うっとりとしたような表情で炎を見つめるのは、八百屋お七。恋人に再会するために放火したとも、平時に櫓太鼓を叩いたともされ、恋ゆえに大罪を得たと語られる少女です。月岡芳年「松竹梅湯嶋掛額」は、来年1/5より開催「江戸の恋」にて展示いたします。
原宿の太田記念美術館ではこの夏、「浮世絵動物園」を開催いたします。画像はポスターデザインです。働く猫や踊るタコ、相撲をとる兎も集まります。会期は7/30-9/25。前後期で全点展示替えいたします。どうぞお楽しみに。
歌川広重が描いた、窓辺にちょこんと座る猫。いったい何を眺めているのでしょうか?オンライン展覧会「浮世絵動物園ー歌川広重「名所江戸百景」」で解説しています→otakinen-museum.note.jp/n/nf56226741bd7
鰭崎英朋の代表作となる、泉鏡花の小説『続風流線』の口絵。船が転覆して湖に落ちた美樹子を、泳ぎの達者な多見次が救出する場面。水の動きと、水の中に透けて見える人体の描写が秀逸ですが、実は木版画で表現されています。太田記念美術館の「鏑木清方と鰭崎英朋ー近代文学を彩る口絵」展で展示中。
昨日に続いて、こちらも歌川国芳が描いたほおずき。ほおずきたちが、トウモロコシの幽霊に出会って、ビックリ仰天という場面です。腰を抜かしたり、逃げようとしたりする仕草が見事に表現されています。「太田記念美術館コレクション展」にて7/26まで展示中。本日、館内は空いています。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。番組冒頭で工藤祐経に向かって石を投げていた子どもたち。おそらくその弟が大きくなった姿を描いたのが、こちらの月岡芳年「月百姿 雨後の山月 時致」。ネタバレになるので詳細は控えます。※現在展示していません。
「月岡芳年 血と妖艶」展の出品作をご紹介。ペットの猫を可愛がる花魁の薄雲。仕事中も猫と一緒にいたそうです。猫好きだけあって、着物の柄や紋が猫の形に。簪の飾りもよく見ると猫になっています。自宅でも浮世絵を楽しんでもらうため #おうちで浮世絵 はこれからも続けていきます。
雪の中の子犬。雪が珍しいのか、雪を踏んでその感触を確かめているようです。詳しくはこちらの記事をどうぞ→otakinen-museum.note.jp/n/nfacfa4e1184a ※この作品は現在展示しておりません
先日ツイートした、月岡芳年の「月百姿 むさしのの月」と「月百姿 吼噦 」が好評でしたので、キツネ好きの方たちのために、浮世絵に描かれたキツネたちをご紹介します。 note.com/ukiyoeota/n/n8…
「トンビに油揚げをさらわれる」ということわざがありますが、文字通り、トンビが油揚げの入ったザルごと掴み、上空高くに舞い上がったという場面。ザルから油揚げがこぼれ落ち、頭上を見上げる男の顔にペチャリ。見事に貼りつきました。「太田記念美術館コレクション展」にて7/26まで展示中。
天気雨のことを「狐の嫁入り」と呼びますが、まさしく狐たちが嫁入り行列をしている場面です。豪華な行列なので格式高いおうちなのでしょう。場所は桜が満開の飛鳥山。狐で有名な王子稲荷がすぐ近くにありました。おうち時間を浮世絵で楽しく。#おうちで浮世絵
江戸時代のスイカはどのようにカットしていたのかというお話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n32d9eefff4df
#キュレーターバトル に参戦中。月岡芳年の「月百姿」より侠客の深見十左衛門。光を当てる角度を変えると、黒い着物の中から市松模様が浮かび上がってきます。浮世絵版画ならではの正面摺というテクニックですが、#コレどうなってるの という不思議な技法で作られた作品をお持ちの館はおられますか?
