案外、奇抜な構図が好きだった歌川広重。こちらは馬のお尻をアップにしています。広重は馬の足元にしゃがみこんで、町並みをスケッチしたのでしょうか。この場所がどこかは、オンライン展覧会「浮世絵動物園ー歌川広重「名所江戸百景」」(有料200円)にて紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/nf56226741bd7
御茶ノ水を描いた北寿の作品。このあたりの渓谷は、神田山という台地を分断して掘り下げるという、仙台藩による大工事で生み出された地形でした。崖の中央に見えるのは、水道橋の由来となった掛樋(水道管)。太田記念美術館で10/10から開催する「江戸の土木」展で展示予定。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/dob…
本日2/23は #富士山の日 ということで、歌川広重が描いた威風堂々の富士山をご紹介。「名所江戸百景 する賀てふ」。大勢の人でにぎわう江戸の町を富士山が見守っています。場所は現在の日本橋三越本店あたり。実際にはこんなに富士山が大きく見えるはずはないのですが…。※現在展示しておりません。
猫のお蕎麦屋さんをレポートしてみた|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n12f7131f889d
【グッズ紹介】歌川広重のネコたちを散らした可愛らしい手拭い。オレンジと白の2種類があり、各1,100円(税込)です。広重の『浮世画譜』を元にしています。太田記念美術館の受付にて販売中。「浮世絵動物園」展(9/25まで)にお越しの際、ぜひ手に取って見て下さい。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
#ブラタモリ をご覧になって江戸の町の地形に興味を持った方。太田記念美術館のオンライン展覧会「江戸の凸凹」展もぜひご参考下さい。otakinen-museum.note.jp/n/n1e5bbc983fa2
#今日の推しおじ 本日は、「行書東海道」の鞠子のおじさん。東海道の鞠子宿で、仲良く名物のとろろ汁を食べています。「うまい!」という声が聞こえてきそう。太田記念美術館で2/3から開催の #広重おじさん図譜 展で2/3~26に展示。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。源義経と武蔵坊弁慶が初めて出会った場面を振り返らずにはいられません。京都の五条大橋で義経と戦った弁慶。義経に負けた後、生涯、義経に忠誠を誓いました。月岡芳年の「義経記五條橋之図」より。※現在、展示していません。
【他館展示情報】港区立郷土歴史館@minatorekishiでは「Life with ネコ」展を9/11まで開催中。ネコと人との関わりの歴史を、考古資料や文献資料、浮世絵などから探る。イヌやトラも登場。詳しくは→minato-rekishi.com/exhibition/nek… 南北線・三田線の白金台駅・2番出口を出てすぐ。
猫の学校の様子です。外では体操をする猫たちも。男の子猫たちには洋装も増えてきているようです。太田記念美術館で4-5月開催の「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」にて展示予定です。詳細は→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya…
桜を描いた浮世絵をご紹介。歌川広重の「冨士三十六景 武蔵小金井」です。川沿いに咲く満開の桜も美しいのですが、手前の桜の木にご注目ください。よく見ると、木の洞の向こうに、遠くの富士山が隠れていました。歌川広重の遊び心にあふれた作品です。※現在展示していません。
旧暦5月28日は、建久4年(1193)に曽我の仇討ちが起きた日。曽我十郎と五郎の兄弟が、頼朝の富士の巻狩りの際に、親の仇である工藤祐経を討ち取りました。図は鞘から刀を抜き、仇討ちに向かう五郎。月岡芳年「月百姿」からの一点です。太田記念美術館で7/1より開催の「源平合戦から鎌倉へ」展で展示。
浴衣姿の女性が行灯に火をいれています。注目したいのは簪。鞠と遊ぶ猫があしらわれています。猫の姿も本当に鞠をねらっているかのようです。太田記念美術館で4-5月開催の「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」にて展示予定です。
