小倉柳村「向嶋八百松楼之景」。水色の空が徐々に橙色に変わっていく夕暮れの一瞬を捉えた一枚です。樹木や水面も夕日に照らされて色が変わっているところもお見逃しなく。約140年前の木版画です。原宿の太田記念美術館で11/1より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展で展示します。
【他館展示情報】表参道にある紅ミュージアム@benimuseumでは「ちぃさい、ちっこい、ちっちゃ!」展を12/11まで開催中。江戸から昭和にかけてのままごと道具やミニチュア台所道具を紹介。1~2㎝の小ささなのに驚くべき精巧さ。詳しくはisehanhonten.co.jp/cat-museum/202…
【他館展示情報】三軒茶屋にある昭和女子大学光葉博物館では10/25(火)より「江戸の名門料亭 八百善ーその食と文化ー」展を開催。江戸から昭和にかけての高級料亭・八百善の歴史を、食文化、料亭建築、人的交流という3つの視点から紹介。入場無料。詳しくは→museum.swu.ac.jp/schedule/%e7%a…
小林清親「柳原夜雨」。雨でびしょびしょになった地面に、提灯の光はもちろん、傘をさす人々の姿も反射しています。木版画でこの反射をどのように表現しているのか、ぜひ画像を拡大して見てください。原宿の太田記念美術館で11/1より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展で展示します。
【グッズ紹介】浮世絵に描かれた動物たちがシールになりました。ネコやスズメ、キツネから、ちょっと不思議な動物たちまで、人気の動物たちが勢ぞろい。「浮世絵動物園シール」は太田記念美術館受付にて税込330円で販売中。10/26まで開催の「はこぶ浮世絵ークルマ・船・鉄道」展にお越しの際に是非。
【グッズ紹介】歌川広重のネコを散らした可愛らしい「がま口」です。黄色とオレンジの2種類があり、各1,980円(税込)。広重の『浮世画譜』を元にしています。太田記念美術館の受付にて販売中。10/26まで開催の「はこぶ浮世絵ークルマ・船・鉄道」展にお越しの際に是非。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
井上安治のデビュー作「浅草橋夕景」(個人蔵)。この時の安治は数え17歳。現代で言えば、高校1年生です。師匠の小林清親の影響が色濃いものの、夕暮れの瞬間をしっかりと捉えられる繊細な才能を感じます。原宿の太田記念美術館で11/1より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて展示します。
【他館展示情報】東京国立博物館では明日10/18より「国宝 東京国立博物館のすべて」展を開催。国宝展ですが、菱川師宣「見返り美人図」や重文の写楽・歌麿、東博の前進を描いた明治の浮世絵も展示。事前予約制。入館方法など詳しくは公式サイト→tohaku150th.jp 公式Twitter→@tohaku150th
明治時代、夜景を得意とした浮世絵師といえば、小林清親、井上安治、小倉柳村。彼ら3人の夜景の名作が並びます。木版画とは思えない、ちょっと不思議な味わいをぜひご鑑賞下さい。来月11月1日より原宿の太田記念美術館にて開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展に展示→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/yam…
華やかな背景ですが、男性のファッションも負けてはいません。浴衣や彫物はもちろん、手拭いや帯、団扇、下駄といったアイテムの見せ方にもご注目。オンライン展覧会「和装男子」では、粋なファッションに身を包んだ男性たちの浮世絵67点+αを有料配信しています→otakinen-museum.note.jp/n/nfd18e8189eb…
#キュレーターバトル に参戦中。小林清親の「今戸橋茶亭の月夜」。明治10年(1877)頃の制作ですが、この作品、木版画に見えますか?特に水面の描写にご注目。橋の影や灯りの反射を細かく線を彫って表現しています。#コレどうなってるの という繊細な技術で作られた作品を所蔵する美術館はおられますか?
