広重が軽妙なタッチで描く24匹の猫。正面を向いたチャーミングな表情の猫も。太田記念美術館にて4/1より開催の「#江戸にゃんこ  浮世絵ネコづくし」前期(4/1~4/25)にて展示予定。詳しくは→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya… ※3/31まで休館中です。
原宿の太田記念美術館ではこの夏、「浮世絵動物園」を開催いたします。かわいい、おもしろい、ちょっとヘン!?そんな浮世絵の動物たちと触れ合ってみてください。会期は7/30-9/25。前後期で全点展示替えいたします。
今日は気温が上がりましたので、涼し気な浮世絵をご紹介。葛飾北斎が描いた滝の浮世絵、「諸国瀧廻り 美濃ノ国養老の滝」です。場所は岐阜県養老郡にある養老の滝。孝行息子が滝の水を汲むと酒であったという伝説で有名です。激しい滝の流れを、勢いのある縦の線で表現しています。 #おうちで浮世絵
#ナゾすぎる 戦闘シーンを描いた浮世絵をご紹介。海中をサーチライトで照らす潜水服の男。水の中なのに斧と剣を振り回して戦っている兵士たち。実は日清戦争の豊島沖の海戦を題材にしているのですが、どこからこのようなアイデアを得たのでしょうか…。#キュレーターバトル ※現在展示していません
河鍋暁斎は16歳の頃、住んでいた屋敷が火事になりますが、家財道具を運び出す手伝いもせず、屋敷が燃える様子を写生し続けました。こちらはその時の記憶を元に、火の見櫓が焼け落ちる様子を晩年に描いた『暁斎画談』。この後、暁斎は親族に叱られたそうです。太田記念美術館にて11/23まで展示中。
旧暦9月6日は歌川広重の命日です。広重は今から163年前の安政5年(1858)、数え62歳で亡くなりました。こちらは窓の外を眺めている白猫が可愛らしい「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」。広重が亡くなる前の年に制作されました。(※現在展示していません)
本日の #おうちで浮世絵 はちょっと雰囲気の異なる作品をご紹介。妖怪画で知られる鳥山石燕が描いた不動明王です。密教の仏であり、怒りの形相で私たちを悟りへと導いてくれる不動明王ですが、厄除けや病魔退散のご利益もあると信仰されています。新型コロナウイルス拡散防止を祈念して。
太田記念美術館公式twitterの謎のアイコン「虎子石」。グッズ化など、じわじわと人気が出つつあるこの謎のキャラクターについて、noteに連載していきます。よろしければご覧ください。note.com/ukiyoeota/n/n5…
キングギドラよりも頭の数の多い怪獣?をご紹介。勝川春亭が描いたヤマタノオロチ。一匹の龍のように見えますが、よく観察すると、小さな龍の頭を含め8つの頭を発見することができます。オンライン展覧会「異世界への誘い」展otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703でご覧いただけます。 #ゴジラKOM
まったく同じ浮世絵なのですが、光を当てる角度を変えただけでご覧の変化が。着物の模様が浮かび上がる正面摺という技法です。左上の題名のところに、源氏香の模様が浮かび上がっているのもお見逃しなく。3/4より原宿の太田記念美術館で開催する「赤ー色が語る浮世絵の歴史」展で展示します。
【展覧会情報】竹橋の東京国立近代美術館@MOMAT60thでは、3/23より「あやしい絵展」を開催。退廃的、妖艶、神秘的といった、近代に制作された「あやしい絵」が大集合。詳しくは展覧会HP→ayashiie2021.jp 公式twitter @ayashiie_2021でも展示作品を紹介中。
おうちにいても、驚きの発見はあるようです。締め切った雨戸に空いた小さな穴。そこから光が入り、反転した富士山の影が障子に映っています。葛飾北斎は『富嶽百景』三編でピンホール現象を描いています。 #おうちで浮世絵
蕎麦をかぶった猫、シャボン玉売りの猫、踊る猫又。浮世絵の猫たちのアクリルスタンドは、太田記念美術館受付にて税込600円で販売中です。販売状況によっては一時的に入荷待ちになる場合もございますが、ご好評につき、「江戸にゃんこ」展が終了した後も引き続き製作・販売していきます。
