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377
乳母がやりたいのに「俺やるよ?」という言い方しかできないとか、蟇目一杯練習したんだろうなとか、いろはからこっそり手習をするとか、もう亀に手を付けたかと思ったら実は困ってるとか。
イケオジ上総介まで癒し枠にするのか三谷幸喜!
あっ…三谷さんの佐藤さんならするな…うん…
#鎌倉殿の13人
378
「例え鎌倉殿でも許せねえ!!」
頼朝に激昂する時政。数々の侮辱や叱咤に耐えてきた彼も、家族を馬鹿にされることだけは許せない。思いかえせば時政は、ずっとそう描かれてきましたね。番宣でポンコツと言われても、愛すべきお父上。
それがどうしてああなってしまうのでしょう…
#鎌倉殿の13人
379
「噂とは流す者に都合良くできている」
「答えになっているか?ん?」
青木崇高だし木曾義仲だし「無骨な田舎者」「真っ直ぐで純朴で不器用」と思っていた私の心が揺さぶられている。思えばステレオタイプの人物像を史実に違わず壊してくれるのが三谷大河だった。
「これが俺の誠だ」
#鎌倉殿の13人
380
大事なのはこれから。自分が本当に鎌倉殿の妻として相応しいのかよく考えなさい。
御台所と呼ばれて恥ずかしくない女になんなさい。憧れの的なんだから、坂東の女の。
自分もその立場に憧れ、人知れず努力し、様々に足掻いて、最後はここに昇華したんだな。
亀の前の消息は以後知れぬ。
#鎌倉殿の13人
381
「八重さんが好き」ではなく「八重さんが笑っているのが好き」。
自分のことより、好きな人の幸せだけを考える小四郎に、八重が笑って言う。
「お帰りなさいませ」
私たち視聴者も本当に久しぶりに見た、八重の心からの曇りなき笑顔。
小四郎の目に、涙が溢れそうになる。
#鎌倉殿の13人
382
紀行、今さらっとすごいネタバレ言ったな!?
#鎌倉殿の13人
383
八重さんのこの笑顔を見るために小四郎が無理をしているのはこの距離です。
自転車に近い速歩で走り続けて7時間。さらに途中で馬を休ませるか取り替えねばなりません。
まあこの笑顔のためなら無理が無理ではなくな…らないです。
だって夜も寝ていないですよね(これ以上は自主規制)。
#鎌倉殿の13人
384
八咫鏡、八尺瓊勾玉、草薙剣。
おしいただいてはいるものの、三種の神器がバタバタと足早に運ばれていくのを見て、三年前の即位の礼においてこれらを運ぶ係の方がどれだけ緊張されていたか、どうか転ばないで、落とさないで…と祈っていたことを思い出します。
#鎌倉殿の13人
385
「いつかやろうと取っておいた」
自分が義仲を討ち取って戻ってくる頃のは、こいつは首を刎ねられているだろうと思っている義経と、父で戦に敵うわけがなく、最早再びお会いすることもないだろうと不憫に思っている義高と。
#鎌倉殿の13人
386
明らかに蔑んだ笑いを向けられても怒るでなく、自身の恩賞には気にもかけず、新たに加わった武士達の乱暴狼藉に心を痛める人格者である木曾義仲が、「都の作法」を知らぬばかりにひたすら排斥され、謀反の疑いをかけられていく。
この先は源氏同士の争いへ堕ちるのみ。心が痛い。
#鎌倉殿の13人
388
「鎌倉殿を亡き者にせんと企んだ咎によって、ここに成敗致す」
寿永二年十二月上総介広常誅殺。
これが後世に残された記録。
本当は何があったか知る由はない。
残された記録に違うことなく、広常という人物をここまで魅力的に描き、そしてここまで無惨に屠りさる。それが、物語の力。
#鎌倉殿の13人
389
手を墨だらけにして這いつくばって
上総介は慣れぬ文字を綴る
