エリザ(@elizabeth_munh)さんの人気ツイート(古い順)

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お昼のTIPS。 長らく女性は主体的に乗馬する事がなく、馬車に乗るか、男性に掴まってたんだけど、一人で乗馬する際、両脚で馬体を挟むのは端ないと言う考えから、両脚を馬の片側に寄せる特殊な乗り方をした。これがライディング・サイドサドル。
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おはよう。今朝のTIPS。 フランスと言えばヨーロッパの中心国の一つで、ヨーロッパ文化の主たる国。 しかし英語圏では嫌悪を買ってる国でもあり、しばしば皮肉の対象になる。その表れが『サレンダーモンキー』。
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おはよう。今朝のTIPS。 19世紀のイギリスで特徴的なアングラ施設に阿片窟がある。 文字通りアヘンを扱うこの施設は実際にはあまり数はなかったものの、中国人労働者への偏見のためにフィクションや噂話で面白おかしく描かれて非常に有名になった。
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エリザベス女王はシーズンになると廷臣団を引き連れて家臣達の領地を旅行して回った。 もてなす側にとってこれは試練でもあり、またチャンスでもある。良い印象を残せれば立身出世に繋がるし、悪い印象を与えればもういいわと遠ざけられる。そんな訳で身分の高い家臣は戦々恐々とした。
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エリザベス女王と1世紀違う人物だけど、徳川綱吉も『御成(訪問)』を上手く使った。 家臣達の江戸屋敷を訪問して回ったのね。エリザベスもそうだけど、君主にとっての御成には政治的な意図がある。
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おはよう。今朝のTIPS。 ヒ素はよく知られた毒物だけど、中毒者はありふれた病気であるコレラと似た症状を引き起こした末に死ぬ事から、ヨーロッパでは伝統的に暗殺の道具として用いられた。暗殺を多用したと言われるイタリアのボルジア家の『ボルジアの毒』もヒ素と言われる。
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起承転結はしっかりしてないけど一応。 軍オタの人なら、英国兵を『トミー』と呼ぶ事を知ってると思う。 正式にはトミー・アトキンス。日本で言うところの山田太郎みたいなもんで、入隊時に記入する名前の例にもそう書いてる。英国匿名兵士の愛称ね。
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おはよう。今朝のTIPS。 見覚えのある人もいるかもしれないこのお城はカナーヴォン伯爵家の所有するハイクレア城。『ダウントン・アビー』の舞台として今や有名ね。ロケ地としては勿論、観光客にも解放されてる。 圧巻なのは庭園で、なんと1000エーカー、4平方キロ超もの広大さを誇る。
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お昼のTIPS。 連合王国イギリスを形成するイングランドとスコットランドだけど、中世を通じてその仲は険悪そのもので、幾たびも両者は干戈を交え、平和期においてすら緊張状態にあった。 こうした中、不安定地域である国境線の地域には胡乱な輩が蔓延ることになる。それが、ボーダー・リバーズ。
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おはよう。今朝のTIPS。 酒飲みなら、満足いくまでお酒を飲みたいと思うこともあるでしょう。わたしは眠くなっちゃうけどね。 けど、家屋を倒壊させ、街を埋め尽くすほどのお酒は流石に飲みきれない。ありがた迷惑どころか全くの迷惑。そんな事件が1814年のロンドン、ビール洪水だった。
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お昼のTIPS。 エリザベス朝以降、イギリスは大陸への野心を捨て、海洋国家としての道を拓くけど、商路の維持のためには海軍が必要だった。 この海軍に兵士を充当するために取られた手段が強制徴募。すなわち、誘拐同然の人攫いで、プレス・ギャングと言われる水兵達がこれをやった。
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プレス・ギャング達は酒場で待ち構え、呑んだくれ達に酒を奢ると称して近づき、ビアグラスの底に募兵に応えた証である『国王のシリング』と呼ばれる金貨を沈ませた上でグラスを空けさせた。 起きた時には船の上、ようこそ大英帝国海軍へ。数年は陸を踏めないものと覚悟せよ。
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おはよう。今朝のTIPS。 百年戦争におけるフランスの勝因は色々ある。一番わかり易いお話としては、負け通しのところにジャンヌ・ダルクが現れて逆転した、って感じね。 しかし見落とされがちで、しかもかなり重要な役割を果たしたのがスコットランドの存在。
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おはよう。今朝のTIPS。 これはロンドンのトラファルガー広場のちょっとした観光名物(?) 街灯? なんかのモニュメント? なんだと思うかな?
