本日は七夕ということで歌川広重「名所江戸百景 市中繁栄七夕祭」をご紹介。家々から青竹が掲げられ、短冊や色紙をはじめ、吹き流し、大福帳、算盤、スイカなどさまざまな飾り物が風になびきます。※現在は展示していません。
2年前に開催した「異世界への誘い―妖怪・霊界・異国」展が、オンライン展覧会として復活しました→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703。展示作品71点+オンライン展覧会のみの追加作品5点が、800円でいつでもどこでも無期限で見放題です。暑い夏の日に、妖怪や幽霊の浮世絵を眺めてみるのはいかがでしょうか。
夜、女性を乗せた人力車が駆け抜けていきます。そのシルエットを浮かび上がらせるのは、雲の間から姿を現した月。太田記念美術館「江戸の天気」前期(6/26~7/25)にて展示予定。
【新グッズ紹介】手拭いを頭にかぶって踊る猫又がアクリルスタンドになりました。絵師は歌川国芳。原宿の太田記念美術館の受付にて税込600円で販売しています。現在開催中の「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展のお土産に是非。
まったく同じ浮世絵なのですが、光を当てる角度を変えただけでご覧の変化が。着物の模様が浮かび上がる正面摺という技法です。左上の題名のところに、源氏香の模様が浮かび上がっているのもお見逃しなく。3/4より原宿の太田記念美術館で開催する「赤ー色が語る浮世絵の歴史」展で展示します。
いきなりの突風で荷物が吹き飛ばされて困惑する人々。お膳を運んでいた小僧の顔に布が覆いかぶさり、目の前が真っ暗に。瞬間を捉える北斎の”眼”がいかんなく発揮された作品です。『北斎漫画』十二編より。原宿の太田記念美術館で開催中の「北斎とライバルたち」展にて展示しています。
ボロボロになった手紙が舞い上がります。その様子をぼんやりと眺めているのは千代という女性。夫を失った悲しみから心を病んでしまい月夜の五条橋などで文を大声で読み上げるようになったと伝わります。太田記念美術館「江戸の恋」にて展示中。
#あつ森で飾ろう】三菱一号館美術館 (@ichigokan_PR)さんと東洋文庫ミュージアム(@toyobunko_m)さんでは #あつまれどうぶつの森 に作品を公開中。太田記念美術館では第2弾として、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」より「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」を含む4点の #マイデザイン を公開! #おうちで浮世絵
【グッズ紹介】太田記念美術館の新しいオリジナルグッズ、「浮世絵動物園シール」ができました。可愛らしい動物たちをたくさん集めています。税込330円。美術館の受付にて販売中です。現在開催中の「浮世絵動物園」展のお土産にどうぞ。
ヤマタノオロチがスサノオにさばかれ、蒲焼きとなって販売されています。さばいている刀は天羽々斬剣で、調理している最中に尻尾から草薙剣が出てくるのでしょうか。太田記念美術館の公式noteでも詳しく紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/n7acddad03800
【グッズ紹介】太田記念美術館の新グッズ「ポチ袋」。こちらは歌川芳虎の「家内安全ヲ守 十二支之図」をデザイン。十二支が一つに合体した動物ですので、干支を気にすることなく、毎年お年玉に使えます。3袋入りで税込250円。美術館の受付にて販売中です。「浮世絵動物園」展のお土産にもどうぞ。
歌川広重が描いた、窓辺にちょこんと座る猫。いったいどこから何を眺めているのでしょうか?その答えはオンライン展覧会「浮世絵動物園ー歌川広重「名所江戸百景」」→otakinen-museum.note.jp/n/nf56226741bd7 猫の話まで無料でご覧いただけます。他にも広重の描いた動物の浮世絵を詳しく紹介しています。