明神様のための田圃を作る
社も作る 流鏑馬を幾度もやる
これすべて
鎌倉殿の大願成就と東国の泰平の為
最も頼りになる者は、
最も恐ろしい者になると言われた
最も頼りになる者は、
最も武衛を愛した者だった
#鎌倉殿の13人
390
「お前はここで落ち延びよ。これを鎌倉の義高に届けるのだ」
地の果てまで殿のお側にと泣く巴に答えず、血塗れた手で義仲は送り出す。
巴御前のその後は様々語られる。
己の最期を悟り、大事な書状を届けさせることで助けようとするって、それなんて土方歳三と市原鉄之助…
#鎌倉殿の13人
391
「馬を背負ってでも下りてみせます」
「末代までの語り草になりそうです」
ええ、ええ、畠山殿、それはもう。
若武者畠山重忠の怪力と心優しさを重ねて今代に伝える語り草に。
#鎌倉殿の13人
392
『八幡大菩薩の化身じゃ』
鬱々としたときを過ごした九郎義経が、生き生きと戦場を駆けていく。
凡人にはおよそ考えもつかぬ策。
戦奉行をも軽く飛び越えていく策。
これが「伝説の幕開け」だ。
#鎌倉殿の13人
393
#鎌倉殿の13人
スペシャルトークショーin宇治
青木崇高さんへの最後の質問。
「ひとつだけ心残りがあるとするならば…」
「正解は三谷さんしか知らないことで、様々な解釈はあるけれど、息子義高とは覚悟して訣別しているので、自分なりの答えは、『もう一度、木曽の風景が見たい』」。
394
「鵯越の方が響きがいい」
「馬に乗って駆け降りた方が絵になるしな」
語られる史実はいつだって勝者に都合が良く、
紡がれる物語はいつだってドラマチックだ。
「歴史はそうやって作られていくんだ」
#鎌倉殿の13人
395
曽我兄弟!
工藤祐経は、伊東祐親の嫡男河津祐泰を討ったことで、仇討ちとして曽我兄弟に命を狙われます。
「ご自分が何をしたか分かっておられるはず」
八重にとっても兄を殺した仇。
「忘れましょう」と流す彼女は、これ以上不要に血は流したくないのでしょう。
#鎌倉殿の13人
396
向こうから男がやってくる。
不穏を抱えてやってくる。
もはや大河でレギュラーと化した首桶だけれど、何もこんなにウッキウキで抱えてこなくても……
#鎌倉殿の13人
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「鎌倉殿。吉報にございます!」
安達盛長の顔は、言葉とは裏腹に厳しい。
御家人達の心がこれ以上鎌倉殿から離れていってほしくはない。そう願っていたのに。
最も長い年月、頼朝を支えてきた彼だからこそ、心底願っていたのに。
#鎌倉殿の13人
398
「怖いところだ。この鎌倉は」
「ようやく分かりましたか」
小四郎は以前、頼朝を恐ろしい人だと言った。
その彼が、低く冷たい声で告げる。
今頃分かったのかと自分に告げる。
選んできた道だ。自分が招いたことだ。
もう逃げられない。逃げてはいけない。
「私にはここしかない」
#鎌倉殿の13人
399
「御台所の言葉の重さを知ってください」
厳しい顔で、小四郎は政子に詰め寄る。
ああ、もうこの兄弟は、ここまで来てしまった。
笑い合うこともできなくなった。
そう思った瞬間、小四郎がふっと悲しげな笑顔になるの本当に反則。
「我らはもう、かつての我らでは無いのです」
#鎌倉殿の13人
400
数々の大河ドラマで主人公をその背に乗せてすっかり有名になった馬、バンカー。
馬は元来臆病な性格で、旗や火や音など様々なものを怖がるため、訓練に訓練を重ねて撮影馬にしていくなか、特に度胸が座っているのがバンカー。
それでも今日の戦場での切り結びの活躍には驚かされました。
#鎌倉殿の13人