【新着記事】大正時代だけでなく、幕末にも人を襲う鬼がいたようです。幕末に人を食べる鬼娘がいた話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nc58c1c417fac
歌川国芳と弟子の芳虎が描いた木菟(みみずく)。どちらも赤一色で摺られた疱瘡除けの「疱瘡絵」です。木菟は目がぱっちりしていることから、失明の危険があった疱瘡に縁起が良いとされました。太田記念美術館で開催中の「信じるココロ」展にて2/27まで展示。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…
太田記念美術館では10/24まで「没後160年記念 歌川国芳」展を開催中。「相馬の古内裏」はもちろん、鯨、鰐鮫、鯉という巨大なお魚?(鯨は哺乳類ですが)も並べて展示中。会期終了に向けて混雑が予想されますので、お早めのご来館がおすすめです。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kun…
#平家物語 にちなんだ浮世絵をご紹介。福原に遷都した平清盛の前に出現した骸骨。葛飾北為がこの場面を描くと、ご覧のとおり、山ほどの骸骨たちが。ただ、やはり清盛ににらまれると、これだけの数にも関わらず、恐れをなして退散してしまいます。※現在展示していません
かわいい犬の浮世絵をご紹介。歌川国芳の「百人一首之内 大江千里」。夜空に輝く満月とその周囲の月暈に目を奪われますが、足元をよくみると、2匹の犬が寄り添って眠っています。サラッとしたタッチでも犬たちの愛らしさが伝わってくるのは、さすが国芳。(※現在展示していません) #おうちで浮世絵
江戸時代の浮世絵でも歴史上の偉人を女性化することが行われています。こちらは「三国志」の三顧の礼。孔明の家を訪れる劉備・関羽・張飛が女性たちの姿で描かれています。来年1/5より開催の「浮世絵と中国」展で展示予定。
京極夏彦氏のミステリ小説『姑獲鳥の夏』で姑獲鳥(うぶめ)という妖怪を知った方も多いのでは。難産で死んだ女性の霊が妖怪になったとされ、赤子を抱えてすすり泣く姿で描かれます。太田記念美術館の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展では暁斎が描いた姑獲鳥が3図、展示されています。12/19(日)まで。
両手と両足に扇子を持って、楽しげに踊っている骸骨。さらに頭に鉢巻を巻いて、扇子を挿しています。骸骨と同じように、扇子も骨だけのようです。オンライン展覧会「河鍋暁斎ー躍動する絵本 」では河鍋暁斎が描いた骸骨、人物、動物、妖怪など有料配信中→otakinen-museum.note.jp/n/nfcbb0750e83…
冬の寒い夜、鷹が小鳥を捕らえてつかみ、足をあたためることを「温め鳥(ぬくめどり)」といいます。河鍋暁斎は「ヌクメタカ」と題してその様子を描いています。雀をつかんだ鷹。ちょっと得意げな表情です。原宿の太田記念美術館にて開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて12/19(日)まで展示中。
本日8/30、午前10時のJR原宿駅・旧駅舎。先日より解体工事が始まりましたが、まだ外観の解体までは進んでおりません。原宿駅を見納めしておきたいという方は、お早めに。ちなみに、原宿駅近くの太田記念美術館では「月岡芳年ー血と妖艶」展が開催中。前期は本日8/30まで。その後、全点展示替えします。
【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした、アダチ版画研究所@ukiyoe_adachi制作のアクリルキーホルダー。全部で3種類ございます。太田記念美術館の受付にて、各税込550円で販売中。通販をご希望の方はアダチ版画のオンラインストアをご利用下さい→adachi-hanga.com/ukiyo-e/catego…
涙にくれるのは虎御前。『曽我物語』に登場する曽我兄弟の兄、十郎祐成の恋人とされる大磯の遊女で、兄弟が仇討ちを果たし祐成も命を散らしたと知り嘆きます。この日(5月28日)降る雨は、虎の悲しみの涙とされ「虎が雨」とも呼ばれたと伝わります。太田記念美術館「江戸の恋」にて展示中。1/30まで。