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河鍋暁斎が描いた猫。猫たちのいろいろな表情を丁寧に観察しています。オンライン展覧会「河鍋暁斎ー躍動する絵本」では、河鍋暁斎が絵本で描いた動物や妖怪、骸骨、人物などの画像を有料配信中→otakinen-museum.note.jp/n/nfcbb0750e831。細かいところまでご覧いただけますので、イラストを描く人の参考資料にも。
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英訳版「しっぺい太郎」の表紙です。人身御供となった娘のかわりに籠に入り、化け猫の様子をうかがうしっぺい太郎・・・。しっぺい太郎が化け猫を倒す構成は、歌舞伎の影響もあるようです。詳しくは→横山泰子氏の「化け猫、海を渡る」『浮世絵芸術』152号、2006年jstage.jst.go.jp/article/ukiyoe…
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行商する猫たち。1枚目はカリントウ売り。江戸時代、カリントウは人気のお菓子。深川の名物で大きな提灯が目印。2枚目はシャボン玉売り。玉屋玉屋と言いながら売り歩いていました。歌川芳藤の作品です。7月1日から開催の「太田記念美術館コレクション展」で見ることができます。 #おうちで浮世絵
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本日は歌川国芳の「ほふづきづくし 八そふとび」をご紹介。船から船へと飛び移る八艘跳びの源義経を、ほおずきで表現しています。形はちゃんとほおずきなのですが、人間の動きに見せているのが、さすが国芳!太田記念美術館、再開はまだ先ですが、それまで #おうちで浮世絵 でお楽しみください。
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江戸時代、災難や病気をまぬがれる護符として、旅のお守りになっていたのが、白澤(はくたく)という霊獣の絵。葛飾北斎は『北斎漫画』二編で白澤を描いています。ヤギのような姿で、額と胴体に眼があります。太田記念美術館は臨時休館中。新型コロナ感染拡大防止を祈念して。 #おうちで浮世絵
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#平家物語 にちなんだ浮世絵をご紹介。平清盛の孫で、平重盛の息子の平清経。都を追われ、豊前国柳浦で得意の横笛を吹いた後、入水自殺しました。享年21歳。自死を決意した姿を月岡芳年が「月百姿」で描いています。入水したその時、輝く月が目に映ったのでしょうか。※現在展示していません
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巨大な鯰に飛びかかり、ヒゲをひっぱる猫たち。「この大鯰を食べてしまいたい」や「この前のような大地震でも」などというセリフがあり、地震後に制作された可能性も指摘されています。「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28まで展示中。画中文字は↓
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かわいい子犬の浮世絵をご紹介。歌川国貞の「江戸自慢 洲崎二十六夜」より。子犬たちのそばでは、お母さんが男の子の体を洗っています。男の子は水があまり好きではないのか、ちょっと嫌そうな表情。左の子犬は男の子のことが気になるのかな?外出自粛が続く中、心がなごむ浮世絵を。 #おうちで浮世絵
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空は晴れているのに雨が降っている気象現象を #狐の嫁入り と呼びますが、まさしく狐たちが嫁入りをしている浮世絵もあります。場所は桜が満開の飛鳥山。豪華な衣装や駕籠から察するに、高い身分の狐たちのようです。空は晴れていますが、よく見るとちゃんと雨が降っています。作者は歌川広重。
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「こらっ!」という女性の声が聞こえてきそうな作品。猫が鰹節をくわえて逃げようとしたところ、飼い主に見つかってしまったようです。太田記念美術館で4-5月開催の「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」にて展示予定です。詳しくは→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya…
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「異世界への誘い」展をオンライン展覧会にて有料公開します。異世界転生ブームに便乗して2年前に開催したこちらの展覧会。妖怪、霊界、異国という3つのキーワードから、浮世絵にみる「異世界」との接触をご紹介します。全71点の作品画像と解説を800円でご覧いただけます。otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703
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【本日休館/明日より後期】太田記念美術館では明日から「浮世絵動物園」後期展示(9/2-25)が始まります。「家内安全ヲ守十二支之図」も登場します。どうぞお楽しみに。#浮世絵動物園
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【他館展示情報】港区立郷土歴史館@minatorekishiでは「Life with ネコ」展を9/11(日)まで開催中。ネコと人との関わりの歴史を、考古資料や文献資料、浮世絵、招き猫などから探る。イヌやトラも登場。詳しくは→minato-rekishi.com/exhibition/nek… 展覧会図録も内容がぎっしり詰まって1,000円とお買い得。