根雪が降り積もる12月頃、真っ白に覆われた北の大地に、赤い煌々とした実をつけたままのナナカマドに雪が積もっている風景は本当に美しい。この気候は生物を簡単には寄せ付けない。毎日毎日寒いし、雪は邪魔で苦労しかない。それなのに、たまに見える美しさと情緒深さで報われた気がしてしまう。謎だ。
古い建物の中でこういう大きい鏡を見るたび、「…なんか後ろに映ったらどうしよう」「今なんか動いたよね?動いたよ?」と思っている(年齢=乱視とのお付き合いな人生)
・ゲストハウス醫(くすし) 瀬戸内海の離島、大崎下島の御手洗集落には昭和中期以前の古い街並みが今も姿を留めている。その路地奥に空色が美しい大正期の医院が残る。空き家になっていたこの旧越智医院は近年修復され、宿泊施設となった。そう、古い医院に泊まれるのだ(続) 306/365 #斜陽暦
古い郵便局舎っていいよね…。
根絶するのはかなり難しい。北海道では1980年代以降の爆発的な拡大以降、「沢の水飲むな」「キツネに触れるな」「生で山菜食べるな」「地べたに近いもの触ったらとにかく手を洗え」「不安なら保健所か自治体でタダ/格安で血液検査するぞ。小学生は一回学校で検査するぞ」などの対策が取られて来た。
・百年前の可動橋 瀬戸内海の、かつて塩田が広がっていた海辺を通った時のこと。河口付近に、老朽化で中央部が崩れ落ちたような廃橋が残る姿が目に留まった。近くで作業をしていた漁師さんに話を訊くと、「この橋は崩れたんじゃない。もとから繋がってないんだ」と語り始めた(続) 196/365 #斜陽暦
秋田県警の例の動画で草生え散らかしたので他の動画も見てみたけどぜんぶ香ばしくて無限に笑ってる。秋田県産のクッキー☆だこれ…。(作った人は秋田県警本部長から表彰されるべき) youtube.com/watch?v=QXaD1m…
北海道民と長野県民の耐寒性能は微妙に異なる。北海道民は屋外の寒さに極めて強いが屋内の寒さには弱い。長野県民は屋外の寒さにそこそこ強く屋内の寒さにも強い。また京都や中日本の人々は氷点下前後の雪がない寒さの耐性が高い。道民は雪があれば-10℃も耐えられるが雪がない寒さには弱いのでのう。
自分の非日常は、誰かの日常なんだよなあ…
この時期限定で田んぼに現れる者たち。
Q.よく「日本一寒い」ってきく北海道の陸別町ってどれくらい寒いの? A.今は廃線になった町内の鉄道駅舎がこうなってたくらいには寒いよ
・さくらぎ館 いつものように四国のストリートビューを見ていた時のこと。徳島県の山深い集落で、凄まじい年季の入りようの旅館を発見した。現役か怪しく思う姿だが、しっかり営業しており、昨年の夏に宿泊して来た。旅館といい、谷間の村落といい、理想的な「四国の山の中の鄙びた旅館」だった(続く)
濃霧、そして廃洋館。
高知市の桂浜方面への途中にあるバス停「孕橋(はらみばし)」 地名自体が「孕(はらみ)」と言って、孕西町や孕東町がある。河口に深く広がる浦戸湾の袋状の地形が由来らしい。高校の時にこの名を知って数年…ようやく来れた。天気が良く気持ちがいいが、この孕ではある怪奇現象が報告されている(続)
昔の小説家や文筆家の回顧録読んでると、「こいつらケンカしすぎだろ。殴り合いエピソード多すぎだろ。蛮族かよ」ってなるので好き。日本人はやっぱりこの数十年間で急速に大人しくなっているんだなあと思わざるを得ない。ケンカクソ弱いくせにケンカふっかけまくる大岡昇平は本当にいい加減にしろ。
高知県に行った人はね、これ飲んでね。高知じゃなくても四国の道の駅とか駅とか空港だと高確率で置いてるから飲んでね。まじでね、中身が15秒で消えますよ。3本買ってもすぐ消えますよ…。四国行くたびにこれ飲まないと帰れない体になってしまった。
似た理由で、廃醫院の本棚や書庫がかなり好きだ。インテリアや雰囲気がいいからという理由もあるが、ここは先生が医師になるための勉強に使ったり、先祖から受け継いだり、当時最新だった医学書や愛読書の集積地だ。だが今となってはそれらも過去のもの。ご遺族の方も「要らない」という人が多い。
徳島県は阿波市のある自動販売機コーナーには、ボンカレーの自動販売機が存在する。しかも現役だから衝撃的である(つい最近までこれが国内最後の稼働筐体だったとか)。昔は街道沿いに、こういった自販機と食品を取り扱うコーナーがよくあったが、年々数を減らしている。(続) 228/365 #斜陽暦
旧国鉄士幌線に残る鉄道橋梁跡。このような場所をかつて汽車が走っていたと思うと、北海道開拓の辛苦と自然の壮大さが偲ばれる。 112/365 #斜陽暦
3年前くらいに島根県で聞いた話。「このへんの大きな家…昔はブギンシャ(分限者、庄屋さんのこと)と言ってました。そういう家で結婚があると、婚礼の祝いの夜に、村の若い衆が村の辻やお寺にある地蔵を担いで家にやって来るんです。家の者はその人たちをもてなすのが習わしでした(続く)
数年前にイギリスがEU脱退した時に作った映像の世紀風加工動画をHDDから発掘したけど、今見返してもけっこうソレっぽいな…。 映像の世紀 第n集 分断の時代 ―新冷戦とテロとの戦いを経て、世界は主義と自由を奪いあった。
Twitter解雇された日本人技術者の記事読んだら >基本的にはタイムラインを無作為に並べ替えたりフォローしていない人のツイートを挿入したりしてごちゃごちゃにするというのが私たちの業務でした。 言ってて陰謀論者も真っ青な諸悪の根源が現実にいた事実に爆笑している。 news.yahoo.co.jp/articles/90f47…
中抜きジャパンなのがすでに笑えるけど、孫クンが正直な金額を申請するとトラップカード「もらいすぎ!お母さんが預かっておきます!」を発動されるのを回避、あるいは3000円取り上げられても2000円は守れる租税対策ばっちりなのが芸術点高いんよな…。