右端のぬらりひょんの肩に手をかけ、何かを伝えようとしている山彦。その後ろにいるオオカミは後ろを振り向いて驚いた表情ですが、彼らの後ろには何がいるのか?答えは11/27(土)より太田記念美術館にて開催の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて。展示室2階でこの作品の続きをご覧いただけます。
【新着記事】雷が落ちる瞬間を捉えた浮世絵を集めてみた|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n7c788fb20339
青と白で表された広重「枇杷と小禽」。描かれた白頭翁(シロガシラ)は、頭頂部の白さから白髪、すなわち長寿を表すおめでたい鳥とされました。印に用いられた赤も効果的です。来年1/5より開催の「浮世絵と中国」展で展示予定。詳細は→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/chi…
本日5/5は端午の節句。邪鬼を払い、病気から守ってくれる神様である鍾馗様の絵をご紹介。1枚目は葛飾北斎の『北斎漫画』三編、2枚目は妖怪画を得意とした鳥山石燕の『鳥山彦』という絵本より。同じ鍾馗でも絵師によって雰囲気が変わります。新型コロナの収束を祈念して #おうちで浮世絵
梅が見ごろの季節ということで、梅を描いた浮世絵をご紹介。歌川広重の代表作「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」です。梅の幹を手前に大きくクローズアップした構図に目が行きがちですが、その奥で春の訪れを一足早く感じている見物客たちの姿もお見逃しなく。※現在展示しておりません。
【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした、可愛らしいアクリルキーホルダー。「にはかあめんぼう」「百ものがたり」「ぼんぼん」の全部で3種類です。太田記念美術館の受付にて、各税込550円で販売しています。(制作はアダチ版画研究所@ukiyoe_adachi
おそろしい鬼の顔のような甲羅の鬼面蟹(ヘイケガニの一種)を描きます。画中の説明では、家の戸に甲羅を吊るすと厄除けになるとされ、捕まえることが難しい地域では代わりに絵を貼るとよいとあります。太田記念美術館で夏に開催の「浮世絵動物園」にて展示予定。
明治半ばに作られた団扇絵をご紹介。かわいらしい猫が招き猫のようなポーズをしています。名札には「金八」とあり、座布団は小判の花模様。これを使えば、かわいいだけでなく金運もあがりそうな団扇のできあがりです。「浮世絵動物園」後期(~9/25)にて展示中。#浮世絵動物園
#平家物語 にまつわる浮世絵をご紹介。祇王(ぎおう)という白拍子を寵愛していた平清盛。しかし仏御前という別の白拍子に心移りし、祇王とその妹の祇女を屋敷から追い出してしまいます。そんな場面を描いた楊洲周延の浮世絵。2枚目が仏御前、3枚目が祇王です。※現在展示していません。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。源頼朝の叔父であり、頼家の正室・つつじ(辻殿)の祖父である鎮西八郎為朝。月岡芳年が「新形三十六怪撰」の中で、痘鬼神(天然痘)を追い払っている様子を描いています。※現在展示していません。
ウサギが荷物を運んでいます。現代のキャリーカートのような形の車は「三声車」。「三泣き車」とも言い、明治初期に丁稚などによく使われたそうです。盛正「流行車つくし」より。10/1から太田記念美術館で開催の「はこぶ浮世絵」展にて展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/hak… #はこぶ浮世絵
恋しい人の名を腕に刻む女性。手ぬぐいを噛みしめ痛みに耐えています。また苦痛に歪む顔をよく見ると眉やまつ毛はとても細やかに表されており、こうした緻密な細部描写も凄みある女性美を生み出す要素となっています。来年1/5より開催「江戸の恋」にて展示いたします。
『仮名手本忠臣蔵』の人物をカエルに置きかえた歌川国芳「蝦蟇手本ひやうきんくら(がまでほん ひょうきんぐら)」。戸無瀬と小浪の旅路を描く本図では、背後の富士までカエルになっています。太田記念美術館「浮世絵動物園」前期(~8/28)にて展示中。