本日は風変わりな魚の絵をご紹介。博物画家である服部雪斎によるマンボウの絵です。明治5年、東京の湯島聖堂で日本初の博覧会が開催されますが、その時に出品された展示品の解説として制作されたものと考えられています。マンボウの特徴も詳細に解説されています。#おうちで浮世絵
2年前に開催した「異世界への誘い―妖怪・霊界・異国」展が、オンライン展覧会として復活→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703。展示作品71点+オンライン展覧会のみの追加作品5点が、800円でいつでもどこでも見放題です。週末のおうち時間、妖怪や幽霊の浮世絵を眺めてみるのはいかがでしょうか。
戸隠山で美しい女性に遭遇した平維茂。しかし美女の正体はなんと鬼。鬼が被っていた被衣を普通に撮影すると、白とピンクの色しか見えませんが、角度を変えると、空摺(エンボス加工)による菱形の模様が浮かび上がります。太田記念美術館で開催中の「月岡芳年—血と妖艶」展(後期)でご確認ください。
本日7/26は #幽霊の日 ということで、落合芳幾の幽霊画をご紹介。2人の子どもを残して亡くなった母親。幽霊となって子どもたちを抱きしめにやってきた様子です。子どもたちはぐっすり寝ているところが、悲しみを誘います。オンライン展覧会「異世界への誘い」にて有料配信中→otakinen-museum.note.jp/n/n3a745697470…
猫のお蕎麦屋さんをレポートしてみました。これまでツイッターで人気を博してきた、店員猫「これはそそう」客猫「たいへんたいへん」ですが、他の猫たちも詳しくご紹介します。 otakinen-museum.note.jp/n/n12f7131f889d
お七は、恋しい吉三に会うために放火、あるいは火の見櫓の半鐘をならした(いずれも大罪)とされる少女。芳年は本作で、紅蓮の炎を見つめるお七をどこか陶酔したような表情で描き出しました。2022年1月開催「江戸の恋」にて展示予定。
本日7/5は東京都知事選。ネコの世界にも政治家たちはいるようです。こちらは「志んぱん猫の国かい」。国会に集まったネコたちがお仕事中です。なお、下の建物は現在の国会議事堂の前身となる第2次仮議事堂。「太田記念美術館コレクション展」にて7/26まで展示中。日曜ですが、ごゆっくり鑑賞できます。
昨日の雪の影響で、地面が凍って滑りやすくなっている恐れがあります。足元にはどうぞご注意ください。転んだ拍子に、履いていた下駄が飛んでいって、通りすがりの人にぶつけてしまうかもしれません。※この浮世絵は現在展示しておりません
幕末に赤子を襲って食べていたと伝わる「鬼娘」。鬼娘を描いた浮世絵を並べてみると、徐々に角が長くなり、顔が狂暴に。鬼化が進んでいるようです。詳しくはこちらの記事をご参照ください→otakinen-museum.note.jp/n/nc58c1c417fac
江戸時代、疱瘡(天然痘)という感染症除けのお守りが、疱瘡絵という浮世絵。赤は魔除けの効果があるとされ、赤一色で摺られています。ミミズクは、丸い大きな目をしていることから、天然痘による失明の危険から守ってくれました。7/26まで開催の「太田記念美術館コレクション展」にて展示中です。
太田記念美術館ではいよいよ明後日9/4より「没後160年記念 歌川国芳」を開催。9/4~26のPARTⅠではユーモアたっぷりの戯画を中心に展示。とうもろこしや猫など、ちょっとおかしくてかわいい生き物?たちが皆さまをお待ちしております。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kun…
太田記念美術館にて11月1日より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展のポスターが完成しました。明治時代に誕生した、光や影の移ろいを巧みに捉えた光線画。小林清親、井上安治、小倉柳村の魅力を紹介します。今回のポスターでは、謎の絵師・小倉柳村の代表作をメインに据えました。お楽しみに。