雪景色の浮世絵をご紹介。歌川広重「江戸むらさき名所源氏 見立浮ふね」です。降りしきる雪の中、傘をさす女性。よく見ると、隅田川の渡し舟の上です。一面に広がる美しい雪景色を眺めようとしているのでしょうか。それとも、寒くて座っていられないのでしょうか。※現在展示していません。
鰭崎英朋(ひれざき・えいほう)の美人画には「妖艶」という言葉が似合います。お湯から上がって窓際で涼んでいる女性。細い髪の毛も、手拭いや浴衣の模様も、すべて木版で表現されています。原宿の太田記念美術館で開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵」展に展示しています。
泉屋博古館東京さん@SenOkuTokyo、年末のお忙しい中、こちらからの誘いに応じていただき、誠にありがとうございます。ご紹介いただいたのは、猿でいいんですよね…。猿だと信じて、こちらは手を下に長く伸ばした、鈴木春信の手長猿をご紹介します。 #キュレーターバトル #ヘンな生きもの
【グッズ紹介】歌川広重の「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」がA4サイズのクリアファイルになりました。ネコと一緒に江戸の風景を眺めている気分になれます。太田記念美術館受付にて税込360円で販売中。10/26まで開催中の「はこぶ浮世絵 クルマ・船・鉄道」展にお越しの際にぜひご覧ください。
#今日の推しおじ 本日紹介するのは、「木曽海道六拾九次之内」の下諏訪のおじさん。本作は食事を楽しむおじさんに目が行きがちですが、旅籠屋の奥で気持ちよさそうにお風呂につかるおじさんも味わい深いです。太田記念美術館で開催中の 「#広重おじさん図譜」 展にて後期展3/3~3/26で展示。
【グッズ紹介】アダチ版画研究所@ukiyoe_adachi制作の歌川国芳「金魚づくし」のアクリルキーホルダー。ご好評のため、一番左の「にはかあめんぼう」以外の2点は在庫切れとなりました。「にはかあめんぼう」も残部僅少です。「江戸の天気」展の後期展示が始まる7/30には再入荷する予定です。
【展覧会情報】静岡県三島市にある佐野美術館@sanobi_kohoでは、7/17(土)より「渡辺省亭―欧米を魅了した花鳥画―」展を開催。近年注目を集める渡辺省亭。藝大美術館にて4月に開催された展覧会の巡回です。東京展を見逃してしまった方、最後のチャンスです。詳しくは美術館HP→sanobi.or.jp/exhibition/sei…
夢中で遊ぶ猫。画面の右端に見えるのは・・・
歌川広重「名所江戸百景 神田紺屋町」。現在でも東京都千代田区の町名として残る神田紺屋町。江戸時代は染物職人が多く住んでいた場所で、ご覧のように紺や茶色に染められた布地が吊るされていました。※現在展示されておりません。
鰭崎英朋の木版口絵をご紹介。離縁を決意した女性が、涙ぐみながら家を立ち去るシーン。髪の毛の部分、単に黒一色に見えますが、斜めから光を当てると線が浮かび上がるという、木版画ならではのテクニックが用いられています。太田記念美術館の「鏑木清方と鰭崎英朋」展にて6/20まで展示中。
#今日の推しおじ 本日紹介するのは、「東都名所高輪廿六夜待遊興之図」より、タコの着ぐるみのおじさん。二十六夜待ちの賑わいの中で、まわりにもお芝居の扮装をする人たちの姿が。太田記念美術館で開催中の 「#広重おじさん図譜」 展にて~2/26まで展示中。
太田記念美術館では「浮世絵と中国」展を1/29まで開催中。鈴木春信「猫に蝶」、歌川国芳「水滸伝豪傑百八人 天罡星三十六員」は展示期間が1月17日(火)までと短くなっておりますのでご注意ください。展示リストは→ukiyoe-ota-muse.jp/wp-content/upl…
【グッズ紹介】歌川広重のネコを配した可愛らしい一筆箋。広重の『浮世画譜』を元にしています。税込440円。太田記念美術館の受付にて販売中です。現在開催中の「はこぶ浮世絵」展にお越しの際、是非ご覧ください。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
今年1月に開催した「江戸の恋」展は、現在でもオンライン上で有料配信中です→otakinen-museum.note.jp/n/ndeab83ef07e6 作品は、必死に痛みをこらえながら愛しい人の名を入れる「入れ黒子(ぼくろ)」を行っているところ。週末のおうち時間、江戸の恋物語に触れてみるのはいかがでしょうか。
『仮名手本忠臣蔵』のパロディで、登場人物をユーモラスな蛙で描いたシリーズ。「四段目」では、大星由良之助の持つ刀がなめくじ、紋(本来は、モデルとなった大石家の右二つ巴)がおたまじゃくしと、遊び心にあふれています。太田記念美術館の「浮世絵動物園」にて9/25まで展示しています。
【他館展覧会情報】大田区立郷土博物館では「川瀬巴水-版画で旅する日本の風景-」展を開催中。前期「東京の風景編」は8/15まで。写生帖を含む巴水の作品がたっぷり展示されていて、入場無料。詳しくは博物館HP→city.ota.tokyo.jp/seikatsu/manab… ※太田記念美術館とは全く別の施設ですのでご注意ください。
6/9は月岡芳年の命日。月岡芳年が描いた「月百姿」より、源博雅と鬼の笛の話を描いた作品をご紹介します。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n6e63aa3fe315
重陽の節句の本日、菊を描く作品をご紹介。明治時代に江戸時代の風俗を懐古して描かれた1点。菊細工で知られた染井を描いたもので、画面中央奥の富士山を表現した菊細工が印象的です。※現在は展示していません。
歌川広重の「名所江戸百景 蒲田の梅園」。「名所江戸百景」の中でここまで空が赤いのは、同じく梅園を描いた「亀戸梅屋舗」だけ。空の赤さで梅の白さを際立たせているのでしょうか。白梅のつぼみを赤い点で表現しているところもお見逃しなく。3/4から開催の「赤ー色が語る浮世絵の歴史」展で展示。
背景も華やかですが、男性のファッションも負けてはいません。渋い縞模様の浴衣や、華やかな彫物(刺青)はもちろん、手拭いや団扇、下駄などのアイテムにもご注目。オンライン展覧会「和装男子」展では、粋な男性たちを描いた67点+αの浮世絵を有料配信しています→otakinen-museum.note.jp/n/nfd18e8189eb…
雨があがったばかりのようで、空には虹がかかります。虹を見上げる武士は長合羽を着ていますから、屋敷を出る時はまだ雨が降っていたのでしょう。太田記念美術館「江戸の天気」にて8/29まで展示中。
太田記念美術館では明日7/30から「浮世絵動物園」が開幕。虎子石たちが館内をぶらぶらしていたようです。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/ani… #虎子石
江戸時代の雪だるまは「だるま」だったというお話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n276cb54f1d65
【他館展示情報】港区三田の慶應義塾ミュージアム・コモンズ@museum_commonsでは「さすが!北斎、やるな!!国芳」展を7/15(土)まで開催中。慶應義塾の高橋誠一郎コレクションの北斎と国芳、さらに彼らとその一門による未公開の下絵や画稿を展示。入場無料。休館日、要確認→kemco.keio.ac.jp/all-post/20230…
【グッズ紹介】歌川広重の浮世絵に登場する、おじさんたちの顔をずらりと並べたトートバッグ。分厚い図録を入れてもOKな、丈夫な作りになっています。「広重おじさん図譜」展に合わせ、太田記念美術館受付にて販売中。税込1,500円。制作は中山道広重美術館@hiroshige_enaです。