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精密誘導爆撃を行った後、全員の抹殺には失敗しその建屋から人影が複数出てきた場合、衛星や観測機によって彼らは追尾され、逃げ込んだ先に再び精密誘導爆撃が行われる。すると今度はその建屋には別の人々もいるため、また逃げ出す人影が複数発生する。これらを次々と爆撃していくループが生まれる。
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2018年,ロシア軍電子戦部隊はシリアの自軍拠点域の電話通信に対しジャミングを実施した。
フメイム航空基地とタルトゥース海軍基地で2G及び3G通信システムを妨害。前年12月の迫撃及び1月の多数ドローン爆撃が、基地内のどれかの電話シグナルを探知し誘導されていたため自軍への電子妨害に踏み切った
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Ethan Riderという写真家サイトに多くのアフリカの武器写真が掲載されています
彼はアフリカで調査を行い多様な武器があることを明らかにしてくれています。とにかくサイトが素晴らしく一覧だけでなくクリックすると丁寧な説明文まで書いてくれています。本や記事もあります
ertribal.com/index.php/trib…
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兵科記号(軍隊符号)と軍事略語
同好の人向け。作戦図・戦況図を読み解く際に役立つネットで見られる兵科記号と軍事用語・略語のリンク集作ってみました。ほぼ米軍作成の英語資料でソ連・ドイツ中心にNATOと日本陸軍も。
逐次追加予定です。
warhistory-quest.blog.jp/18-Oct-09
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後半
通りに出て数百mの対象へ攻撃をした。敵が接近可能な位置で姿を晒していたので当然の様に対戦車攻撃を受けている。攻撃を継続したのは戦車の装甲が如何に意味を持っているかの証明だが、この事例は極めて危険。
故に工兵のシリア式塁壁の建設や、戦車が移動しながら射撃することが重要視される。
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古代トラキア人の軍は4列の陣を敷いた
最前1列目には弱兵、2列目には強兵が、3列目に騎兵が並んだ。そして最後方4列目は女性部隊で構成されていた。
もし前の男達が戦いに狼狽えるようなら彼らを罵倒したり泣いたりして戦場からの逃亡を防いだ。
オドリュサイ騎兵の論文より
academia.edu/744900/Odrysia…
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綾部編集の依頼により寄稿しました記事の一部に、ロシア陸軍集誌5月号に記された対戦車兵狩りを行うスナイパー・コマンドーの運用を書いていますが、スナイパーに関し他の運用もウクライナ戦争で確認されつつあるので、少し記します。
5月、露側の最前線スナイパーのインタビューで興味深い証言がでた twitter.com/Col_AYABE/stat…
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『降伏史 ―戦闘は如何にして終わるのか―』How Fighting Ends: A History of Surrender(2012,オックスフォード大学出版局)
噂には聞いていましたが素晴らしい本です。軍事史というより社会文化/歴史の学術書。和訳が出るの待ち遠しい。
oxford.universitypressscholarship.com/view/10.1093/a…
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資料紹介
1970年にCIAが入手したワルシャワ条約機構の南欧・トルコ侵攻計画の演習図
CIA公式サイトで写真や機密解除の報告書を公開してくれています。多いので作戦図のみ。西欧侵攻だけでなくアルプスを越えトルコの海峡も越える攻勢は大規模なもので、実に興味深いです。
warhistory-quest.blog.jp/19-Mar-20
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776高地の戦い
2000年に起きたロシア軍の空挺部隊とチェチェン武装勢力との山岳戦について拙稿作成しました
山岳ゲリラ戦を得意とする将ハッターブに対し第二次チェチェン紛争でロシア軍は大規模な山岳包囲作戦を展開し激闘となります
作戦と戦術の相関に着目しています
warhistory-quest.blog.jp/18-Jun-18
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16世紀ポーランド軍騎兵ならこの2020年の小論面白かったです
vestnik.spbu.ru/html20/s02/s02…
着眼点はフサリアでは無く且つ銃火器でもなく、弓騎兵の増大。
15末に複数種の騎兵(特にコサック軽騎兵)が、技術的要因よりむしろ国際情勢によって大規模になり、「軍」の洗練が起きた事を史料から見出しています
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対包囲戦術としての鈎型陣形について拙稿作成しました。
包囲攻撃を受けたとしてもそのインパクトを緩和し、耐久することができる方策です。概念的にはシンプルですが、これを組み合わせた逆襲戦術は非常に高度であるため、その前の基本として理解しておくものだと思います。
warhistory-quest.blog.jp/20-Sep-05
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現代ロシア軍が運用しているBTG(大隊戦術グループ)とミッションコマンド及び作戦術の関連性
以前紹介した米軍指揮幕僚大学外国軍事研究室のロシア軍分析論文から抜粋翻訳しました。
ロシアのグレーゾーン戦争観や米軍との作戦術の解釈に違いがあることも書かれています。
warhistory-quest.blog.jp/20-Feb-22
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機動防御を巡る米軍の混乱について拙稿作成しました。
機動防御は朧げなイメージの独自解釈を為されており、米軍内で長い論争を生みました。
部隊を移動させ打撃するだけではエリア防御との区別はつかず、逆襲や戦力配分比率、縦深性、指揮官意図の条件化が試みられています
warhistory-quest.blog.jp/20-Mar-23
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試訳「北アフリカ戦役:ロジスティクス査定」
WW2北アフリカ戦役での米軍ロジスティクス全般についてキッチン少将が記した論文を一部訳して戦況図を補足してみました。
人材調整(医療及び死者処置含む)、燃料、弾薬、修理、輸送の5つの項目毎に振り返っています。
warhistory-quest.blog.jp/18-Nov-25