エリザ(@elizabeth_munh)さんの人気ツイート(リツイート順)

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滅多に人を褒めないので有名な哲学者ヴォルテールは手放しでパルマンティエを賞賛した。 「貴殿の如き栄光は純粋で、人類を愛する全ての人々の賞賛に値するものであります」 パルマンティエは全く無私の心でじゃがいもの普及に努めた。 「地位も年金も要らん。じゃがいもは人々を救う」
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こうしてじゃがいもは毒物から貧民のパンに、そして、フランス料理の定番として定着し、ヨーロッパ料理の基礎の一つである高貴な野菜になる。 今やその高カロリーは嫌われる事が多い。しかし貧しい頃、どれだけ多くの人の命をじゃがいもが救ってきたか。
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逃げ回ってなんとか命を守ったパルマンティエに新たな天命が下る。 「医療総監に命じる。あなた以上にフランス人の健康と栄養に通じた人を知らない。余も、助けられた」 粗食の軍人皇帝ナポレオンだった。
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その労働力の殆どを占めたのが北イングランドと南スコットランドの労働者の娘達だった。 彼女らは『グレトナ・ガールズ』と呼ばれ、危険なコルダイトの製造に携わる。当時、軍需工場で働く女性は珍しくなかったものの、彼女らは特段に若く、そして貧しい村娘だった。殆どが18歳未満だったと言う。
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各家庭に安全な水が普及し、コンビニにでも行けばペットボトル入りの水が買える現代、再び水飲み場の必要性が議論される。 「家を持たない人は? ペットボトルはゴミになるのでは?」 水飲み場協会は今も残り、現代に適応した水飲み場の建設と維持管理に関わり続けている。
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ロイヤルメールはイギリスの郵便社。 現在は日本同様民営化されてるけど、かつては政府公社であり、それ以前は政府機関で、郵政省だった。 その歴史は古く1516年、時の英国王ヘンリー8世が設置したのが始まりで、この頃はロイヤルメールの名の通り、国王の文書を送達する事が役目だった。
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「芋学者が!」 とエリート層はパルマンティエを馬鹿にする。しかし熱心で、しかも見返りを求めず、ただじゃがいもの普及に努める彼の姿にやがて大勢が絆されていった。 「凡人は華やかな悪党を持ち上げる。しかし、パルマンティエ氏は飽くまで純粋で、等しく人類のために身を捧げている……」
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ヘンリー8世もエリザベス1世も家臣団を引き連れて王宮大移動を繰り返してたけど、これは娯楽や忠誠心の刺激と言う目的はもとより、単純に彼らが住まう宮殿が過密状態で、すぐに不衛生になるから掃除のために逃げ出さないとならなかったと言う事情もあったみたいね。
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ランブイエ侯爵夫人カトリーヌ・ド・ヴィヴォンヌは17世紀、在ローマ・フランス大使の娘で、母はイタリアきっての名門貴族。英仏名門のサラブレッドだった。 ルネッサンス最盛期の文化的土壌のもとに大貴族の家に生まれた彼女は幼少から豊かな会話文化に親しむ。
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この時設立されたノースウェスト騎馬警官隊が後の王立カナダ騎馬警官隊の前身となった。 フランスのマレショーセもそうだけど、地方や田舎の治安維持に快速の警察は欠かせない。警察の取り締まりの空隙に犯罪や不法は蔓延るものだからね。
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1850年、スコットランドの首都エディンバラに、ジョン・グレイと言う庭師が引っ越してきた。 庭師の仕事を見つける事ができなかったジョンはエディンバラの夜警になるけど、この際、スカイテリアのボビーと言う犬を引き受けた。 二人はすっかり仲良しになり、片時も離れないようになる。
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ヨハン・シュトラウス2世は毎年オーストリアはウィーンで開催されるニューイヤー・コンサートの主役で、『ワルツ王』の異名を取る舞踏音楽の王様。寧ろ皇帝で、当時、帝政だったオーストリアにおいて『もう一人の皇帝』とすら謳われた大作曲家。 そのお話を、推敲なしに今から話します。
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当時の常識では、大型船は沈むまでにはかなりの時間があるので、その間に付近の船が駆けつけてくれると言うのが常識だった。 しかし実際にはこれは誤った観念で、タイタニックは急速に斜度を深める。救助を当てにした設計のタイタニック号の救難ボートの数は乗客の数にまるで足りない。
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前線で戦うだけが名誉や義務ではない。危険な工場で二度にも渡って勤務し、負傷してもなお身を奮い立たせて国家と戦勝に貢献した彼女もまた、イギリスの英雄の名に相応しい存在でしょう。
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「毒物を勧めるか!」 と言う人にパルマンティエは言い返した。 「科学はじゃがいもの安全を証明している! 国王陛下も禁止されていない! あなたはなぜ国王よりも王様ぶるのか!」 そして当の国王もパルマンティエに熱い視線を注ぐ。 「貧民をも満腹させられるのか!?」
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13……それは最も有名な忌数…… 以前、聖数に関して触れた時にも述べたけど、各国、各民族、あるいは宗教毎に聖なる数と忌数がある。日本人は奇数を愛好する事で知られてるわね。一致団結、三貴神、三人よれば文殊の知恵、忠臣蔵も四十七士、戦隊ヒーローも五人組。六人や四人ではしっくり来ない?
