これは、「秘密裏に建造が進められ、未だ実戦投入レベルには至ってないものの、この非常事態にあたって緊急的に出撃許可を与えられた鎮護国家における汎用仏型決戦兵器『大佛』」
北海道の滝野霊園っていう場所なんですが、丘の上にモアイ並んでるし、なぜかストーンヘンジとかあるし、奈良公園のシカっぽいブロンズ像がいるし、今にも起動しそうな大仏が格納されてたりするしで、ぶっちゃけ霊園っていうよりなんでもありの宗教カオステーマパークって感じなのでおすすめです。
ちなみに、汎用仏型決戦兵器っぽい大仏の正式名称は「頭大仏」といいます。外から見ると頭だけ見えてるのがゆるくて良い。
昨年秋に泊まった、広島県は一楽旅館さん。繁華街の裏通りにある鄙びた空気感よりなによりこの旅館、実は元遊郭である。中央に池があり、吹き抜けになった2階は、ロの字型の廊下に深い夕刻の闇が迫っていた。素泊まりのみだが、水回りはきれいに改修されており値段は驚異の3500円。ぜひ宿泊を…。
引っ越しに伴って、役所行ったらすごい見覚えのある画風のパンフレットがあって私はとてもとても嬉しくなりました。
函館札幌間の移動の悲哀は、この図見るだけで一発で理解できる。
山里で廃醫院探してたら見つけた「空中戦で撃墜された飛行機から脱出搭乗員安岡恒友が落下傘で降下した地点」なる記念碑。碑文によれば太平洋戦争末期、米軍のF6F戦闘機に奇襲された鹿島海軍航空隊所属の零観搭乗員の本人が後年建てたらしい。のどかな田舎にもそんな歴史があるのだな(18年 茨城県にて)
この時期、北海道の山野にはルピナスという花が局所的に咲く。だがこの花は本来北海道に自生せず、明治以降、北海道へ入殖した人々が植えたものの生き残り。つまり今、この花が咲いている山野はかつて人がいたはずの土地なのだ。そういう意味で、私にとってルピナスは北海道の廃村の象徴だ。
JAの看板のセンス本当好き。
これはオホーツクの大地に芽吹いたカニ。
北海道特有の、「それ以外なにもない」ので個人宅の名前をつけているバス停かなり好き。
古い日本家屋の客間の書院障子や書院欄間には、たまーに蜘蛛の巣紋様があしらわれていることがあるんだが、それもこの「客を逃さない」って意味。しかし、その意味がわかったうえでやりとりするのは緊張すると思うんだよな…。 twitter.com/yo_jogan/statu…
盗みの風習のいえば、長野県、山梨県、群馬県あたりにかけて、かつて「道祖神盗み」という風習があった。道祖神とは村の境に置く守り神のようなもので、多くは巨石に文字を刻んだものや人物型に彫刻したものをそう呼んでいる(写真のような双体道祖神が特に有名) これを別の村から盗むのである。
おうちに帰ったら、友人から「実はAmazon欲しいものリストは、リストにない品でも贈ることができる」というバグ技を使った心尽くしの贈り物が届いてました。最高の引っ越し祝いで、おねえちゃんは涙が止まりません。ありがとう。
・さくらぎ館 いつものように四国のストリートビューを見ていた時のこと。徳島県の山深い集落で、凄まじい年季の入りようの旅館を発見した。現役か怪しく思う姿だが、しっかり営業しており、昨年の夏に宿泊して来た。旅館といい、谷間の村落といい、理想的な「四国の山の中の鄙びた旅館」だった(続く)
昨日、「いつもなら、今頃夏コミが開催されてたはずなんだよなあ…」と思いながら夕暮れのビッグサイトへ行って来たけど、見事に誰もいないし夕焼けが凄いしで「オタクの浄土」感があった。夏コミのない夏か…。
ここが玉座ですって? ここはお墓よ、あなたと私の…。
毎年、有明に命かけてるヲタクの端くれとして、この「夏コミが開かれなかった世界」のビッグサイトはなんとしても見ておきたかった。あの世を「十万億土」と言うことがあるが、十万億土はいつも燃えるような夕焼けが広がっているのだという。今なら、成仏できない人間の気持ちがわかるような気がした。
江戸時代に書かれた『男色大鑑』って本は、作者の井原西鶴とかいう無類の男の娘・女装男子好きの手により、「かわいい男の娘は最高だ。特にそろそろ成人になりかけてヒゲが生えてきた男の娘が皆に隠れて必死にヒゲを抜いてる姿が最高に可愛い」とかクソ真面目に論じられているので草生え散らかすぞ。
この本、他にも「妻が妊娠中に急死してトラウマになった結果、美男子しか愛せなくなった男」とか「ある貴人が歌舞伎の女形を、女形と知らず見初めて屋敷へ呼んだが、女形が『いや私男なんです…』と告白すると、貴人は『なおさら好きになった』と答えた。めでたしめでたし」って話が載ってて色々アレ。
そら古事記の頃から「九州にクマソという反抗的な男がいました。ヤマトタケルと言う若者はクマソを討つため、叔母に服を借り女装してクマソの宴会に出ました。気に入られたヤマトタケルはクマソに寝床へ呼ばれた(意味深)ところで尻から剣を刺して倒しました」とか書いてる国だからね。仕方ないね。
・山中のゲームボーイポスト 四国は香川県、グーグルマップのストリートビューすらない山奥の道沿いにひっそり佇む、デカいゲームボーイ型のポスト。このゲームボーイは昔、任天堂がゲーム店へ販促物として配ったもので、近くの民家の郵便受けとして再利用されているようだった。#セルフ四国鎮守祭
これは、北海道のとあるホテルにいる「考えるヒグマ」
これは四国の3人しか住民がいない廃村一歩手前の集落のストリートビューに映っている、Googleの車を全力で追いかける犬。