日曜美術館のアートシーンで紹介された月岡芳年の「月百姿」より侠客の深見十左衛門。光を当てる角度を変えると、市松模様が浮かび上がります。正面摺という光沢を出す特殊な技法を用いていますが、実は展示室ですとほとんど判別できません…。太田記念美術館で1/28まで開催の「和装男子」展で展示中。
明日4/8は満月が大きく見えるスーパームーンになるそうです。こちらは月岡芳年の「月百姿 むさしのの月」。大きな満月の下、キツネが水面に映る自分の姿を眺めています。「月岡芳年 血と妖艶」展の後期に展示する予定でしたが、臨時休館となりました。再開催までお待ちください。 #おうちで浮世絵
2024年のNHK大河ドラマ「#光る君へ」は #紫式部 が主人公ということで、紫式部を描いた浮世絵をご紹介。水野年方の「雪月花の内 石山寺秋之月」。紫式部が滋賀県の石山寺に参籠中、琵琶湖に映る月を見て『源氏物語』の一節を思いついたという場面です。明治18年作。※現在展示していません。
本日2/22は #猫の日 。左にいるのは猫の枝豆売り。赤ん坊を背負ったお母さんが「ゑだまめや、うでまめ」と、篭に入った枝豆を売り歩いています。そこにお人形を背負った小さな女の子が。小銭を持って、「まめやさん、まめおくれ」と可愛らしく声をかけています。※現在展示していません。
歌川広重が描いた、窓辺にちょこんと座る猫。いったいどこから何を眺めているのでしょうか?その答えはオンライン展覧会「浮世絵動物園ー歌川広重「名所江戸百景」」→otakinen-museum.note.jp/n/nf56226741bd7 猫の話まで無料でご覧いただけます。他にも広重の描いた動物の浮世絵を詳しく紹介しています。
おうちの安全を守るために合体した十二支のぬいぐるみ。ご好評につき在庫僅少となってしまい、明日9/11(日)の早い段階で売り切れる見込みです。再入荷は9/14(水)を予定しております。明日のご購入を予定されている方は何卒ご注意ください。
太田記念美術館にて3/4~3/27に開催の「赤―色が語る浮世絵の歴史」展のチラシが完成しました。浮世絵に用いられた赤い絵具に注目。錦絵以前の紅絵・紅摺絵から明治時代の赤絵まで、赤を通して浮世絵の歴史を紹介します。チラシの画像は月岡芳年の作品。
本日は大晦日。#年越しそば を運ぶ時にはご注意下さい。あわてて運ぶと、こちらの店員猫のようにひっくり返してしまいますよ。店員猫「これハそそう(粗相)」。お客猫、頭と膝に蕎麦をかぶって「たいへんたいへん」。ネコのおそば屋さんについて詳しくはこちら→otakinen-museum.note.jp/n/n12f7131f889…
骸骨たちも踊ろう。全員骸骨なのですが、生きている人間以上に動きが生き生き。河鍋暁斎の『暁斎鈍画』より。暁斎が、人間の骨格を真面目に研究しつつ、さらに躍動感のある動きを生み出そうとしていることが分かります。 #おうちで浮世絵
明治時代のチリメン本。しっぺい太郎という犬が化け物を退治する昔話を英訳した1冊です。化け猫たちが「しっぺい太郎にいうな、語るな」などと歌ったりする場面。「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」後期(4/29-5/28)にて展示予定。※明日4/24(月)は休館日ですのでご注意ください。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。一ノ谷の戦いで崖を降りて平家の陣を背後から突いた源義経。その様子を歌川広重が描いています。馬を背負って降りるのは畠山重忠。末代までの語り草になりそうです。太田記念美術館にて7月開催の「源平合戦から鎌倉へ」展で展示予定。
来年2023年は卯年ということで、ウサギを描いた浮世絵をご紹介。まわしを締めたウサギの力士たちの取組です。耳の大きな「竹本大耳」は、右ののど輪で、三毛柄の「横三升三毛」に厳しい攻めを展開しています。歌川芳藤の「兎の相撲」より。
陰陽師・安倍晴明の母親とされる葛の葉。その正体が狐であることが知られ、葛の葉は幼い晴明(童子丸)を残して、信太の森へと帰ります。そんな親子の別れの場面を、歌川国芳と月岡芳年が絵画化。有料(800円)のオンライン展覧会「異世界への誘い」展にて紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703