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「ソ連海軍は酔っ払い揃いか!」 当該の潜水艦のNATO側のコードネームがウイスキー級だった事に引っ掛けて『ウイスキー・オン・ザ・ロック』と称された一連の事態は西側諸国からの嘲笑を浴び、ソ連海軍は程度の低さを敢えて発表せねばならぬと言う切腹ものの恥を公式自らがかくことになる。
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エリザベス女王と1世紀違う人物だけど、徳川綱吉も『御成(訪問)』を上手く使った。 家臣達の江戸屋敷を訪問して回ったのね。エリザベスもそうだけど、君主にとっての御成には政治的な意図がある。
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フォリーはいろんな形があるけど、大体、ピカピカの新築ではなく、古ぼけた感じの古臭い様式や、田舎の農村風、パルテノン神殿のミニチュア版みたいな廃墟、果ては人工の洞窟なんかもフォリーのうち。今でもこうした装飾的な建物はあるわね。 さて、フォリーを建てたお金持ちは次に変な事を考える。
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お昼のTIPS。 ルドルフ・キルヒシュレーガーは1974年から86年までの長期間、オーストリアの大統領職にあった名政治家。当選時の得票率は80%にも登ったと言うから驚き。どこぞの独裁国ではなく、オーストリアでこれだけ支持されるのはよほどの事ね。 さて、そんな名大統領も泣きべそかいたことがある
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救貧院に落ちたら最後だと知る人達は何としてもここに入る事だけは拒否し、子供たちにしろ大人にしろ、ここに入るぐらいならと犯罪にまで手を出したので、救貧院は却って治安悪化の一因となった。 貧困者の最後のラインが機能しないなら、それは彼らを反社に走らせる事になるわね。
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しかし排水量45000トンの巨大船舶も氷山には勝てない。処女航海でタイタニック号は沈没する。ベッドで寛いでいたジェソップは跳ね起きて着替えると、乗客を甲板に誘導し始めた。 「大丈夫です! 本船はそう簡単には沈みません! 付近を航行する船が必ず駆けつけてくれます!」
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「今のは……競馬だったのですか……?  物凄い形相の馬が竜巻のように通り過ぎてから、だいぶん過ぎて普通の馬が私の傍を通り過ぎて行って……」 と、目撃者は述懐する。 デビュー戦の第一戦もそんな感じで、観衆も一撃でエクリプスの隔絶した実力を叩き込まれた。 「この馬は、他と違う」
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アイルランドの貧農出身のオケイリーは、イギリスの名門貴族達からどうか種付けをと懇願されるようになった。 オケイリーは名士となる。しかしイギリスのジョッキークラブは意地でもオケイリーを正会員とは認めない。どう考えたって生まれも卑しく、また、立身出世も賭場でのものではないか。
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「我々の村から広げてはならない。たとえそれで我々が全滅しても」 エヤム村は最終的に350人いた村人のうち、260人が感染死すると言う甚大な被害を受けた。たった14ヶ月の事だった。その中には、モンペッソン牧師と共にペスト患者の看護に回っていた奥さんすら含まれていた。