男「赤の広場で『フルシチョフは馬鹿だ!』と叫んだ男が逮捕されたんだって」 女「国家の指導者を侮辱した罪で?」 男「いいや。国家の重大機密を漏らした罪でだよ」 ってソビエトジョーク、本当好き。
さて、超絶技巧の左官職人といえば、伊豆松崎の長八が有名だろう。彼も江戸後期の生まれ、明治中頃まで生きた。若い頃江戸へ出て狩野派の絵や彫刻を学び、松崎で優れた鏝絵の数々を残した。松崎町の美術館には旧岩科村役場に施された作品が保存され、旧岩科学校では建物ごと彼の鏝捌きを垣間見れる。
えきですよろしくおねがいします
明治紳士と淑女のいる店 327/365 #斜陽暦
個人的に「四国で4つここぞという廃校を…」と言われたらこの4つです。つらい…。
・旧白崎医院 山形県酒田市に残る大正8年築のお医者さんの跡。もとは酒田市中心部にあったが昭和51年の酒田大火を受けて市に寄贈され、酒田港横の日和山公園へ移設された。名前のとおり、白ペンキの瀟洒な建物は院長一族自らが設計したもので、大正時代の手術室や医療器具を無料で見学できる(続)
・沢沿いの狭い急傾斜地 ・渓流の向こうに建つ増改築を繰り返した巨大旅館 ・玄関は専用の橋を渡った先(謎アーケードあり) 最高かよ…泊まるぜ
いつからだろう。雪を憎く思うようになったのは。子供の頃は暖冬の時に大人が「雪降らねで大してあずまし(北海道弁で「雪が降らなくてとても助かる」)等言うのを聞くと「雪のない冬があってたまるか」と内心怒ったものだ。だが大人になるにつれ雪で遊ばなくなり、ついには愛憎半ばするものになった。
そして、ひょろわーさんから「これ答えなんじゃない?」というツイーヨを教えてもらって「マジかよ!?」ってなった。私がここに行ったのは2022年、このツイは2019年…何事も先達はいらっしゃるものである。しかもこの人、机上でいろんな地図見ただけで考察してて凄いわ…。 twitter.com/boziimillionho…
(一般日本人が行ける中で)日本最北の有人島、礼文島のフェリーターミナル食堂で食べられるウニ丼はこの世に存在するウニ丼の中で一番美味しいウニ丼だから、メニューに載ってない裏メニューではあるけど必ず食べてくだされ…。お吸い物にすらウニ入ってるとか反則だぞ。
…というわけで、ポータブル"ソレ"を作ってしまった。
令和になって、昭和中~後期に著名になった名俳優、芸能界や科学界、スポーツを支えた人々の死が相次いだ。そして彼らは平成の間もずっと第一線で戦い続けていた。昭和と平成は別ではなく一体だったんだ。そして、令和とは、昭和との訣別の時代なのかもしれないなあ…と思っている。
実際、廃村や廃屋の苔に覆われた墓石やボロボロの神仏、日記帳の類を見るたびに、「あなたがたはここでどうやって生きてきたのか」「ここでどんな生活があって何があったのか。よければ私に教えて下さい」ってなるし、それが己の原点でもある。
「澪標(みおつくし)」と言って、海や川で船の座礁等を防ぐため立てる道しるべである。海面化の地形や障害物、潮位を示したりする。今でも木や竹の澪標は全国的に見られるが、ここは近頃新調したばかりらしく、竹竿に葉が残る珍しい風景があった。有明海では潮位の上下が激しく澪標が大活躍する。
今日1月19日は「イチジク浣腸の日」だぞ!(ネタじゃなくて本当です) 119とイチジクの語呂合わせで、2015年に製造元のイチジク製薬さんが創業90年記念で制定。形がイチジクに似てるからこの名前になったそうで、イチジクの成分は入ってない(写真は広島県内の廃医院に残っていた当時のパッケージ)
【告知】 こちらの書籍に寄稿させていただいました。廃墟系書籍は基本物件に的を当ててますが、こちらは各寄稿者さんの活動と視点から見た廃墟と魅力を語る、今までと少し変わった切り口の本です。面白いです。 『廃墟マニアックス!廃界本』一般書店4/28発売 Amazon予約:amzn.asia/d/0VYUhva
戦前期には土佐出身の物理学者寺田寅彦が調査にあたっており、著作内で魚に影響を与え、音や光として現れること、山脈が断層によって途切れて湾が生まれたことや南海地震との関連性から「地震に伴う地鳴りや地殻現象」と考察している。(青空文庫でも読めるよ。怪異考:aozora.gr.jp/cards/000042/c…
福岡県南部の大刀洗町今集落には「あぶなかばい」という思いっきり九州方言な交通安全標示がある。たいてい「止まれ」「スピードおとせ」などの文言が、この集落でだけ危なかばいと地元言葉である。北の民野の私が九州の人と話すと「九州の人って本当に"〜ばい"、"〜たい"っていうんだ…」と驚きがち。
係員さん「ここは見学者用に生薬の匂いを体験できる部屋です。どれも古い家の匂いとかカビみたいな匂いで皆さんしかめっ面されますが、漢方医によれば『いい匂いに感じる生薬はその人に今必要な薬』だそうで、変な匂いに感じる方が健康でいいことなんです」 私(…どうしよう全種類いい匂いに感じる)
古くから用いられた自然水銀は赤い水銀(辰砂、丹)と、白や銀色の水銀(ハラヤなど)だが、化学的には塩化水銀(Ⅰ)と塩化水銀(Ⅱ)に分かれる。前者は甘汞と言って白粉の原料になり比較的毒性が低いが、後者は昇汞と言って毒性が強い…わりに消毒と梅毒の治療にわりと最近まで使われていたゾ。ヒェ。
雪印の自動販売機なんてあったんだ…。
吊り橋の先には田んぼと数軒の家がある小さな集落が広がっている。橋の手前側に大きめの集落があるので、郵便局や買い物に出るくらいの徒歩移動ではこの吊り橋を使い、車で出る際は崖を越える車道(例によって狭い)を通るという使い分けで運用しているようだった。
・沢伝いの廃郵便局 四国山地の山深い集落に残る、郵便局舎の跡。昭和後期に廃止され、小さな業務室の壁には「清浄」と書かれた琺瑯看板や昭和50年頃の郵便貯金販促ポスターなどが貼られたまま。屋根に草が茂った木造の建物の背後からは深い蒼を湛えた四国の山と清流が響き続ける。 281/365 #斜陽暦
・伯耆国、土葬と地蔵と境界と… 鳥取県のとある集落をふらついていると、お地蔵さんらしい木像や石仏が並んだお堂と見慣れない灯籠を見かけた。ボロボロになった錦の紙と卍の妖しさが気になり近くで洗車中だった男性に訊ねると、かつて土葬が行われていた時代に葬列が掲げた灯籠の名残だという(続)