エリザ(@elizabeth_munh)さんの人気ツイート(いいね順)

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おはよう。今朝のTIPS。 ヨーロッパの被差別民だったユダヤ人は長らく姓を持つ事が許されなかった。 そもそもユダヤ人には姓を持つ習慣がなかった(これはゲルマン人も同じ)のだけど、アラブ人の影響で姓を持つようになる。ところがヨーロッパからアラブが駆逐されると、彼らは姓を失った。
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ブレイドウッドは家具職人にして建築家の父の元に生まれ、ハイスクールを卒業すると、測量士としての教育を受けつつ、父の会社で見習いとして働く。 しかし建築を学ぶにつれ、彼の興味は如何に炎が燃え広がるのか、また煙の脅威とは如何なるものなのかに移っていく。 これには理由があった。
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(全能の神に身を委ねます) 二人が言うべき事を言った後、村人達は静まり、やがて声が挙がる。 「牧師様に頼まれちゃ、断れねぇな」 一人がそう言うと、たちまち続いた。 「ペストは村の責任だ。シェフィールドの連中や周りの村は関係ねぇ。ここで始末をつけようぜ」
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おはよう。今朝のTIPS。 中世、行動中の軍隊は補給線と言うものを持たず、常に腹を空かしていた。 鉄道もない時代、継続的に後方から補給を受けることは不可能で、食糧は敵地で得るのが基本。 それは買い付ける事も出来るけど、手っ取り早いのが略奪で、騎行と称される。
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飽和する人口を本国で抱えきれないイギリスは海外植民地に自国民を延々と輸出した。 最初、アメリカがその対象になるけど、アメリカが独立するとこの手は使えなくなり、オーストラリアが流刑地に選ばれる。スリのような軽度の罪でも死刑か流刑か二つにひとつ。 twitter.com/elizabeth_munh…
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イギリス貴族の例に漏れずアビンドン伯爵は競馬狂いで、同世代に於ける隔絶した最強馬であるエクリプス号に悩まされていたものの、エクリプスが種牡馬入りすると、血相変えて種付けを依頼した。 「エクリプスの子ならば、さぞ強い馬になるだろう。にしてもエクリプスの子とは思えない可愛さだな」
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逃げ回ってなんとか命を守ったパルマンティエに新たな天命が下る。 「医療総監に命じる。あなた以上にフランス人の健康と栄養に通じた人を知らない。余も、助けられた」 粗食の軍人皇帝ナポレオンだった。
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オカルトブームから派生したUFOブームがこのミステリーを引用した。戦争当時、誰も証言しなかった『奇妙な形の雲』がこの話に付け加えられ、あたかも一個大隊が丸々アブダクションされたかのように使われる。 こうしてノーフォーク大隊失踪の話はオカルトに強く結びつけられた。
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実はこのエピソードは創作で、ベッドゲラート村の人達が何の変哲もなければ面白い逸話もない自分達の村に何かしらの由来をつけようとしてできたもの。 愛犬家の国イギリスの精神性に訴えるものがあったのか、すっかり広まり、村の唯一の観光資源と化した。
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1895年、イタリアの発明家マルコーニが無線通信を発明した。既に有線通信が普及しており、世界はさらに狭くなって情報伝達は高速化する。 しかし海を跨ぐ移動手段は船舶よりなく、世界最大のメイン海路である大西洋を行き来する人達はスピードアップを求めた こうして生まれたのが、ブルーリボン賞。
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17世紀、イギリスの道路はボロかった。 あんまりボロかったので、人の行き来はともかく、大量輸送にはとても適さず、イギリスの国内輸送は海路か、自然の河川を改良した水路が主流となる。流れに逆らう場合は陸地から馬で曳航した。
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王家自らじゃがいもを食べ始めた。貧民が仕方なく食べてたじゃがいもは、にわかに王族のテーブルに載る。王妃マリー・アントワネットはじゃがいもの花を髪飾りにあしらう。 流行の中心である王家がじゃがいもを積極的に受け入れたので、フランスはじゃがいもブームに。