こちらは歌川芳虎の「家内安全ヲ守十二支の図」。家の安全を守るため、十二支のどうぶつたちが合体しました!あなたの島を守ってくれるお守りとしてどうぞ! #あつまれどうぶつの森 #AnimalCrossing #あつ森で飾ろう #おうちで浮世絵
猫が大好き過ぎる花魁・薄雲。ファッションも猫で固めるほど。「月岡芳年-血と妖艶」展では緊迫感のある作品が数多く出品されていますが、この作品は心が和む数少ない作品です。8/30(日)までの展示。どれくらい猫が大好き過ぎるのか、気になる方はこちらの #note を→note.com/ukiyoeota/n/na…
空は晴れているのに雨が降っている気象現象を #狐の嫁入り と呼びますが、まさしく狐たちが嫁入りをしている浮世絵もあります。場所は桜が満開の飛鳥山。豪華な衣装や駕籠から察するに、高い身分の狐たちのようです。空は晴れていますが、よく見るとちゃんと雨が降っています。作者は歌川広重。
髑髏づくしのお洒落なファッション。下半身の白い骸骨だけでなく、上半身も大小いくつもの髑髏が組み合わさったデザインになっています。髑髏姿の土蜘蛛の妖怪に合わせて、肩には蜘蛛の巣も。歌川国芳らしい奇抜さです。原宿の太田記念美術館で1/28まで開催の「和装男子」展で展示中。
【グッズ紹介】歌川広重のネコを集めた可愛らしいシール。広重の『浮世画譜』を元にしています。税込330円。太田記念美術館の受付にて販売しています。「浮世絵動物園」展にお越しの際、ぜひ手に取って見て下さい。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
パッと見ただけでは分からない、木版画ならではのこだわり。右側の男性のスーツ、黒一色にしか見えませんが、光の角度を変えると、ご覧の通り。正面摺というツヤの出る技法で、服の形やシワを表現。富岡永洗の作品。太田記念美術館にて開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵」展で展示。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 で、以仁王とともに平家に挑んだ #源頼政。頼政が鵺退治の功績によって、帝から #獅子王 という太刀を下賜される際、月を眺めて和歌の下の句を詠んだという場面です。大河ドラマと同様、髭が印象的。月岡芳年の「月百姿」より。※現在展示していません。
緊急事態宣言のため太田記念美術館は閉館中。ご利益があるよう、鍾馗(しょうき)の絵をご紹介。邪鬼を払い、病気から守ってくれる神様である鍾馗。葛飾北斎が描いただけあって、右側にいる邪鬼たちは慌てふためいて逃げ出しています。鍾馗様に新型コロナも追い払って欲しいですね。 #おうちで浮世絵
【他館展示情報】港区立郷土歴史館@minatorekishiでは明日7/16(土)より「Life with ネコ」展を開催。ネコと人との関わりの歴史を、考古資料や文献資料、浮世絵などから探る。詳しくは→minato-rekishi.com/exhibition/nek… 南北線・三田線の白金台駅・2番出口を出てすぐ。
本日10/31は #ハロウィン ということで、カボチャが描かれた浮世絵をご紹介。カボチャを竹の先に結んで担いでいるキツネたち。実は人間を化かして大名行列ごっこの最中。カボチャは挟み箱に見立てています。詳しくはこちらのキツネについての記事を→otakinen-museum.note.jp/n/n8a881bfaab84(現在展示していません)
本日2/22は #猫の日 ということで、猫好きで有名な歌川国芳の猫をご紹介。手拭いを頭にかぶって踊る猫。実は、尻尾が2つに分かれた猫又という妖怪です。表情も可愛いですが、後ろからみたお尻もキュートです。※現在展示していません。
ウサギたちがまわしを締めて、土俵の上でお相撲。みんな目つきが真剣です。明治4~6年(1871~73)頃、東京ではウサギを飼うことが流行し、本図のようなウサギを題材とした兎絵が数多く刊行されました。「太田記念美術館コレクション」展にて明日7/26まで展示しています。