背景も華やかですが、男たちのファッションも負けていません。浴衣や彫物だけでなく、手拭いや煙管、団扇といった小道具の見せ方にもご注目。昨年開催した「和装男子」展。オンライン展覧会では、現在でも有料でご覧いただます。粋な男性たちを描いた67点+αの浮世絵を配信→otakinen-museum.note.jp/n/nfd18e8189eb…
【まもなく開幕】太田記念美術館では2/3から「#広重おじさん図譜」展が開幕。歌川広重の作品に顔を出す、味わい深くてユーモラスなおじさんたちを集めた展覧会です。前後期合わせて146点、全ておじさんが(陰の)主役。ぜひ会場であなたの推しおじを探してみてください。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/oji…
太田記念美術館では10/29~12/19に「河鍋暁斎 躍動する絵本」展を開催予定。これまで紹介される機会が少なかった河鍋暁斎の絵本を展示します。小さな画面に詰まった、人間や動物、妖怪たちのお祭り騒ぎをお楽しみに。展覧会の詳細は美術館HP→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kyo…
月岡芳年「月百姿 むさしのの月」。狐が、満月の光によって水面に照らされている自分の姿をじっと見つめています。はたして何を思っているのでしょうか。この作品は、オンライン展覧会「月岡芳年—血と妖艶 第3章 闇」otakinen-museum.note.jp/n/n9bb628ce688aにても紹介しています。
【他館展示情報】千葉県立中央博物館@chiba_chuohakuでは本日10/9(土)より「バラのすべて」展を開催。植物学、園芸史、美術史などさまざまな観点でバラを紹介。バラが描かれたヨーロッパの植物図譜やアール・ヌーヴォーのガラス工芸、さらに浮世絵も展示されます。詳しくは→www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/co…
筋骨隆々の猫の力士たち。その四股名は「三毛ケ嶽」や「にやごが峰」です。切ってトントン相撲ができるおもちゃ絵で、行司や呼び出し、土俵も付いています。「#江戸にゃんこ  浮世絵ネコづくし」にて4/25まで展示中です。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya
#平家物語 にまつわる浮世絵をご紹介。熱病に苦しむ亡くなる直前の平清盛を、月岡芳年が描いています。枕元にいるのは閻魔大王や地獄の獄卒たち。画面の右端にいる草色の衣装の人物は清盛の息子の平宗盛です。※現在展示しておりません。
#鎌倉殿の13人 のウラ話トークSPにちなんで、過去に紹介した浮世絵を改めてご紹介。一ノ谷の戦いで崖を降りて平家の陣を背後から突いた源九郎義経。その様子を歌川広重が描いています。馬を背負って降りるのは畠山重忠。末代までの語り草になりそうです。
かわいい犬の浮世絵をご紹介。武家の女性たちが箏の演奏に耳を傾けていますが、綺麗な座布団の特等席に、狆(ちん)がちょこんと座っています。ペットとして大事に飼われていたのでしょう。青い目をしていますね。歌川国芳の作品。 #おうちで浮世絵 太田記念美術館は展示替えのため5/20まで休館中。
太田記念美術館では、さまざまな恋が描かれた浮世絵をご紹介する「江戸の恋」展を2022年1月5日より開催いたします。芳年作品は9点を展示予定です。
本日12/8は今年の #最後の満月 ということで、小倉柳村が描いた満月の浮世絵をご紹介。「御茶水之景」(個人蔵)です。満月の光に照らされた夜景が、木版画とは思えない淡い色合いで表現されています。東京・原宿にある太田記念美術館の「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて12/18まで展示。#tokyomuseums
#カボチャ が描かれた浮世絵をご紹介。キツネがカボチャを竹の先に結んで担いでいます。実は人間を化かして大名行列ごっこをしている最中。カボチャは挟み箱に見立てています。作品全体の画像は、こちらの記事をご覧ください→otakinen-museum.note.jp/n/n8a881bfaab84 ※現在展示していません。