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「hi-life」と変えてあるもののその違いが目に入らぬほどデザインはまんまハイライト。
私には、亡き父といえばハイライト。昭和世代には目に焼き付いているでしょう。
昭和35年、発売2週間で2千万箱の売上を記録。一時は世界一に。セブンスターの登場まで、日本で最も人気の銘柄でした。
#いだてん
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少し物悲しい海老すくいのシーンなんだけど、〽️鮒、鮎、鮒、鮎〜でドリフのヒゲダンスになっている三河武士の皆さん。
始まりで入るカウントを一生懸命取る小平太とか、皆が笑顔の中で真面目な顔で付いていく平八郎(参加するんだ)とか、まだ慣れてない若者コンビが可愛すぎる。
#どうする家康
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燃え盛るような紅葉の中で、信康が命を散らす。
派手な血飛沫よりも、印象的な赤の世界。
#どうする家康
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「絵に描いたような王道の武士」。
そんな武田耕雲斎が、自ら腹を斬ることすら許されず罪人のように首を刎ねられる。それでも最期にうっすらと笑みを浮かべるのだ。
烈公が亡くなってからの彼は、本来の道を外れてしまった。今ようやく心のままに真っ直ぐ進む。敬愛する烈公のもとへ逝く。
#青天を衝け
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千利休や津田宗及らとともに茶湯の天下三宗匠と称された今井宗久の所作がぴたりとぴたりときまる。
其の実、演じる御本人はご苦労されたようで、「めちゃくちゃ練習しました!」😅
#麒麟がくる
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ひりつくような緊張が走り、徳川の家臣は隣の者を抑え合う。
珍しく万千代が大人しく座ったままだけれど、ここで大刀を持っているのは君だけなんだからやっちまえ〜〜なんて笑ってたら、本当に今にも短刀を抜かんと握り返していた井伊のアサシン。
#どうする家康
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「上から攻める」
「下から総攻めを仕掛け、敵の目を引きつけろ」
戦の経験のない小僧の策に誰もが感嘆するも、呆気なく戦は終わってしまう。
小鳥をヒヨドリと呼べば、観る者の多くがあの戦いを思い起こす。僅か70騎で敵の背後に回る「鵯越の逆落とし」。この策を、必ず成功させる。
#鎌倉殿の13人
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何かと理由を付け合同銀行創設を渋る三井・小野に、官金返納というカードを切る栄一。慌てて追いすがり頭を下げる三野村達。
この場面で全くカタルシスを感じさせなかったのは、ここに繋がるからなのですよね。
泥濘の中で土下座した悔しさを知る自分が、なぜ同じことをやっているのかと。
#青天を衝け
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ウェ〜〜〜〜〜〜イ!!!
練習では一度も完成しなかったブルーインパルスの五輪の雲が、秋晴れの東京の空を見事に彩る。二日酔いくらいで気負いのない方が良かったやつ〜〜!!
