約5万円です。バッテリー容量などの問題で僅かな間しか加速できませんが、今後全個体電池などの登場で長時間飛行も可能になるかもしれません。
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凄い3Dプリント方法が発明されています!4つのカートリッジの材料を回転させながら押し出すことで、素材がらせん状に配置されて造形されます。透明の部分を柔らかくし、青と赤を硬い素材にすれば、コイルばねのような働きをします。また、電圧をかけると収縮する素材を使えば人口筋肉にもなるという。
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3Dプリントされた栄養食品が発売されました。アプリで顔をスキャンすると、パーソナライズされた7種類の栄養素を含むグミが3DPされて届きます。1粒は約200円で、28個入り(5,600円)のサブスクサービスです。そのうち、味や匂いも調整できるようになるかもしれません。
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サイボーグ細胞を作り、がん細胞に侵入させる実験が成功しています。細胞に人口ポリマーを注入することで、自己増殖しない、制御できる細胞が作られています。今後は製造と制御方法の研究を進めていくとのこと。未来ではサイボーグ細胞を注射するだけで、がん治療などができるようになるかも。
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製造したい方法を言葉で入力するだけで、3Dプリンターの造形データが作れるソフトが公開されました。これスゴいです!動画では「レイヤー高さを10mmに」や「始めの5層だけソリッドに」という指示を元にデータが生成されています。ChatGPTなどの登場で製造業界にも大きな変化の波がやってきました。
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部品の組立方法を自動で考え、視覚化してくれる研究が進んでいます。80部品であれば数分で生成が可能です。将来的にはスナップリングなどのバネ機構などにも対応予定とのこと。また、ロボットアームを用いて自動組立装置の構想もあります。ここまで出来るならロボのパスも意外と簡単に生成しそう。。
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北海道の自治体「猿払村」と取り組んでいる廃棄問題の解決プロジェクトをようやく正式に公開です。大量に埋蔵資源を採掘するのではなく、まずは私たちが捨てている廃棄物を素材としてもっと活用しよう。というシンプルな取り組みです。徐々に賛同者や素材の採用企業が増えており輪が広がってきました。 twitter.com/takuro_shinya/…
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この装着型の補助ロボットがかなり凄いです。マジックテープで簡単に装着ができるこのロボは、体の不自由な方の関節動作をサポートしてくれます。日常生活に必要な関節動作の速度向上も可能で(肩 2倍, 肘4倍, 手首3.5倍 )、負荷をかけた筋力トレーニングやリハビリにも応用することが可能です。
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材料は生体適合バイオセラミックが使われています。セラミック3DPが普及してきたことにより、医療インプラント業界が一層進歩しています。いつかは美容整形分野でも使われるようになるかもしれません。
フランス トゥールーズ大学病院
chu-toulouse.fr/innovation-tec…
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