Q.よく「日本一寒い」ってきく北海道の陸別町ってどれくらい寒いの? A.今は廃線になった町内の鉄道駅舎がこうなってたくらいには寒いよ
廃商店の脇に置かれたままのタバコの自販機。もう見れないあの銘柄とデザインのパッケージが並んでいる。というより「新百円硬貨専用」って…(昭和42年より前のものってことよね…ヒェ)
友人夫妻が初めて北海道に来ている様子や感想を見て、「やっぱこういう風土や雰囲気って特別北海道だけのものだったんだなあ」感が生じている。北海道来てね…初夏の北海道は最高よ。ふふ…。
まあ実際は単なる托卵だったのか、旦那由来の不妊が原因で誰かと子ども作って夫の子ってことにしたのかは不明なんだけれど、どっちにしろ正史に書かれていない内容なので、色々想像ははかどるのである。王朝の血統を探るとこういうことがぽろぽろ出てくるのでそりゃ宮内庁は発掘許可せんよなと思う。
そして根室まで辿り着き、その足で本土最東端の納沙布岬まで行こうとするとこれがまた長く感じる。不思議なことに釧路根室間120㎞に比べればたった1/6の距離なのに異様に長く感じる。これが道東の恐ろしさ、そして最大の魅力なのだ。6月の北海道は爽やかな季節。さあ、最果てへ旅立ちませんか?
電車や新幹線の中で聞こえるサラリーマンの人たちの会話や愚痴、だいたい地獄説(やはり労働は悪い文明なのよ…)
こういう潮の満ち引きで特定の時間帯や時期にしか出現しない道とか渡れない島がかなり好き。RPGとかオープンワールドゲーな現実世界。
これが「ねぎまおにぎり」か…
「Rises Riot」とか米俵のモニュメントとかこんなん笑うやろ。でも実際問題、日本人がお米関連のことでブチギレるのは伝統芸能みたいなものではある。一揆!逃散!打ちこわし!
明治築の廃旅館の柱に貼られたままの「喼急如律令」のお札。キョンシーの頭に貼ってあるお札と同じものと言えば通じやすいと思う。「喼急如律令」はもともと古代中国の公文書に使われていた定型句が道教の方士が使うようになり、日本でも陰陽道や民間の魔除けの呪術やお札に使われるようになったもの。
コラしてみたがやっぱり北朝鮮じゃないか
もう7,8年前になるが、北海道の廃墟化した自動車教習所の神棚にも「天」の字が貼ってあるのを見かけた。風習としては2階建ての家屋が増えた江戸中期以降に発生した比較的新しいものらしいが、「文字」によって物理法則や現実世界を書き換えるのは究極的呪術っぽくて私は好きです。
紀伊半島、特に三重や奈良と水銀は深い深い縁がある。紀伊半島には「丹生」や「にゅう」という音を持つ地名や神社が非常に多く、これは古代から水銀が産出した土地を現わしている。松阪の射和はその水銀を原料にした軽粉産業で賑わった。水銀は医薬品や赤の顔料、化粧品、工業用に広く用いられた。
映像の世紀は95年版が原点にして頂点なんですよ。第二集の詩的な悲惨さとなお輝く人間の愚かさ、第三集の栄光と凋落と文学的な現代へと回帰する美しさ、そして第四、五集の「地獄」へ向かうのが完成されつくしている。
これは実際そう。北海道松前でも古い墓石の一部や普段見えない部分にクルスっぽいのが刻んである墓がいくつかあって、江戸期に隠れキリシタンがいた土地柄からキリシタン遺物だと騒がれたことがあったんだけど、地元大の研究者が調査して「墓の石材を接合させるための合わせ印」とわかったことがある。
あと一番悲しいのは、AIや機械の苦手領域って「人がやらざるを得ないもの」というより「機械にやらせると高くつく一方で、人間の身体的性能は機械として考えるとかなり割安なので人にやらせるのが一番安い」という実態があるのがね…。いわゆる専門性が高い高給職のほうがAIには向いているという。
お祭りでよく見る岡本太郎みたいな模様入ってる水風船作ってた工場が2020年にコロナ倒産してたことを知った道民、朝から絶望の表情(銚子の犬吠埼隣の田園地帯でやってた小さな工場だったのだ…国内最後の手作りゴム風船工場だったのだ…)
雨の中、古城に辿り着く。
森に還る円形病院、夏と秋 317/365 #斜陽暦
東海地方の沢に建っている、基礎から川水が噴き出す工場。すぐ脇の堰堤といい、後ろの雨がちな山といい、ここでは水が主役。
ちなみに科博にいたこの白粉で化粧した江戸時代お姉さんは、実際に江戸期のお墓から出土した女の人の頭骨から復元したらしいです。実際いるわ、こういう人。笑うとめっちゃ楽しそうな表情になるタイプの人。
・国道193号 先日、四国の方から「『四国山地らしさ』ってなんだと思います?」と訊かれた際、香川から徳島の剣山系を貫く四国の本気、国道193号がまっさきに思い浮かんだ。深山幽谷をうねる150㎞。岩盤を穿ったままの隧道、Ω型のカーブ…まるで国道とは思えない道が続くのだ(続) 324/365 #斜陽暦