#いだてん
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大隈重信役の大倉孝二さんの顔芸()のために、グン!キュッ!バーン!と寄っていくカメラ。
#青天を衝け
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この時代に後継を産めないまま実家に戻る申し訳なさ、心が通じていたはずの人に見合を断られそうな恥ずかしさ、夫が自分に触れもしないまま帰らぬ居たたまれなさ、色々ありそうなのに。
夫のいる東方に向かい、ぜーーんぶ水に流しちゃうスヤさん。
「決めるのは四三さんたい。自由ったい」
#いだてん
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慟哭する道三に一筋の西陽が差す。
ここはスタジオ。スタジオのはず。
逆光。反射。西陽。
この大河は光=照明に創り手の魂が込められている。
見過ごしがちなものに命をかけるスタッフがいる。
それは、血の慟哭のためにそれ以外のすべての感情が消えたガラス玉のような瞳にも。
#麒麟がくる
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上様大好き!が高じて、もっと人々に知ってもらいたいと思って、忙しい仕事の傍ら、私財を投じてまで本を作ってしまう慶喜強火担の栄一。
しかし、完成したのは決して「ウスイホン」などではなかった。
#青天を衝け
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10歳くらいでしょ⁉︎と先週の予告でトレンド入りした坂口金剛。そのツッコミを想定してくるのが三谷脚本。
1183年生まれの北条泰時の生年月日がドラマで描かれた上総介広常誅殺の日とするならば、寿永2年12月20日。
富士の巻狩のこの年、満9歳、数えで11歳。
まさに成長著しい金剛。
#鎌倉殿の13人
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「男の子が産まれました。鏡子様と同じ年頃で」
「それは是非会ってみたいのう」
そんな小さなやりとりを忘れない。
信頼のおける脚本とはこういうこと。
問われた篤二は慶喜の趣味の品にばかり心を奪われていて、後に小唄や写真や絵画や狩猟にのみ生きた片鱗を著しているようでした。
#青天を衝け
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「どうする家康ツアーズ」と銘打たれた、番組の最後の紀行。今回は松本潤さんが久能山東照宮を訪れたように、役者さんが縁の地を訪ねる、まさにツアーズとして放送されるそうです。
「家康と今の時代はこうして繋がっている」。聖地巡礼がより楽しめそうですね。
#どうする家康
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父親役に小林薫さんをあてたのは、こういうことなのだろう。
家を守る父。
村を守る父。
息子をよく見てきた父。
その道を認めてやる父。
それは自分にも信じる道があるから。百姓の分は守り通す、それは譲れないから。
大きすぎず小さすぎず、豪農の父の人格を演じ切っている。
#青天を衝け
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時政:オンベレブンビンバ
政子:ウンダラホンダラゲ
義時:ピンタラポンチンガ
時房:プルップ…(止められるトキューサ)
実衣:ボンタラクーソワカ
今日のTLはバルス祭かと思ったら、まさかの本編で繰り広げられる #オンベレブンビンバ知ったかぶり選手権。
#鎌倉殿の13人
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副音声では、「針箱や机がきちんと整頓された子供たちの部屋」と解説されています。
子どもたちをきちんと躾けた千代が、そこから偲ばれるのです。
努力しない奴などと、誰が言う。子どもたちはこんなに頑張っているのだ、こんなに正しく育っているのだと栄一は誇らしく思えるでしょう。
#青天を衝け
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黒い石、白い石が碁盤の上でパチリ、パチリと小気味良い音を立てるから余計に、ここに誰も居ないことが強調される。
円四郎も市之進も、慶喜が頼りにしてきた者はもう居ない。頼りにしてきたからこそ、ここに居ない。
大事なものが、大事だから、皆奪われていく。
独り、独りと石の音。
#青天を衝け
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「若者のために使うって言ったらくれました!」
参加したいが金がない。長年の日本の課題を易々と突破してみせた田畑。青二才が高橋是清に直談判。メインテーマが流れ盛り上がりは最高潮。
#いだてん は往々にして、そんなカタルシスを最悪の形で裏目に出す。主人公にも視聴者にも刺さるブーメラン。
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お万は相当に強かでしたが、ここまでせずとも済みました。
以前も描かれたように、この時代の側室とは正妻が認めた正妻の家臣という位置付けでした。
瀬名がお万を城から退去させたのは正妻としての正当な抗議であり、家康がお万の子(後の結城秀康)を認知するのは瀬名の死後のこと。
#どうする家康
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「ウオーーッ」ではなく「エイエイエイ」と攻め込み、泥まみれで駆けずり回り、武器といえば落とし穴に石に火に堀。
合戦を当時のまま、とことん泥臭く描くつもりですね。
#麒麟がくる
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「口封じとして、馬と砂金を渡しては如何でしょうか」。
オープニングに皆が恐れるあの名はない。
プリンス畠山重忠が善児の出番を封じた!
#鎌倉殿の13人