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ローラ・モンテス。本名、エリザベス・ロザンナ・ギルバートは19世紀前半のアイルランド生まれのダンサー。また愛人。 母親はアイルランドの郷士(貴族ではないがそれに準ずる身分)の庶子で、イギリス軍の士官と結婚し、共に任地であるインドに赴く。 しかし風土病であるコレラで父は急逝。
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お昼のTIPS。 イギリスの記念艦と言えばネルソンの乗艦、ヴィクトリーだけど、第二次世界大戦からも少し地味な艦が一隻、記念艦として保存されている。それがHMSベルファスト。 ヴィクトリーや三笠のような戦艦ではなく、その2ランク下のカテゴリに属する軽巡洋艦。
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仔馬の愛らしさにアビンドン伯爵は微笑み、仮に『ポテト』と名付けることにして馬丁に指示した。 「この馬はポテトだ。厩舎にそう書いて、しっかり世話をしてくれ」 ところが馬丁は字の読み書きがあまり得意ではない。 「P……O……T……。ええと、ああもういいや、ポテトだろ? これで分かるさ」
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看護の甲斐なく、仕立て屋は僅か一週間で苦悶の末に亡くなり、次々と村を奇病が襲う。人々を凍り付かせたのは死体の皮膚が黒く変色した事だった 「ペストだ! 黒死病がやってきた!」 時は1655年。ロンドンでペストが大流行していた頃 仕立て屋が取り寄せた反物にペストを宿したノミが湧いていた。
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日本でも売名目的の立候補者は数多い。しかし、もし選ばれたとして、真面目に政治家をやれる性根の人がその中にどれだけいるか。 徒手空拳で天命と民意に従い、結果を出して燃え尽きたドラモンド氏はハートリプールの伝説になった。 しかしそんなドラモンド氏にも心残りが一つ。
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「お前、じゃがいもを食べるなんて……。ハンセン病に罹るぞ」 捕虜仲間からそう言われるパルマンティエだけど、まるで意に介さない。プロイセンは貧しい国で、国民に満足なパンを支給できないからじゃがいもを仕方なく奨励してる。まして捕虜ならパンなど出ない。
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村の決断に感銘を受けた近隣の大貴族デヴォンシャー公爵が支援物資を送り、また、窮状に同情した周囲の村も食糧を送る。それらは全て境界線で留め置かれ、人がいなくなってから村人が受け取った。 金銭が絡む場合はコインを水で洗い、酢で浸した穴に入れて支払いをした。
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昨日に引き続き、もう一人、エリザをご紹介。 エリザ・アリシア・リンチはアイルランドの産まれ。後に女神ユノ(ローマ神話の結婚の女神。ギリシア神話のヘラに相当)に例えられるほどの美人だった。
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お昼のTIPS。 二次大戦後、オーストリアは連合国に分割占領され、首都ウィーンもまた四カ国による統治に置かれる。この時期を軍政期と言う。 ドイツが東西に分割されたように、オーストリアも東西に分割され、ウィーンも西ウィーンと東ウィーンに分かれる可能性があった。
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おはよう。今朝のTIPS。 大英帝国の黄金時代を作り上げたヴィクトリア女王だけど、実は彼女はその治世において8回もの暗殺未遂を経験している。 ただしその内、政治的な主張があったのはたった一度で、その他の全ては謂わば頭のおかしい人による突発的な犯行だった。
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わたしをよく見てくれてる人達なら山ほど見た覚えがあるであろうこの絵。品のいい絵ではないけどわたしはこの絵が好きなので度々引用する。 イギリスを代表する風刺画家、ウィリアム・ホガースの『カレーの城門。あるいは古のイングランドのローストビーフ』。今日はこの絵について解説しましょう。
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パルマンティエは職場である医院の畑で個人的にじゃがいもを栽培し、患者に栄養をつける安価な薬代わりとして処方していたものの、反対運動が巻き起こり、お陰様でパルマンティエは出世が妨げられた。しかしそれで折れるパルマンティエではない 「じゃがいもは名医より大勢の人を救う食べ物なんだ!」
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お昼のTIPS。 イングランドは聖ジョージ旗。 スコットランドは聖アンドリュー旗。 アイルランドは聖パトリック旗。 三つ合わせてユニオンジャック。 その中から唯一省かれてるウェールズ旗だけど、この赤い竜の旗をウェールズ人は世界最古のものであると主張してる。実際、由来は不明。