井上安治「銀座商店夜景」。銀座3丁目で中川幸七が営む缶詰屋さんの店先です。果物や松茸の缶詰がズラリと販売されています。店内を赤々と照らすランプが、煉瓦街となった銀座の華やかさを伝えます。東京・原宿にある太田記念美術館の「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて12/18まで展示。#tokyomuseums
同じ作品ですが、こんなに色が違います。小林清親の「今戸有明楼之景」。摺りが早い上の作品は明るい色合いですが、摺りの遅い下の作品では画面全体が暗くなりました。原宿の太田記念美術館で12/18まで開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展では、木版画ならではの摺り違いの作品も紹介しています。
小林清親「大川岸一之橋遠景」。隅田川沿いを2人がかりで疾走する人力車。こんな夜の時間にどこに向かうのでしょうか。夜空を照らす満月の光が美しい作品です。東京・原宿の太田記念美術館で開催中の「闇と光ー清親・安治・柳村」展では、美しい夜景の浮世絵を多数展示しています。12/18まで。
【グッズ紹介】太田記念美術館のTwitterアイコンである虎子石のクッション。製作はフェリシモミュージアム部さん@f_museumbuです。おなかのファスナーを開けると、約600mlの湯たんぽが入りますので、寒い冬の季節にピッタリ。美術館受付にて販売しています。税込3,850円。
来年の干支は卯(うさぎ)。それにちなんだわけではありませんが1/5より開催の「浮世絵と中国」展では月岡芳年「月百姿 玉兎 孫悟空」をご紹介。月宮から逃げた玉兎は公主(国王の娘)に化けていましたが、悟空に見破られ月に帰ります。芳年は『西遊記』の場面を躍動感あふれる作品に仕上げました。
【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした、可愛らしいアクリルキーホルダー。「にはかあめんぼう」「百ものがたり」「ぼんぼん」の全部で3種類です。太田記念美術館の受付にて、各税込550円で販売しています。(制作はアダチ版画研究所@ukiyoe_adachi
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんで、鶴岡八幡宮の境内を描いた二代歌川豊国「名勝八景 鎌倉晩鐘」をご紹介。本宮から下へと降りる大石段はちょうど見えませんが、実朝暗殺のために公暁が隠れていたとされる大銀杏は描かれています。この絵の下で悲劇は起きました。※現在展示していません。
【グッズ紹介】歌川広重のネコたちを散らした可愛らしい手拭い。オレンジと白の2種類があり、各1,100円(税込)。広重の『浮世画譜』を元にしています。太田記念美術館の受付にて販売中。「闇と光ー清親・安治・柳村」展(~12/18)にお越しの際、ぜひ実物をご覧下さい。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
【グッズ紹介】歌川国芳が描いた、かわいらしい猫たちをちりばめた「ねこ尽くし」ガーゼ手ぬぐい。ふんわりとした肌触りが特徴です。太田記念美術館の受付にて税込660円で販売。展覧会のお土産にどうぞ。
月に吸い込まれていくかのような女性の手には、小さな壺が。弓の名手、羿(げい)は西王母から不死の薬を賜りますが、妻の嫦娥がこれを盗み月に奔ったとする伝承を描いた芳年「月百姿 嫦娥奔月」です。来年1/5より開催の「浮世絵と中国」展で展示予定。詳細は→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/chi
源頼光が大江山に棲む酒呑童子を討伐したお話をご紹介します。otakinen-museum.note.jp/n/n15c8a9c9e93c
デコラティブな象のからくり。鈴木春信作とされる明和2年(1765)頃の作品。象は日本に生息していなかったたため、異国情緒のある動物でした。来年1/5より開催の「浮世絵と中国」展で展示予定です。詳細は→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/chi…
【グッズ紹介】葛飾応為の代表作「吉原格子先之図」のA4サイズ・クリアファイル。応為が描いた光と影の美しさを、お手元でじっくり眺められます。太田記念美術館受付にて税込360円で販売中。※応為の作品は展示されておりませんのでご注意下さい。
【書籍紹介】河鍋暁斎の絵本の魅力が一冊に詰まった『暁斎絵本』。太田記念美術館の監修で青幻舎@SEIGENSHAより刊行されました。文庫本サイズ、288頁、税込1,760円。太田記念美術館受付にても販売しています。「闇と光」展にお越しの際、ぜひ手に取ってご覧ください。seigensha.com/books/978-4-86…
本日の東京は一日中雨ということで、雨の景色を描いた小林清親の浮世絵をご紹介。隅田川に架かる新大橋を眺めた「東京新大橋雨中図」です。しとしととした雨が降る、ちょっと切なさの感じる風景です。「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて本日11/23まで展示しています。
浮世絵のなかに夢中で遊ぶ猫を探してみた|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nbc08ff198eda
子ネコたちが寺子屋でお勉強している様子を紹介します|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n4665b86a2fc5
【グッズ紹介】太田記念美術館コレクションから動物キャラたちを集めた「浮世絵動物園シール」。ネコやスズメ、キツネから、ちょっと不思議な動物たちまで、人気の動物たちが勢ぞろい。太田記念美術館受付にて税込330円で販売中。現在開催中の「闇と光」展(前期は11/23まで)にお越しの際にご覧下さい。
【グッズ紹介】歌川広重のネコを散らした可愛らしい「がま口」です。黄色とオレンジの2種類があり、各1,980円(税込)。広重の『浮世画譜』を元にしています。太田記念美術館の受付にて販売中。「闇と光ー清親・安治・柳村」展(前期は11/23まで)にお越しの際に是非。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
【グッズ紹介】歌川広重のネコを集めた可愛らしいシール。広重の『浮世画譜』を元にしています。税込330円。太田記念美術館の受付にて販売しています。「闇と光」展(前期は11/23まで)にお越しの際、ぜひ実物をご覧ください。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
月岡芳年「月百姿 玉兎 孫悟空」。月を背景にウサギとともに飛びあがるのは孫悟空。月宮から逃げた玉兎は公主(国王の娘)に化けていましたが、悟空に見破られ月に帰ります。芳年は『西遊記』の場面を躍動感あふれる作品に仕上げました。来年1/5より開催の「浮世絵と中国」展で展示予定。
「三顧の礼」を女性に置き換えた作品のなかでも、はなやかな国貞「玄徳風雪訪孔明 見立」。右端の女性が運んでいるのは寒い日にぴったりの鍋料理でしょう。中央の粋な着こなしの女性は芸者のようです。来年1/5より太田記念美術館で開催「浮世絵と中国」展で展示予定。
そろそろこたつの出番ですが、江戸時代の猫もこたつが好きだったようです。otakinen-museum.note.jp/n/nbe0a92de737f
【他館展示情報】大阪市のあべのハルカス美術館@harukas_museumでは来年2023年4月22日~6月18日に「幕末土佐の天才絵師 絵金」展を開催予定。幕末から明治初期にかけておどろおどろしい芝居の場面を屏風に描いた絵金。高知県外では半世紀ぶりとなる大規模展。詳しくは→aham.jp/exhibition/fut…
江戸時代の浮世絵でも歴史上の偉人を女性化することが行われています。こちらは「三国志」の三顧の礼。孔明の家を訪れる劉備・関羽・張飛が女性たちの姿で描かれています。来年1/5より開催の「浮世絵と中国」展で展示予定。