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お昼のTIPS。 1860年、イングランド南西部、ウィルトシャーの地方村で凄惨な事件が起きた。まだ4歳の男の子、フランシス少年が滅多刺しにされた上、首を切断寸前まで切り裂かれて殺害されたのだった。 フランシス少年は地元の名士で上流階級の父親の子であり、事件はセンセーショナルな衝撃を与える
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オレグ・ペニコフスキーはソ連軍参謀本部情報総局の大佐。 ソ連の枢要な情報にまで手の届く立場で、大戦時にはドイツを相手に戦った彼は、僅か一年程度の期間の活躍ながら、冷戦期に最も活躍した西側のスパイだった。
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ところでソ連がキューバに持ってきた核ミサイルだけど、弾頭が抜かれていたと言う話もある。つまりハリボテだった。 核はあくまで政治外交的な譲歩を引き出すための道具であって、何かの間違いで撃たれては堪ったものではないとフルシチョフは思ってたのね。
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『英国は君を欲している。郷里の陸軍に志願せよ。神よ、国王を守り賜え』 第一次世界大戦初頭、列強国で唯一徴兵制が存在せず、志願に頼らざるを得なかったイギリスの募兵ポスター。指を向ける時の陸軍大臣キッチナー伯爵の図は非常に印象に残り、色んな形で模倣された。
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おはよう。今朝のTIPS。 エリザベス女王時代、アルマダの海戦に於いてスペイン無敵艦隊を打ち破ったイギリスは、世界中の海でスペイン商船を海賊戦法で拿捕して回り海洋大国への道を開いた。 ……と、一般的には信じられている。 しかし現実は甘くない。イギリスは自国の制海権もままならなかった。
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バルバロス・ハイレディンは15世紀から16世紀にかけての人物で、オスマン帝国の海軍総司令官。そしてバルバリア海賊でもある。 当時オスマン帝国の支配下にあったエーゲ海のレスボス島に生まれた彼は、歴史を変えた個人になった。
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「かくも少数の人達が、これほど多くの人達のために戦った事は史上、ない」 『ザ・フュー(少数)』と称されるチャーチルの名演説と共に歴史に名を刻んだ英国本土上空戦、バトル・オブ・ブリテンは、第二次世界大戦に於けるイギリスの空の総力戦だった。
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おはよう。今朝のTIPS。 このとても大きなグレートデーンはヌイサンス(迷惑屋)と言う名前で、南アフリカのイギリス海軍基地のマスコットだった。 海軍基地のある小さな街の水兵酒場の店主の飼い犬として育ったヌイサンスはとても人懐こく、町の有名犬で、皆から可愛がられる。
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また、兵士であるにもかかわらず下士官のベッドで寝るなどの行為をするなど、あるまじきこともしたワン。 1944年まで軍務に励み、天寿を全うしたヌイサンスは現代まで、唯一英国海軍に所属し、軍人となった犬となっている。 ワンコでも働くんだから、皆も頑張りましょ。
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ヘンリー・パーシーは中世後期のイギリスでも高名な騎士で、ホットスパーの異名で知られる。 スパーとは拍車を意味し、熱き拍車、即ち拍車が冷めることなき臨戦体制に常にあった事を褒め称えられての異名だった。 しかしそのファミリーヒストリーは壮絶な鮮血に彩られている。
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おはよう。今朝のTIPS。 中世、行動中の軍隊は補給線と言うものを持たず、常に腹を空かしていた。 鉄道もない時代、継続的に後方から補給を受けることは不可能で、食糧は敵地で得るのが基本。 それは買い付ける事も出来るけど、手っ取り早いのが略奪で、騎行と称される。