青森にある、Twitter民が好きそうな駅かなり好き(いや本当に「鮫」って地名なんです…)
冬の青森といえば、温湯温泉にある後藤温泉客舎さんは世に多くある「ひなびた旅館」の中でも最強格のひなび具合だった。浴室のない木造平屋造りで、外にある共同浴場へ入りに行く古い湯治スタイルを今にまで残す宿だ。これは北国が最高にひなびた雰囲気を放つ冬場に、そんな湯治宿へ行った話です(続)
・森に埋もれゆく廃校 北海道北部の大森林地帯。その真っ只中に、屋根の抜けた廃校がぽつんと残っている。今では森に還ったここにも当時20戸ほど住人がいた。だが昭和41年に住人は集団離村、先生2名だけが残され、冬以降は学校だけが一つ残された。どうしてそうなったのか(続) 315/365 #斜陽暦
九州、筑豊の炭鉱の町の商店街。入り口に「かつてはこれだけ人で溢れていたんですよ」な写真を飾って今の姿とリアルタイムで対比させるという精神攻撃を前に無事情緒が崩壊の巻。
・さくらぎ館 いつものように四国のストリートビューを見ていた時のこと。徳島県の山深い集落で、凄まじい年季の入りようの旅館を発見した。現役か怪しく思う姿だが、しっかり営業しており、昨年の夏に宿泊して来た。旅館といい、谷間の村落といい、理想的な「四国の山の中の鄙びた旅館」だった(続く)
日本の廃医院シリーズはこういった明治~昭和期に存在した木造の古い個人病院廃墟を、当時の時代背景や医療の発展、器具と建築の美しさ、子孫の方の証言などを通して掲載した本です。島根県の山中に残る漢方医の名残、長野県に存在したドイツ留学した先生がおこした私立病院などが個人的に強かった…。
ちなみに、汎用仏型決戦兵器っぽい大仏の正式名称は「頭大仏」といいます。外から見ると頭だけ見えてるのがゆるくて良い。
そういう創意工夫の領域は人間の専売特許にさせておいておくれやすよ…。AIくんは私の代わりに計算、試算、手続き、運営庶務をですね。ほら、得意でしょキミ(親戚全部が死に絶えでもしたような仏頂面)
山里で廃醫院探してたら見つけた「空中戦で撃墜された飛行機から脱出搭乗員安岡恒友が落下傘で降下した地点」なる記念碑。碑文によれば太平洋戦争末期、米軍のF6F戦闘機に奇襲された鹿島海軍航空隊所属の零観搭乗員の本人が後年建てたらしい。のどかな田舎にもそんな歴史があるのだな(18年 茨城県にて)
毎年、有明に命かけてるヲタクの端くれとして、この「夏コミが開かれなかった世界」のビッグサイトはなんとしても見ておきたかった。あの世を「十万億土」と言うことがあるが、十万億土はいつも燃えるような夕焼けが広がっているのだという。今なら、成仏できない人間の気持ちがわかるような気がした。
これで現役という…(そろそろ解体予定)
関東地方の友人に「北海道の空は淡い色をしている。青空の青も淡い」と話したことがある。数年前その友人が北海道へ新婚旅行に来た際、「本当に空の色が淡い」と驚いたツイートをしていたのを今、久々に札幌の空を見上げて思い出している。写真だと伝わりにくいのだが、本当に北の空の色は淡いのだ。
通勤通学(離島のすがた)
骨董屋で売ってた大正期の絵葉書に映ってる医院を探して現地付近まで来てみたが、路地の途中にほぼ変わらない姿で残っててヒェ…なった。隣に住む子孫の人に訊いてみたが、今から三代前、軍医だったお爺さんが明治末に始めたとか。この凄まじい山間の地にあっては、地元の人にとって神様だったろう。
なお、さかもっちゃんはこのほかにも船舶事故を起こした際、相手が法律を知らないのを利用して自分側に責任があるのに相手が悪いと言いくるめて、事故相手の紀州藩から8万両の賠償金をせしめてたりする。現代でも当事者同士で交渉するとロクなことがないから事故ったら保険会社とお巡りさん呼ぼうね!
田舎の駅の深夜はいい。特にこの時期は…。
月に叢雲、棚田は鏡。
・島の薬局 瀬戸内海、広島と愛媛の間に浮かぶ芸予諸島。その一つ、大崎下島の路地には資誠堂薬局という古い薬屋さんがある。急斜面と海の間に発達した迷路のような路地に、この建物の夕暮れはあまりに似合っている。お店のお婆さんに話を伺うと、島の思い出話に花が咲いた(続) 290/365 #斜陽暦
初北海道している友人を見て「あぁあぁあああ(情緒崩壊)」している夏コミ原稿で死にかけの道民している。そうなんですよ…この時期の北海道の青空は淡くて、寂しくて、それでいて…きれいなんです…。ああ…。
トクサはこの峠の近くの山村で生まれ、生涯そこで暮らした。奥さんと二人一組仕事の左官職人だったという。…しかし、東海地方の山深いこの地に、ここまで高い技術力と造形力を持った職人がいたという事実と、そんなに凄い人の記録が口伝以外ほとんど残っていないというのは実に惜しく感じる。
元気な大学生や若者だったアカウントから、どんどん輝きと呟きが失われていく3月下旬から4月下旬くらいまでの空気感が本当につらい。明らかに内容がスレてたり、発言が減っていたり、定期的にあったふぁぼがなくなったりして…そのうちTLから消えてしまう。この空気感が…つらい。
町田市の山間の道に佇む古ぼけたバス停「大泉寺」。…河川改修に伴い、明日の朝から解体される。
アンパンマンのOPとEDの歌詞が人生に疲れた人に対する本気のエールで泣けるのは、ロクに新人教育もなく先輩の同伴もないまま営業に行かされた内勤マンへの慰めと応援だった説が微粒子レベルで存在する。