本日2/22は #猫の日 ということで、猫好きで有名な歌川国芳の猫をご紹介。手拭いを頭にかぶって踊る猫。実は、尻尾が2つに分かれた猫又という妖怪です。表情も可愛いですが、後ろからみたお尻もキュートです。※現在展示していません。
2019年に開催した「異世界への誘い―妖怪・霊界・異国」展。図録を刊行していませんでしたが、このたびオンライン展覧会として復活しました→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703。展示作品71点+追加画像5点の画像が800円で無期限で見放題。日曜日の夜に異世界と接してみるのはいかがでしょうか。#おうちで浮世絵
こちらの女性たちの着物も、光の当て方で空摺(エンボス加工)が浮かび上がります。月岡芳年「美立七曜星 満月」。しかも模様は一つではなく、2種類使っているのがお判りでしょうか?太田記念美術館で開催中の「月岡芳年—血と妖艶」展(後期)でご確認ください。
かわいい子犬の浮世絵をご紹介。歌川広重の「名所江戸百景 高輪うしまち」より。大八車の陰に子犬が2匹。茶色の子は落ちていた草鞋の紐をガジガジ。空には大きな虹が弧を描いています。子犬たちも眺めているのでしょうか。外出自粛が続く中、ちょっとでも心がなごむ浮世絵を。 #おうちで浮世絵
【新グッズ紹介】浮世絵の猫たちがアクリルスタンドになりました。蕎麦をかぶった猫、シャボン玉売りの猫、踊る猫又といった、人気の猫たちを厳選しました。4/1より開催の「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展に合わせ、太田記念美術館の受付にて販売開始いたします。
松魚亭という料亭で食事をしている猫たち。みんなお行儀よくお食事してます。右端のネコは「みなさんよろしうおあがんなさいまし」と言っています。歌川芳藤「しん板猫のたわむれ踊のをさらゐ」の一部。「太田記念美術館コレクション」展にて7/26まで展示しています。
【展覧会情報】愛知県の名古屋市博物館@nagoyashihakuでは7/2(土)より「もしも猫展」を開催予定。擬人化された猫の浮世絵と、それらを描いた歌川国芳を中心に、江戸時代の擬人化表現の面白さに迫る。展覧会の公式Twitter→@NEKOTENNAGOYA 展覧会の公式サイト→ctv.co.jp/nekoten/index.…
7/9、10、浅草寺ではほおずき市が開催される予定でしたが、残念ながらコロナ禍のため中止となってしまいました。せめてほおずきたちの楽しげな姿をご覧ください。ほおずきたちが相撲を取っているところ。投げ技が決まって、行司が軍配を上げました。まわしもしっかり描かれています。作者は歌川国芳。
河鍋暁斎が描いた鷹の顔。丁寧に写生しているのですが、どことなく愛敬があります。鷹狩りを題材にした『絵本鷹かがみ』より。原宿の太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて12/19まで展示しています。
国芳がコウモリを擬人化。コウモリが歌舞伎の「助六」を演じています。色男の助六と恋仲の遊女揚巻をめぐって張り合う嫌われ者、髭の意休もコウモリ。太田記念美術館で9/4より開催の「没後160年記念 歌川国芳」で9/4~26に展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kun…
こちらは「新板猫の勉強学校」。「アイウエオ」などが書かれた掛図で学ぶ子猫や、体操をがんばる子猫たちが見えます。教壇にはシュッとしたイケメン風の猫先生も。4-5月「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」にて展示予定です。#猫の日
東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター・つば九郎のご先祖様?黒い腹掛けと股引という衣装から察するに、鳶の仕事をしていたよう。かなりたくましい上腕二頭筋をしています。「太田記念美術館コレクション展」にて7/26まで展示中。太田記念美術館、神宮球場から約1キロの場所です。