本日は重陽の節句ということで、関連する浮世絵をご紹介。旧暦9月の縁日で菊の花を楽しむのは武家の女性。江戸時代は園芸文化も花開いた時代でした。※現在は展示していません。
フェリシモミュージアム部@f_museumbu のご協力を得てぬいぐるみ化が実現した虎子石と十二支の生き物。元絵となった歌川芳員「東海道五十三次内 大磯」および歌川芳虎「家内安全ヲ守 十二支之図」は現在展示されておりませんのでご注意ください。
猫、犬、兎、蛙、牛、虎、鳥から、ゴジラまで。浮世絵に描かれた動物たちを紹介するコラムを20本以上配信しています。すべて無料でご覧いただけます。動物好きの方、お正月休みにどうぞお楽しみください。otakinen-museum.note.jp/m/m17f6c0391853
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。先週ご紹介した #曽我兄弟 の弟、曽我五郎時致を描いた、月岡芳年の「月百姿 雨後の山月 時致」。富士の巻狩りで敵討ちをしようという場面でした。狙った首は、工藤祐経か、それとも…。※現在展示しておりません。
来年2023年は卯年ということで、河鍋暁斎が描いたウサギをご紹介。『暁斎楽画』という絵本より。本物のウサギを目の前にスケッチしたかのようなリアルな描写です。暁斎の絵本を編集した太田記念美術館監修の『暁斎絵本』も青幻舎より発売中です→amazon.co.jp/%E6%9A%81%E6%9…
本日は七夕ということで歌川広重「名所江戸百景 市中繁栄七夕祭」をご紹介。家々から青竹が掲げられ、短冊や色紙をはじめ、吹き流し、大福帳、算盤、スイカなどさまざまな飾り物が風になびきます。※現在は展示していません。
2年前に開催した「異世界への誘い―妖怪・霊界・異国」展は、現在でもオンライン上で楽しめます→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703。展示作品71点+オンライン展覧会のみの追加作品5点が、有料800円でいつでもどこでも見放題。日曜のおうち時間、妖怪や幽霊の浮世絵を眺めてみるのはいかがでしょうか。
迷惑そうな表情の猫。どうやら女性に踊りを踊らされているようです。太田記念美術館「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28まで展示中です。
こちらは部分拡大。リボンを結んだ女の子猫に、おもちゃを見て喜ぶ男の子猫。ちょっと大きな草履を履いている姿も可愛らしいですね。
カエルとモグラの相撲。行司はコウモリが務めます。軍配は葉っぱ。カエルが得意の河津掛けをかけているところで、モグラは慌てた表情です。河鍋暁斎の『暁斎酔画』三編より。太田記念美術館にて10/29~12/19に開催する「河鍋暁斎 躍動する絵本」展で展示予定です。
明日5/5は端午の節句。浮世絵に描かれた鯉のぼりと言えば、なんといっても歌川広重の「名所江戸百景 水道橋駿河台」。江戸の町の空を悠々と泳いでいます。遠くに見える富士山との対比も鑑賞のポイント。広重の構図のセンスが光ります。※現在展示していません。
雨をとらえた作品をご紹介。川瀬巴水「五月雨(荒川)」。女性は傘をさしていますが、雨はもうそれほどは降っていないようです。静けさの漂う荒川の水辺で、女性は舟のなかの男性と視線を交わしているのでしょうか。※現在展示していません。
【グッズ紹介】歌川広重の浮世絵に登場するおじさんたちがアクリルスタンドになりました。ご覧の3種類を、「広重おじさん図譜」展にあわせて、太田記念美術館受付で販売しています。各550円(税込)。グッズの制作は中山道広重美術館@hiroshige_enaです。
秋、寒くなる前に障子の補修をする女性。しかし、左下の枠からは飼い猫が身を乗り出してきていて・・・。女性はまだ気づいていませんが無事に作業が終わることを祈るばかりです。太田記念美術館で4-5月開催の「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」にて展示予定です。
【グッズ情報】太田記念美術館では、フェリシモミュージアム部@f_museumbuさんとのコラボで生まれた、虎子石と十二支の生き物のぬいぐるみを本日より販売開始。右の写真は美術館地下の倉庫で販売に向けてウォームアップする虎子石たち。
【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした、アダチ版画研究所@ukiyoe_adachi制作のアクリルキーホルダー。こちらは「にはかあめんぼう」。急な夕立にあい、自分の尾びれを傘代わりにして頭を隠す金魚。ヒレがまるで走っている足のようです。太田記念美術館受付にて税込550円で販売中。
猫の蕎麦屋は今日も大賑わい。店員がお蕎麦をひっくり返したりするアクシデントもありますが、子どもから大人までその味を楽しんでいます。太田記念美術館で4-5月開催「#江戸にゃんこ  浮世絵ネコづくし」後期(4/29~5/28)にて展示予定です。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya…
本日7/18は #海の日 ということで、江戸湾の海の青さが美しい歌川広重の「名所江戸百景 南品川鮫洲海岸」をご紹介。今では埋め立てられた鮫洲付近。かつてはご覧のように海苔の養殖が盛んに行われていました。※現在展示していません。
【テレビ番組情報】1/16(日)のEテレ「日曜美術館」にて放送予定でした「激動の時を生きた浮世絵師 月岡芳年」は後日に延期となりました。放送日が決まり次第、こちらのツイートでもお知らせいたします。
太田記念美術館がツイッターでこれまで紹介してきたさまざまな動物たちが1冊の画集にまとまりました。可愛くて、ゆかいな動物たちが大集合。『浮世絵動物園』は小学館より本日5/19発売です。B5判128頁、税込2640円。amazon.co.jp/%E6%B5%AE%E4%B…
太田記念美術館公式「虎子石」LINEスタンプ→line.me/S/sticker/1524… で虎子石が背中に乗っているのは、歌川芳虎が描いた干支がすべて一体になった不思議な生き物。詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ→「江戸時代のポケモン?のルーツを探ってみた」otakinen-museum.note.jp/n/n170d02cc374d
妖怪たちの楽しい影絵。ろくろ首、唐傘お化け、河童たち。幾英の「しん板かげゑづくし」より。太田記念美術館のオンライン展覧会「異世界への誘いー妖怪・霊界・異国」展では、作品全体の画像を紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703
来年2023年は卯年ということで、ウサギを描いた浮世絵をご紹介。膳の上に載せられた雪ウサギです。雪の降る夜、暖かい部屋から出ようとしない花魁のために、誰かが作って持ってきてあげたのでしょうか。かなり丁寧に作り込んでいます。歌川豊国の作品です。※太田記念美術館は来年1/4まで休館中。
太田記念美術館、#キュレーターバトル に参戦中!今回ご紹介する #ナゾすぎる 作品は、歌川国貞と歌川広重の合作「双筆五十三次 加奈川」。団子を頬張っている青髭の男性。髪をよく見ると、ちょんまげではなく女性のヘアスタイル。なぜか女物のカツラをかぶっているようです。※現在展示していません
巻貝の中に入った不思議な女性。幕末に越後国に現れたという「海出人」を描いた作品です。女性は自分の姿を描いて家に貼ると、流行病から逃れられると言い残して消えたそうです。太田記念美術館で2/4(金)より開催の「信じるココロー信仰・迷信・噂話」展で出品。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…