【グッズ紹介】鍬形蕙斎(くわがた・けいさい)がさらりと描いたネコを配した可愛らしい一筆箋。『鳥獣略画式』という絵本を元にしています。税込440円。太田記念美術館の受付にて販売中です。「はこぶ浮世絵ークルマ・船・鉄道」展にお越しの際、是非ご覧ください。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
【グッズ紹介】月岡芳年の「芳流閣両雄動」がブロックメモになりました。『南総里見八犬伝』の八犬士、犬塚信乃と犬飼現八がにらみ合う場面です。太田記念美術館受付にて税込420円で販売中。10/26まで開催中の「はこぶ浮世絵ークルマ・船・鉄道」展にお越しの際にぜひご覧ください。
太田記念美術館では11月1日より「闇と光ー清親・安治・柳村」展を開催。最近、大正・昭和の「新版画」が注目を集めていますが、それより早く、明治の初めに木版画の新たな可能性を追求した「光線画」。小林清親はもちろん、井上安治や小倉柳村もたっぷりと紹介します。詳しくはukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/yam…
#満月 の夜に。小倉柳村「八ツ山之景」(個人蔵)。明治13年(1880)に制作された木版画です。太田記念美術館にて11月1日(火)より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて展示(11月23日まで)。
#満月 の夜に。小林清親「今戸橋茶亭の月夜」。明治10年(1877)頃に制作された木版画です。太田記念美術館にて11月1日(火)より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて展示(11月23日まで)。
【他館展示情報】三菱一号館美術館@ichigokan_PRでは来年2/25より「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」展を開催。幕末から明治にかけて、落合芳幾と月岡芳年がどのように時代に立ち向かったかを探る。詳しくは公式サイト→mimt.jp/ex/yoshiyoshi/
謎の絵師・小倉柳村の光線画より「湯嶋之景」。満月の光に照らされながら佇む2人の男性。ミステリアスな後ろ姿が印象的です。太田記念美術館にて11/1より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展で展示。前期と後期で摺りの異なるものを展示しますので、会期中いつでもご覧いただけます。
【グッズ紹介】太田記念美術館のTwitterアイコンである虎子石がクッションになりました。製作はフェリシモミュージアム部@f_museumbu。おなかのファスナーを開けると、約600mlの湯たんぽが入りますので、これからの寒い季節にはピッタリ。美術館受付にて販売しています。税込3,850円。
#鎌倉殿の13人 のウラ話トークSPにちなんで、過去に紹介した浮世絵を再びご紹介。ドラマでは描かれませんでしたが、頼朝が文治3年(1187)、鶴岡八幡宮の放生会として由比ガ浜で鶴を放った場面です。空に飛んでいく鶴たちを見上げる頼朝の横顔が描かれています。月岡芳年の「大日本名将鑑」より。
#鎌倉殿の13人 のウラ話トークSPにちなんで、過去に紹介した浮世絵を再びご紹介。壇ノ浦で舞った男、源九郎義経が舟から舟へと飛び移って戦う、八艘飛びの場面です。義経の姿をクローズアップしてみました。落合芳幾の作品。
#鎌倉殿の13人 のウラ話トークSPにちなんで、過去に紹介した浮世絵を改めてご紹介。一ノ谷の戦いで崖を降りて平家の陣を背後から突いた源九郎義経。その様子を歌川広重が描いています。馬を背負って降りるのは畠山重忠。末代までの語り草になりそうです。
#鎌倉殿の13人 のウラ話トークにちなんで、過去に紹介した浮世絵を改めてご紹介。上総介こと上総広常には九尾の狐を退治したという伝説が。玉藻前という美女に化けて鳥羽上皇をたぶらかした九尾の狐。上総広常は千葉常胤と三浦義明と協力し、下野国の那須で九尾の狐を退治しました。楊洲周延の作品。
【他館展示情報】茅ヶ崎市美術館@chigasakimuseumでは「THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦」展を開催中。新版画を牽引した版元・渡邊庄三郎に焦点を当てる。川瀬巴水、小原古邨(祥邨)、伊東深水など。このサーフィンの新版画、大正8年(1919)、今から100年以上前の制作です。chigasaki-museum.jp/exhibition/686…
【グッズ紹介】歌川広重の「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」がA4サイズのクリアファイルになりました。ネコと一緒に江戸の風景を眺めている気分になれます。太田記念美術館受付にて税込360円で販売中。10/26まで開催中の「はこぶ浮世絵 クルマ・船・鉄道」展にお越しの際にぜひご覧ください。