【他館展示情報】表参道にある紅ミュージアム@benimuseumでは「ちぃさい、ちっこい、ちっちゃ!」展を12/11まで開催中。江戸から昭和にかけてのままごと道具やミニチュア台所道具を紹介。1~2㎝の小ささなのに驚くべき精巧さ。詳しくはisehanhonten.co.jp/cat-museum/202…
広重が軽妙なタッチで描く24匹の猫。正面を向いたチャーミングな表情の猫も。太田記念美術館にて4/1より開催の「#江戸にゃんこ  浮世絵ネコづくし」前期(4/1~4/25)にて展示予定。詳しくは→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya… ※3/31まで休館中です。
太田記念美術館では9/4より「没後160年記念 歌川国芳」を開催→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kun…。キャッチコピーは「憂き世に、笑いと驚きを!」幕末の不安定な世情の中、庶民に笑いと驚きを届けた絵師、国芳。コロナ禍の今、国芳のユーモアやポジティブな生き方が改めて注目されるのではないでしょうか。
旧暦3月5日は歌川国芳の命日。今年2021年は没後160年にあたります。こちらは門人の月岡芳年が、国芳の十三回忌で描いた、国芳の肖像画。猫好きな国芳が寂しくないよう、足元に白猫をそっと添えています。太田記念美術館では、今年の9/4~10/24に「没後160年記念 歌川国芳」展を開催します。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。上総広常には九尾の狐を退治したという伝説が。玉藻前という美女に化けて鳥羽上皇をたぶらかした九尾の狐。上総広常は千葉常胤と三浦義明と協力し、下野国の那須で九尾の狐を退治しました。楊洲周延「東絵昼夜競」より。※現在展示していません
本日2/22は #猫の日 ということで、猫の浮世絵をご紹介。猫が大好き過ぎる花魁、薄雲です。仕事の最中でも可愛がるので、妓楼の主人が見かねて猫を遠ざけると、病気になって寝込んでしまうほど。簪や着物の柄、紋まで猫柄になっているところにご注目。月岡芳年の作品。(※現在展示しておりません)
本日2/22は #猫の日 ということで、猫の浮世絵をご紹介。朝顔の鉢植えを持っている女性。着物をよく見てみると、これでもかというくらい猫がたくさん!みな首輪と鈴を付けているので、ペットの猫たちなのでしょう。明治時代にも猫好きはいたようですね。月岡芳年の作品。(※現在展示しておりません)
原宿の太田記念美術館では再来月の11月1日より「闇と光ー清親・安治・柳村」展を開催します。最近、大正・昭和の「新版画」が注目を集めていますが、それよりも早く、明治の初めに木版画の新たな表現の可能性を追求した「光線画」。小林清親はもちろん、井上安治や小倉柳村もたっぷりと紹介します。
歌川広重が描いた亀の絵をご紹介。亀が紐でぶら下げられている奇妙な状況です。実は「放し亀」として販売されているもの。客たちはこの亀を買い、自分の功徳のために、近くの川に放してあげました。現代からするとちょっと変わった商売ですね。「名所江戸百景 深川万年橋」より。#おうちで浮世絵
おうちにいても、驚きの発見はあるようです。締め切った雨戸に空いた小さな穴。そこから光が入り、反転した富士山の影が障子に映っています。葛飾北斎は『富嶽百景』三編でピンホール現象を描いています。 #おうちで浮世絵
骸骨が煙草を吸うと、目から煙が出ます。河鍋暁斎の『暁斎漫画』より。太田記念美術館にて10/29~12/19に開催の「河鍋暁斎 躍動する絵本」展で展示します。
旧暦3月5日は歌川国芳の命日。今年2021年は没後160年にあたります。猫好きだった国芳の冥福を祈って、国芳が描いた猫の絵をご紹介。尻尾が二つに分かれた、猫の妖怪・猫又です。手拭いを頭にかぶって楽しそうに踊っています。
この夏、太田記念美術館では「浮世絵動物園」を開催いたします。春信、春章、北斎、広重、国芳、芳年など、各時代を代表する絵師たちの作品もご紹介。会期は7/30~9/25、前後期で全点展示替えいたします。どうぞお楽しみに!